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アメリカ戦 収穫のある戦いも黒星

まあ、こんなもんだろうな、というのがこの試合の感想。アメリカ代表が合宿を開始したのが1月5日で、日本代表が合宿を開始したのが1月29日。前半は、コンディションの差がそのまま表れたと思う。試合前の選手のコメントからも分かるように、相当に厳しいトレーニングをやってきているようなので、今が疲労のピーク。逆に言うと、この試合でコンディションがよければ、「いったい合宿では何をしていたんだ」と心配になるくらいだ。

国際親善試合のアメリカ対日本戦。日本のスタメンは、予想通り、3-6-1でGKは川口能活。DFは右から田中誠、宮本恒靖、中澤佑二、MFは、ボランチが福西崇史、遠藤保仁、右サイド加地亮、左サイド三都主アレサンドロ、トップ下に小野伸二と小笠原満男、FWはワントップに久保竜彦。

立ち上がりの日本は、積極的なプレスから攻撃を仕掛ける。開始早々、小野が飛び出しから裏に抜けて、ヒールで中央に折り返すも誰もパスも反応できず。さらに前半5分には、早いフリーキックから、加地が飛び出してのシュートを放つも枠の外。

ただ、前半10分辺りから、アメリカが主導権を握り続けることになる。前半12分には、ゴール正面のドノバンのフリーキックであわやの場面を作ると、その後も、センターバックのポープが積極的に攻撃参加してチャンスを作る。失点は時間の問題と思われた、前半23分、セットプレーの流れから残っていた、ポープが先制ゴール。さらに、アメリカの攻撃は続き、前半39分には、トウェルマンが中央をワンツーで抜けてフリーでシュート。これが2点目となった。前半は、0対2で終了したが、シュートは1対16。完全なサンドバック状態だった。

後半は、遠藤と久保に代えて、佐藤と巻を投入して、小野をボランチに下げて3-5-2の2トップに変更。しかし、セットプレーからアメリカが追加点を挙げる。コーナーキックからデンプシーが完全フリーでダイビングヘッド。中澤のマークを外してのゴールだった。

後半10分には、田中と福西に代えて、長谷部と阿部と投入して、4バックに変更。ようやく日本がいい形を作ったのは後半15分。小野が右サイドに展開すると、加地が中央にクロス。ニアに走りこんだ佐藤の裏にいた、巻がヘッドで決めてようやく1点を返した。

後半22分には、小野に代えて、本山を投入して、長谷部をボランチに。この時間帯から、日本が立て続けにシュートを放つ。小笠原のミドル、巻のシュート、宮本のヘッドがゴールを襲う。しかし、2点目は奪えずに時間が経過する。完全に足が止まったアメリカ相手に、最後まで戦う姿勢を見せた日本は、ロスタイムに、小笠原のコーナーから中澤が執念で押し込んで1点差に迫るも、試合終了となった。

この試合の一番の問題は、スタジアム。誰がマッチメークしたのか知らないが、こんなズルズルのピッチで試合をして怪我人が出たらどうするつもりなのだろうか?ピッチが悪いと、選手の評価がしづらい。こんなスタジアムしか用意できない国とは試合をすべきではないのでは。

まず、システム論からいうと、ワイドアタックが持ち味のチーム相手に3-6-1で守るのは不可能。アメリカと同タイプのオーストラリア、クロアチアが同組なので、ワールドカップで使用できるとは思えない。4バックでチームの方向性を固める時期に入ってきていると思う。この試合の一番の収穫は、3-6-1は使えないという判断が出来たことか。

個人の選手でいうと、前半に出場していた選手はみんな良くなかったが、まずは久保に関して。この試合の久保の状態では、ワントップはこなせないと思う。相手のセンターバック2枚を相手に、一人でポスト役をこなすのは難しい。ただし、無造作に蹴られたボールを、1対1で競り合って、何度か競り勝っていたのも事実。次の試合は、2トップで試してほしいが、過度な期待はしていない。

前半にトップ下に入った小野と小笠原の二人は、前半は良くなかった。球際の強さで相手のボランチに完全に負けていたので、ルーズボールを拾われ続ける原因となっていた。ただし、後半になって、小野はボランチに下がった後、そして小笠原は4バックになった後は、非常に良くなったと思う。やっぱり小野がボランチに入ると落ち着くし、展開がスムーズになるが、ワントップ下では厳しい。

交代で入った選手では、巻と長谷部はすばらしかったと思う。前半のターゲットマンの久保が、様子見プレーが多くて、相手と競れないことが多かったのに対して、巻は運動量も豊富で、申し分のない働きだった。ワールドカップに向けて、面白い存在だ。長谷部は、ところどころで遠慮も見られたが、前に運べる力強さとしなやかさは魅力で、押されている展開では、持ち味を発揮する。代表入りできるかは、ルマンの松井との一騎打ちの勝負か。

ディフェンスの選手で言うと、中澤は彼らしくなかった。最後のゴールは、自分の不出来への怒りで生まれたゴールだったと思う。中澤でも、こんな試合があるんだな、という感じだ。加地とサントスは、後半に入って4バックになってからともに持ち味を発揮した。この二人の攻撃力は、ジーコ日本の生命線だが、3バックのときの中途半端なポジショニングは気になるところ。

総括すると、この試合では、あれだけ相手とコンディションに差がありながら1点差に追い上げるのだから、やっぱりこのチームには自力がある、ということを確認できた。ただ、明らかに機能していない前半の半ば以降の時間帯で、先取点を取られた後、さらにアメリカが攻勢をかけてきたときに、なにもジーコが修正できなかったことに不安を覚えた。これまでの3年間、ここまで一方的な展開になることがなかったし、この試合はただの親善試合なので、問題ないといえば問題ないのだけど、例えば、小野を下げてトリプルボランチ気味にするとか、出来の悪かった小笠原や遠藤を下げて2トップにするとか、田中を下げて4バックにするとか、いくつか対処法があったにもかかわらず動きがなくて、痛い追加点をとられてしまった。ワールドカップでは相手に先に2点を取られると、追いつくことはほとんど不可能になるが、本番で修正できるのか疑問に思う。(まあ、中田がいれば、コスタリカ戦のように中田が自分で判断して、ポジションの修正を図るだろうが・・・)

アメリカも強かったし、後半の内容は良かったので、過度の不安感に襲われる必要は全くないと思う。選手は悪条件の中、よく戦ったし、ただの親善試合の1試合が終わっただけ。収穫も多かった。




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新右衛門さん、こんにちは。親善試合なので、修正しなくてもいいんですけど、じゃあ、本番でそういう状況になったときに、いきなりそういう采配ができるかというと、疑問です。ボクは、ジーコの選手を信頼するやり方には好感を持っていますが、そろそろ、コンディションやパフォーマンスの良くない選手を早めに代えるという、厳しさもみせてもいいのはないでしょうか。

じじさん、こんにちは。
前半のアメリカの攻勢は敵ながら素晴らしいと思ってしまいましたが、ジーコが早い段階で修正できなかったことは私も気になりました。もし、それが選手の仕事だとすれば、今の日本には中田しかそれをする選手がいないことになるので、それは少し悲しいですね。

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