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日本×中国 順当すぎる結果

■ ベストメンバーが初披露

反町監督が、「現時点でのベストメンバーがそろった」と語った北京五輪代表チームが、中国五輪代表と対戦。前回の対戦では、アウェーながら2対0と勝利をしたものの、内容的には押されており、大人のサッカーで勝利したという印象が残った。今回は、ホームということもあり、きっちりとした内容で勝利したいところ。日本は、平山が1トップで先発。苔口・増田・梶山・中村・本田・青山という、前回の試合で先発出場した6人がこの試合も先発で出場し、この6人で中盤を構成した。3バックは、増嶋が外れ、東京Vの一柳が先発で出場した。

立ち上がりに、セットプレーから2回続けてディフェンスのマークが外れて、ピンチを迎えるが、中国のシュートミスで救われる。すると、前半18分に、セットプレーのあとのカウンターから、苔口→増田→梶山とつないで先制のゴール。右サイドでカウンターの基点となった苔口から見事なサイドチェンジのパスが通ると、左サイドに位置した増田がクロス。中に待っていた平山の頭を飛び越えて、その裏にいた梶山が鮮やかなヘディングシュートを決めた。日本は、平山の1トップの布陣で、平山にマークが集中したところを、増田や苔口がうまくフリーになってボールを受けて、中国DFを切り崩しにかかった。

後半は立ち上がりこそ、中国の鋭い出足に劣勢をしいられる時間帯もあったが、後半37分に右サイドの中村のクロスをキーパーと競り合った平山が肩(?)で押し込んで追加点。終盤に中盤のミスからあわやのピンチを招いたが、全体的には、キーパーの西川が脅かされるシーンはほとんどなく、2対0で完勝した。

■ №10にふさわしいプレーを見せた増田誓志

今回のスタメンのベースになったのは、アウェーの中国戦のメンバーであった。そして、彼らは、前回の試合に続いて、十分に持ち味を発揮した。特に良かったのが、シャドーの位置に入った増田誓志。鹿島では、ボランチに入ることが多いが、中盤のバランスに気を使いすぎていて、攻撃的な部分ではなかなか持ち味を発揮できずにいるが、五輪代表では、より前の位置で起用されて、存分に力を見せている。飛び出す意識の強さやボールを持ってからドリブルで仕掛けて相手DFを軽やかにかわすプレーは、好調時の本山雅志を思い起こさせる。前を向いてボールを持ったときの期待感は、このメンバーでは随一。これほど、攻撃的な才能を見せられると、”アウトゥオリ監督が、増田をボランチで起用しているのは、はたして正しいことなのか?”と思ってしまう。№10にふさわしいプレーだった。

このチームの中盤の核は、”梶山陽平”であることが、この試合で判明した。終了間際にピッチを退くまで、攻守にわたってハイレベルなパフォーマンスを見せて、チームを牽引した。中盤の組み立てに関していうと、彼クラスの選手であれば、もっとボールを受けて、両サイドの中村と本田が持ち味を生かせるようなお膳立てのパスをどんどん出さなければならないが、自分がチームをリードするという意識がよく出ており、試合をコントロールした。最近のFC東京の試合を見る限り、今、梶山は、殻を破りつつある。ブレークは必至だ。

■ 本田の左ウイングバックでの起用の是非

左ウイングバックでの本田の起用に関していうと、あまり賛成ではない。4バックの左サイドバックや左サイドハーフでの起用はいいと思うが、ウイングバックは負担が大きい。格下の相手との試合であれば、本田をウイングバックにおいておくと、攻撃に幅が出て面白いと思うが、イーブンの相手との試合だと、どうしても左サイドの本田のスペースを狙われて、彼の攻撃的な持ち味が消されがちになる。

それでも、アウェーの中国戦に続いて、あわやゴールかというループシュートとヘディングシュートを見せて、能力の高さを示した。一番印象的だったのは、そのヘディングシュートの場面。後半の半ば過ぎに、右サイドからのクロスを中央に入り込んだ本田が、中国のDFに競り勝ってヘディングシュートした場面。高さのあるサイドプレーヤーというのは、これまでの日本にはなかなかいなかった。右サイドから崩して、平山と本田が中央に待っているという展開が作れるようだと、得点の可能性は広がる。

■ いいプレーを見せた平山とそのワケ

注目の平山だが、久々に代表チームでプレーしたということを考慮すると、かなりいい出来だったと思う。先週末のガンバ戦では前線で完全に孤立していて、全くいいプレーが出来ずに酷評されたが、足元へのパスが多く、サポートがほとんどない状態では致し方ない部分もあった。ガンバ戦では体も重そうだったが、この試合では、味方のサポートが十分に得られたこともあって、判断も的確だった。後半37分には、ラッキーな部分もあったが、キーパーと競り合ってゴールをマークした。

FC東京の試合では、なかなか本来のプレーができていなかったのに、五輪代表ではいきなり結果を出すことが出来たのはなぜか?それは、ずばりチームメートからの信頼感の違いにあると思う。このチームでは、ユース代表のときからずっと国際舞台で結果を出してきた平山に対して、チームメートは絶大な信頼を寄せている。平山の足元にボールが入れば、確実にキープしてくれると思っている。そして、ヘディングで勝負したら必ず勝てる、と思っている。だから、みんなサポートの位置に入る。よって、平山も落ち着いてプレーできるし、あわてることもなく、無理なプレーをせずにすむし、自分のストロングを出すことに集中できる。ゴールが奪えるのも必然である。

それにしても、平山は、驚異的な高さを生かして、アバウトなロングキックに対しても、5割を超える確率で相手DFに競り勝って、マイボールにすることが出来る。これは、どれだけ味方を楽にする、価値のあるプレーだろうか。素晴らしい才能である。

■ 危ないシーンはほとんどなかった3バック

まだまだ、不安の残る3バックだが、この試合ではさほど危ない場面はなく、前回の試合で大忙しだった伊野波が、画面に登場する機会はほとんどなかった。青山については、このくらいの相手ならば余裕をもって対応できており、中国が得点を奪うには、まずは涼しい顔でプレーする青山をあわてさせなければならなかった。しかしながら、青山が冷や汗をかくようなシーンはなかった。

■ 課題はビルドアップ

チーム全体でいうと、この時期にしては上出来の試合だった。ただ、改善すべき点もいくつか見受けられた。そのひとつは、ビルドアップ。本来はボランチの伊野波がセンターバックの中央に入ったが、中国のFWが比較的、前からプレッシャーをかけてきたこともあって、安易に平山にロングボールを出して相手に跳ね返されるシーンや、ボランチに苦しいパスを出して、相手に奪われそうになるシーンがあった。梶山がいるにもかかわらず、なかなかボールが落ち着かずに、両サイドの中村と本田を有効に生かせなかった。ビルドアップに関しては、約束事を決めれば、ある程度は何とかなるものだが、今後に向けては、課題のひとつに挙げられる。

■ 中国に必要なリーダー

相手の中国代表だが、アウェーということもあったが、前回のチームよりも迫力がなく、目立った選手はいなかった。中国は、2004年の11月にドイツ大会の予選を終えており、日本と比べると、1年7ヶ月も前に、北京五輪と南アフリカ大会に向けて新しいチーム作りを始めているはず。どういうメンバーが本来の主力選手なのか存じないが、おそらく、主力メンバーの多くは、今回は特別な事情があって、来日しなかったのだろうであろう。そうでないと、しっかりと準備をしてきた(はずの)中国が、チーム発足間もない日本に連敗するはずがない。

この試合のレフェリーは不可解な中国寄りの判定が多く、中国代表には多くのセットプレーが与えられたが、すべて二アサイドの平山に跳ね返されてしまった。中国代表には、何よりも、臨機応変に試合展開を読んで、対応出来るリーダーが必要である。個々の選手を見ると、技術があって、身体能力もあって、いい選手なのだろう。ただ、中国の選手は、みんな同じに見える。個性が乏しい。

■ 第二の黄金世代になれるのか?

このチームの最終目標は、「北京五輪でのメダル獲得」になるだろう。それは簡単なことではないが、このメンバーを見れば、不可能なことではない。そのためには、立ち上がりのこの時期は、いろいろな選手を起用してみて、どの組み合わせがベストなのかを探る必要がある。

それにしても、Jリーグで存在感を発揮する上田や谷口が時間稼ぎ要因で、カレンや水野や家長が出番なしという選手層の厚さ。(しかも、ユース代表は、まだメンバー入りしていない状況。)このチームの可能性の高さを感じずにはいられない。




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確かに中国が強かったことはありませんね(^^;
A代表経験者が多いということで過大な期待をしてしまったかな・・・。

>>> 新右衛門さん

谷口・青山のダブルボランチでも、面白いと思いますし、谷口・梶山でも面白いと思います。上田もいますし、ボランチの組み合わせは、無数にありそうです。

>>> ぶるさん

試合を重ねていくと、もっと良くなると思います。何人かはメンバーが代わりますが、アジア大会が楽しみです。

>>> ponさん

そもそも、中国代表が強かったことなんて、これまで、ほとんどないので・・・。たぶん、今回のメンバーも、Cリーグではもっと、いいプレーをしているんでしょうが・・・。

みなさん、なかなか高評価のようですね。
僕は日本がどうというよりも、中国の弱さにがっかりしました。個々の能力もそんなに高いと思った選手はいなかったし、戦術面では何も感じられなかった。本当に順当過ぎるくらい、当たり前の勝利だというのがこの試合の印象です。
来月対戦する韓国がどのようなチームかは知りませんが、中国よりはレベルが高いと思うのでそこで日本の実力やこれからの期待度がわかるかなと思ってます。

家長がベンチ外なんて聞いたものですから、だいぶ適当に見てしまいましたが…

合宿期間が短いせいもあり、チーム全体が連動したかと言われれば微妙なところもありましたが、ポイントポイントでいいプレーが見られてよかったです。
個々の能力はかなり高いな、と感じました。
DFが時々慌てて、パスできるのにクリアをしてしまうような場面もありましたが、人に対してはかなり強いようで、今後経験をつむことでプラスアルファの能力を身につけていったら、かなりいい守備陣が築けそうだと思いました。

中国は、あまり強くなかったように見えましたが、A代表経験者が何人もいるということですし、その中国に完勝できたのは評価していいのかな、と思いました。
ただ、チャンスをもっと作れなかったものか…もっと出来ると思っているので。

じじさん、こんにちは。
私も今回のU-21日本代表は良い出来だったと思いました。
平山も増田も梶山も素晴らしく、先制点の崩し方などを見ても、五輪予選に向けて少し楽観視してしまいそうなくらい期待を持ってしまいました。
また、ボランチの青山敏弘は、オシムが好みそうな良い選手ですね。A代表の鈴木啓太のように、視覚的には目立ちはしませんが、守備の貢献度では抜群の存在感がある選手だと思います。はじめはなぜ谷口が出ないのか不思議に思っていましたが、この試合を観ていてその理由がわかったような気がします。青山と谷口のダブルボランチも面白そうな気がします。
来月のU-21韓国代表戦もこの調子で勝ってほしいですね。

>>> RRさん

特に、中盤はメンバーが揃いすぎているので、反町さんは相当に組み合わせで悩みそうですが・・・。

↓こんな意見もありますが、

http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2006/08/post_491.html

かなりの期待をかけてもいいチームだと思います。

期待できますねー。谷口やら梅崎やら内田やらがまだ控えてますからね。

平山が思ったほど悪くなく(こんなもんじゃ困る)、中盤ボックスの四人がしっかり連携取れていましたし、両サイドも強かったです。DF陣はさすがに不安ですが。青山敏が良い出来でしたね。

全体の課題もはっきりしているし、攻撃もかなりワイドに使えていて、なによりどこからでも勝負にいける回し方が出来ている。スタメン争いも相当厳しくなりそうな予感が漂っています。本田と家長、梶山と谷口、等々。人材的に4バックがなさそうなのが少し残念ではありますが、この先見ていきたいチームですね。
てか、A代表もっとがんばれ。

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