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ボスニアヘルツェゴビナ戦 魂の同点ゴール①

今年最初のフルメンバーが揃っての代表ゲーム。会場は予選のブラジル戦を行うドイツのヴェストファーレン・シュタディオン。注目のスタメンは、中盤はコンフェデ2005と同じ中田、福西、中村、小笠原の4人。2トップは高原と久保。

相手のボスニアは、HSVのバルバレスが中心。バルバレスは、ブンデスリーガの得点王の過去があるが、近年はFWというよりはトップ下(1.5列目)でプレーする。188cmと高さはあるか、繊細なボールタッチと意外性のあるプレーが魅力の選手。プルソ(クロアチア)やビドゥカ(オーストラリア)とはまったくタイプが異なる。もしかしたら肉弾戦を挑んでくる二人よりも宮本と中澤はやりにくいかもしれない。

前半は、日本のペース。やはり、ボールを持てる選手が複数いる日本が中盤を制する。目立ったのは、中田英。コンディションは、最近のボルトンの試合を見ていて問題ないことは分かっていたが、ボルトンでプレーしているときより中田にボールが集まるので、やりやすそうだし、楽しそうにプレーしている。それにしても、ここ最近の中田のロングボールの精度の高さは、驚き。この年になって、ここまでキックの精度が上がる選手は珍しいと思う。福西とのコンビだが、引き気味なのはむしろ中田の方で、最終ラインに入って、組み立てを行うこともしばしば。これなら、小野-中田の攻撃的なダブルボランチでも問題なさそうだが。

2トップで先発の高原は、久々にいいプレーを見せた。ブンデスでも、出場機会が増えていたが、なかなか結果が出せず、また内容も良くなかったので不安視していたが、運動量もあり、ポストプレーも良かった。先制ゴールはその高原で、中村のコーナーからヘディングで叩き込んだ。

そして後半。ボスニアが、同点に追いつこうと前がかりになって攻めてくる。前半は、カウンターでしか攻撃チャンスがなかったが、サイドを基点に、センタリングのチャンスが増えてくる。同点ゴールは、後半11分のPKでのミシモヴィッチのゴール。バルバレスを倒したとして中澤のファイルを取られたが、これは完全にシミュレーション。一流の主審であれば、バルバレスにイエローカードが出されるところだが、今日のレフェリーは一流ではなかったようで、日本にとっては不運であった。

このミスジャンジを境に、試合はボスニアのペースになる。日本も、中村のフリーキックから高原のヘディングシュートであわやの場面もあったが、両サイドをワイドに使う、ボスニアの攻撃に防戦一方の時間が続いた。ジーコが、小野と稲本を投入して修正を図ろうとした後半22分に、ボスニアがフリーキックから、スパヒッチが決めて勝ち越す。

日本は、柳沢、大黒を投入して、局面打開を図るも、運動量が落ちてしまい、1対2で敗戦かと思われたが、ロスタイム、最後のプレーで中村からのクロスに、中田英が執念で押し込んで、同点ゴール。試合は、2対2の引き分けで終わった。




日本の選手で、一番良かったと思うのは、当然、中田英寿。最後のゴールがなくてもMan of the Matchは確実だった。”困ったときは、ヒデが何とかしてくれる”という、ジョホールバルから続いていた日本サッカーの神話がよみがえり、この試合は今後に大きな影響を与える一戦になりそうだ。

高原も良かった。相方の久保が、ブレーキだったのに対して、精力的な動きを見せた。これで、第1フォワードは高原で決まりかなと思う。久保は、この選手の持ち味とはいえ、良かっり悪かったりで不安定でエ-スを任せるには不安がある。

いまひとつ物足りなかったのは、中村俊輔。セルティックでは不動のレギュラーだが、ここ3試合は怪我のためスタメンを外れていて、長時間プレーしたのは、ほぼ1ヶ月ぶり。復帰戦で2アシストはさすがだが、どうもポジションが下がりすぎで、いい位置でボールを持てていなかった。もともと、ボールを持ちたがりの選手だが、もっとゲームメークはボランチの中田(小野)に任せて、チャンスメーカー&フィニッシャに徹したほうがいいと思う。

小笠原は、正直、あまり良くなかったと思う。4-2-2-2の攻撃的MFは、アントラーズでいつもやっているポジションだが、プレーの意図が不明確で、ボールを自分に集めてほしいのか、囮で使ってほしいのか。前線に飛び出したいのかはっきりしない。ジーコの信頼は厚いが、この位置には、是非、ドリブルで前を向いて仕掛けられる選手(長谷部 or 松井)を置いてほしい。そうすれば、攻撃のバリエーションが増えると思う。小笠原の守備意識の低さは論外。

ボランチ争いの福西、小野、稲本の3人だが、福西は、なかなか良かったと思う。セットプレーでの高さは貴重。小野と稲本に関しては、この試合では攻守ともいまひとつだったが、その原因は試合の流れがボスニアに傾いていた時間帯に起用されたことであり、福西とは条件が違っていたので単純には比較できないが、アピール不足だったことは否めない。

DFラインは、やや不安定。両サイドは、攻撃面では持ち味を発揮したが、守備ではやはり不満が残る。アジアレベルであれば、三都主の裏のスペースのカバーは、中澤と宮本で十分対応できるが、世界と戦うときはそうはいかずに、執拗に狙われていた。そうはいっても、三都主のフィードの正確さやアーリークロスは魅力的であり、簡単に外すこともできない。これからの調整が必要となる。

試合全体を通しての感想。国内組は、シーズン開幕の直前ということもあり、コンディションがいまひとつで、後半に攻め込まれた要因となった。J開幕間近の欧州遠征ということで、ボクがJのチームの監督ならぶちきれるところで、日程には疑問が残るが、いい相手と、いいスタジアムで戦えて非常に有意義だったように思う。

最後に、この試合を見て、次の二つのことを考えた。ボスニアとクロアニアが似たチームかというと、そんなことは分からないけど、欧州の中堅チームは高さと強さがあってサイド攻撃主体のチームが多い。そういう相手に攻め込まれる時間帯に、中澤が消されたときに、宮本一人で相手のクロスを跳ね返せるかは疑問で、松田やトゥーリオを試しておく必要があるな、という思いを強くした。もう一つ、1点を追う場面で、2トップの高原と久保に代えて、大黒と柳沢に代えたが、この交代によって、パワープレーが出来なくなって、攻撃が手詰まりになった。本戦では必ずパワープレーが必要な時間が来るが、このときに、大黒と柳沢を目掛けて、ロングボールを蹴ったところで、チャンスになるとは考えにくい。ぜひとも、平山の選考をお願いしたい。

これまでの3年間は、選手の立場に立って、(主力の)選手にやさしい選考を行ってきたジーコだが、集大成の残り期間では、鬼となってジーコファミリーでもポジションがだぶつく選手やコンディション不良の選手は、斬り捨てるという、冷徹な選考を行う必要があると思う。ワールドカップは短期間で、長丁場の予選とは違う。メンバー選考は、柔軟にお願いしたい。




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