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京都低迷の要因とJ1で戦う難しさ

■ 京都サンガ低迷の要因

昨シーズン、J2でリーグ優勝を果たしてJ1復帰を果たした京都サンガだったが、今シーズンは、32節を終えて最下位に低迷。J1残留の道は、かなり厳しくなった。残留のためには、残り2試合に連勝し、さらには、福岡とC大阪が勝利しないことが最低条件で、さらにその先には、入れ替え戦で勝利することが求められる。

32節を終えて、京都サンガの低迷に関して、一般的に考えられている要因を挙げてみると、

①シーズン前の補強の失敗

→ 即戦力は、千葉から獲得した林丈統のみ。昨シーズンからの上積みがほとんどないまま、J1を戦うことになった。

②スタートダッシュの失敗

→ 1節で横浜に1対4。2節で川崎に2対7で敗れた。予想外の大敗で、チームは、スタートダッシュに失敗した。

③柱谷幸一監督解任のタイミングが遅かった。

→ 柱谷幸一監督を解任したのが、25節終了後。京都と同様にスタートダッシュに失敗して低迷していた、C大阪と広島が8節終了時点、福岡が12節終了時点での監督交代であった。

④怪我人が多かった

→ シーズン途中に加入した、MFピニェイロとFWアンドレはほとんど試合に出ることなく、終盤戦をむかえた。また、サイドアタッカーのMF加藤も、シーズンを通して故障が多かった。

■ 京都低迷に関する私見

以上が、一般的に考えられている低迷の要因だが、ボクは、故障者の多さが一番の原因だったと思う。特に、アレモンを放出して獲得したCFアンドレの怪我の影響は大きく、アンドレの代わりに、田原や小原といった未知数の選手を起用せざる得なくなったことで、得点力が著しく低下した。ベストメンバーで試合が出来れば、京都の攻撃は迫力があるが、選手層が薄く怪我人が出ると対処できなくなる。

もうひとつ、柱谷幸一氏に代えて美濃部氏を監督にむかえたことも、状況を厳しくさせた要因だと考える。わずかな期間で、組織的な守備ができるチームに変貌させた美濃部新監督の手腕は素晴らしいが、降格圏内のチームに必要なのことは、得点を奪って、勝ち点3を得ることであった。美濃部氏就任後は、無駄な失点が減って守備力は向上したものの、得点機会も減ったため、7試合を終えていまだ未勝利である。

■ 誤った判断?

柱谷氏のサッカーは、以下のようなもの。

  ・基本は、4-2-2-2。
  ・両サイドの攻撃的MFに、ウイングタイプ(加藤・星・ピニレイロ)を起用し、斉藤の展開力を生かしたワイドなサッカー。
  ・中盤にスペースが出来やすく、プレスがかかりにくい。

美濃部氏のサッカーは、以下のようなもの。

  ・基本は、3-5-2。(5-3-2。)
  ・リアクションサッカー。
  ・高い位置で奪って、カウンターアタック主体。

個人的には、柱谷監督時代のサッカーのほうが、京都のメンバーに合ったサッカーをしていて、少なくともホームでは、勝ち点3を得る可能性が高いサッカーをしていたと思う。最後まで、柱谷氏に任せていれば、結果はかわっていたと思うが、まあ、それは憶測に過ぎない。ただひとつ言えることは、「結果が出ている監督を交代させるという判断」と、「結果が出ていない監督を交代させないという判断」をすることは難しいということ。サポーターの圧力もあり、仕方のない判断だったとはいえ、もったいない人事だったと思う。

※ それ以外の要因として、

・パウリーニョへの依存の高さ
・21節以降、ボランチを米田から石井に代えたことで、攻撃面で斉藤の負担が増大し、斉藤のマークがきつくなったこと。
・古巣復帰となった角田のパフォーマンスが期待通りでなかったこと。
・ホームで先制しながらリードを守りきれない試合が多く、波に乗れなかったこと。(特に悔やまれるのは、15節の千葉戦と28節の大分戦。
・ジョーカーとなりうる林が期待以下であったこと。

が挙げられる。


■ 痛感するJ1で戦うことの難しさ

昨シーズン、京都サンガは、J2では、他チームを圧倒してJ1昇格を決めた。おそらく、柱谷監督は、シーズン前に、昨シーズンのような戦いが出来ればそれなりにやっていけるという手ごたえはあったはずだ。プランが狂ったのは、何故か?

近年、J2のレベルは著しく向上している。ただ、やはり、J1のチームとは明確な差がある。今シーズンも、京都・福岡といった昇格組が、苦戦を強いられている。(その中で健闘している甲府は素晴らしい。)

■ 補強したくても出来ない

結果的に見ると、シーズン前の補強に問題があったのは間違いない。ただ、昇格チームが有効な補強をしようとしても、なかなか難しい。戦力補強に失敗したフロントを非難する意見もあるが、金銭的な問題もあるし、何よりJ1昇格チームに、他チームの有力選手が移籍してくる可能性は低い。

来シーズンから、横浜FC・柏・神戸のうち、少なくとも、2チームがJ1に昇格する。いずれのチームも、J2では、優れた組織的なサッカーを見せているが、個のタレントを見ると、即、J1で通用するとは思えない。来シーズン、この2チーム(3チーム)は、どんな状態でシーズンに臨むのだろうか、来シーズンの注目ポイントである。

■ 3度目の降格になる京都

仮に降格となると、3度目の降格となる。何人かの選手は他チームに引き抜かれるだろうけれど、それなりにメンバーが残れば、J2では上位に食い込むことが出来るだろう。問題はその先である。

京都は、1996年、はじめてJ1に昇格したとき、ピークを過ぎた名前のあるベテラン選手を大量に獲得したが、開幕17連敗を喫した。その教訓から、天皇杯を獲得した当時、主力だった黒部・松井・朴といったキープレーヤーが抜けたこともあって、将来を見据えて、有望な若手を中心に、J2時代から、J1でも戦えるチームを目指してチーム作って、そのうえで、今シーズンのJ1に臨んだはずだったが、これもうまくいかなかった。

J1初年度の戦い方は、難しい。新潟やFC東京、大宮のように、スタートダッシュをかけて、そのまま突っ走っていったケースもあるので、一年目さえうまく乗り切れれば、次シーズンは、(収入も増えるので、)さらに上位を目指した戦いも出来るのだが、一年目に降格しないようにチームを作るのは難しい。それが、またJリーグの面白さであり、チーム作りの面白さではあるが・・・。


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