サッカーコラム トータルフットボール

国内、海外のサッカー事情についてつづるウェブログでした。J1・J2、日本代表の話題が中心でした。YAHOOカテゴリー登録サイトでした。

トップページヘサッカーブログランキングに投票する。厳選サッカーコラム集お気に入りに追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大分×浦和 19歳の日本代表

大分トリニータが浦和レッズをホームの九州石油ドームに迎えて対戦した。試合は、大分が前半9分、カウンターから松橋が左サイドを突破して中央にグラウンダーのクロスを送ると、混戦から高松が押し込んで先制。後半14分には、高橋が中央を松橋とのワンツーで切り裂くと、強烈な右足のシュートを決めて追加点。浦和の反撃をワシントンの1点に抑えて、2対1で大分が勝利した。




前半は、完全な大分のペース。浦和のシュート数はなんとゼロ本。梅崎や松橋といったアタッカー陣が、浦和のディフェンスをきりきり舞いにした。後半、運動量が落ちて集中力が欠け始めたこともあり、不用意なパスミスから危ない場面を迎えることもあったが、内容的にも完勝だった。

大分では、実質2アシストのFW松橋が光った。日本代表入りも期待される快速アタッカーは、この試合も躍動した。とにかく、このスピードは分かっていても止められない。いい形で前を向いたら、DFはどうしようもない。もちろん、スピードだけではなく、この試合の2点目のアシストのシーンからも分かるように判断力も向上していていて、オールラウンドなストライカーに進歩した。例えば国際試合で、相手のディフェンスを崩しきれないとき、一番必要なのは、分かっているのに止められない武器である。松橋のスピードは、リーサルウェポンになりうる。

日本代表に初めて選ばれたMF梅崎は、この試合でも、積極的なプレーでチームを牽引した。サイドに流れて相手と勝負したときの打開率が高く、中に切れ込むと強烈なシュートが待っている。右利きだが、左利きと間違えているメディアもあるくらい左足のシュートも遜色がない。最後はスタミナ切れになって交代したが、19歳とは思えないほど、サッカー選手として完成している。

松橋と組んで2トップを形成した高松は調子が上がっている。前の試合に続いて、この試合でも貴重なゴールを決めた。ターゲットタイプの選手は、日本には不足しがちなので、いずれはオシムジャパンに呼ばれることだろう。




一方の浦和は、散々な出来。堅守を誇ったディフェンス陣も、大分に翻弄された。ワシントンの孤軍奮闘ぶりと周りの選手の不甲斐なさも目立った。特に、気になるのが長谷部のプレー。彼は、もっともっとできる選手だが、今のタレント集団の浦和レッズの中では、それほど長谷部が活躍しなくても、チームは勝つことが出来るし、100%の力を発揮せずとも、何とか形になってしまう。セルティックの中村俊輔にも言えることだが、このレベルの選手は、より厳しい環境のなかで、”自分が活躍しないとチームが勝てない”、という状況に置いておかないとさらなるステップアップは望めない。この若さで、浦和レッズという人気チームの中核としてプレーするのは、なかなかできることではないが、今年の長谷部を見ていると何か物足りない。




闘莉王のパートナーは誰?アンケート実施中。投票は下をクリック。

センターバック アンケートへ





↑いい記事だと思ったときは、

こちら332


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。
スポンサーサイト

こんな選手も代表に呼んでみては・・・ ②

オシム監督になって、多くの選手が代表に初選出されているが、まだまだ、代表に選ばれていないが日本代表に呼ばれてもおかしくない選手は多い。




① 本田圭佑(名古屋グランパス)

ここ最近、好調の名古屋グランパスを牽引するのが、左サイドの本田圭佑。もともとは、攻撃的な選手だが、左のサイドバックやウイングバックでもプレー可能。フィジカルが強く、左足のキックの精度の高さと威力は、すでにJリーグでもトップクラス。メンタルの強さも魅力的。北京五輪はもちろんのこと、将来の日本代表を背負って立つだけのポテンシャルをもった逸材である。

運動量がやや少なく、スピードに欠ける面もあるので、守備では苦戦するかもしれないが、そのマイナス要因を帳消しにするだけの攻撃力をもっている。もう、いつ代表に呼ばれてもおかしくない。

② 根本裕一(大分トリニータ)

2試合連続で駒野が左サイドバックで先発出場しているが、本来のポジションではない。やはり、左サイドには、左利きの選手を置いたほうが、ボールがスムーズに回る。そういう意味では、今、一番、左サイドで活躍をしている根本の選出は、十分にありえる。大分では、3-5-2の左ウイングバックでの起用が続いているが、左サイドバックでのプレーも問題ないだろう。根本の精度の高いクロスは、今シーズン、大分で、何度もゴールを演出している。

③ 中村憲剛(川崎フロンターレ)

今回の代表選考に関して、週末のナビスコカップの日程が考慮に入っているのか分からないが、川崎フロンターレからは、我那覇以外に、代表に呼ばれた選手はいなかった。横浜・鹿島・千葉と比べると、川崎フロンターレは、今年のナビスコカップを獲りたいという気持ちが一番強いだろう。”主力の代表召集を、なるべく控えるように日本サッカー協会に要請した”と考えることもできるが・・・。

裏事情は分からないが、ボランチの中村は選出されてもおかしくなかった。レジスタとして、試合をコントロールする力は一級品で、川崎の攻撃力を支えるプレーヤー。どちらかというと、オシム監督はこれまで、中盤の底には、運動量と守備力があって前後に動き回れる選手を重用しているので、もしかしたら、レジスタタイプの選手はあまり必要としないのかもしれないが、それでも中村憲剛は代表で試してみる価値はある。

④ 兵働昭弘(清水エスパルス)

Jリーグで2年目のシーズンを過ごす左利きのミッドフィールダー。試合展開によっては、左サイドバックでもプレー可能。ファンタジスタの香りがする・藤本淳吾の陰に隠れがちだが、チームへの貢献度が高いのは、明らかに兵働。精度の高い左足のキックと、献身的なプレーもいとわない兵働のプレーは、好調のエスパルスを支える原動力である。地味だが、気の利いたプレーのできる選手で、周りの能力が高ければ高いほど、力を発揮するタイプ。高いレベルの中で、見てみたい選手。

⑤ 播戸竜二(G大阪)

絶好調のガンバ大阪のストライカー。21節終了時点で、90分あたりの得点数1.06は、ワシントンの1.03を上回る。ペナルティエリア内でのダイナミックなプレーは、まさにストライカー。ムードメーカーやスーパーサブの適正もあり、ベンチに置いておいても、価値のある選手。ゴールを量産している旬のストライカーは、できるだけ代表に呼んでプレーさせてほしい。




他に、代表に呼んでほしい選手は、誰かいますでしょうか?




闘莉王のパートナーは誰?アンケート実施中。投票は下をクリック。

センターバック アンケートへ





↑いい記事だと思ったときは、

こちら331


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。






代表発表 4人の新顔 梅崎・西川・伊野波・二川


アジアカップのサウジアラビア戦に向けて、代表メンバーが発表された。




① 驚きの19歳の抜擢

最大のニュースは、大分トリニータのU-19日本代表でもあるMF梅崎司の抜擢。梅崎は、小柄だがドリブル突破と強烈なミドルシュートに特徴がある。なおかつ、運動量もあって、オフ・ザ・ボールの動きも評価が高い、トリニータの希望の星。いかにも、オシム監督が好みそうなタイプである。(注意:ユース代表とはいえ、1987年2月生まれなので、実際は、本田や前田らと同学年になる。)

青山といい、梅崎といい、オシム監督の選考は、若手の抜擢が目立つが、これは、いい傾向だと思う。おそらく、オシム監督は”年齢”にはそれほどこだわっていないのではないかと思う。いいと思った選手、代表で使えると思った選手、ポテンシャルが高いと思った選手を抜擢するのは、実績重視のジーコ前監督の選考とは、一味違う。

② GK西川の選考

もう一人、トリニータから選考されたのが、ゴールキーパーの西川。西川は、1986年6月生まれなので、梅崎とは同じ学年になる。長らく、川口・楢崎時代が続いているが、その下の世代が、あまり育っていない。そんな中で、若手キーパーで最も期待されているのが、西川。左足のキックの正確性と強さ、至近距離のシュートへの反応に定評がある。試合に出場するのは川口だと予想されるが、将来の正キーパー候補が合宿に参加することで得られるものは大きいだろう。

③ 伊野波の抜擢

今シーズン、FC東京に加入した伊野波が代表初選出。もともと、ボランチだが、センターバックや、サイドバックもこなす。今シーズン、ボクが見た試合では、左のウイングバックで起用されていたが、非常に良かった。タイプ的には、”中盤のつぶし屋”というイメージが強いが、実際には、スピードもあって、総合力の高い選手。もし、オシム監督が、左サイドバックでの起用を考えているのなら、面白いと思う。

④ 二川の選考

ガンバの中盤を支える、二川が代表初選出。このポジションは、中村直・羽生・山瀬・小林大・梅崎に加えて、三都主・遠藤・長谷部の起用も考えられる。メンバーが固定されつつある、ディフェンダーやフォワードに対して、中盤は、誰一人安泰の選手はいない。最もオシム色が見えるポジションなだけに、Jリーグで印象的なプレーをしている選手はみんな呼んで、みきわめの段階なのだろう。




難敵・サウジアラビアが相手とはいえ、引き分け以上の結果は求められる。そんな中で、オシム監督は、どんなメンバーを起用するだろうか。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら330


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

G大阪×新潟 新しいガンバと新しいアルビ

ガンバ大阪がホームで苦手のアルビレックス新潟と対戦した。




立ち上がりから攻勢を仕掛けたのはアウェーの新潟。高い位置からの激しいプレスと、ボールを奪ってからのフリーランニングの多さに驚かされた。静かな展開を予想していただけに、意外なスタートとなった。しかし、前半10分過ぎからガンバが落ち着きを取り戻してくる。前半17分には、カウンターから遠藤→播戸→マグノとつないでキーパーと1対1の形を作ると、マグノが先制ゴールを決める。さらに、前半41分に、遠藤のフリーキックを播戸が合わせて追加点。後半27分にも、前田のパスを受けた、マグノが追加点を挙げて、勝負あり。3対0で、ガンバが勝利した。




勝利したガンバ。攻撃のときの流動的な動きが光った。この試合では、3-5-2のシステムで、中盤には、遠藤・前田・明神・二川・加地の5人を配置していたが、ボランチの明神と右の加地のポジションは比較的固定されていたが、遠藤・前田・二川の3人は、自在の動きで、新潟の守備陣を混乱に陥れた。中でも、左ウイングバックに起用されている前田のプレーは素晴らしく、文句なしのMOM。運動量が豊富で、左サイドで起点となる動きと、中に入っての決定的なプレーを両立。完全に、家長からポジションを奪った。

ガンバの中では、播戸について触れないわけには行かない。この試合で見せたプレーは、”本物のストライカー”だと言うにふさわしい。惜しくもハンドでノーゴールになったものの、後半に見せた、後ろから来たボールをトラップして左足を振りぬいたプレーは、圧巻。余計なプレーをしなくなった印象だ。

昨シーズンのガンバと比較する。大黒・アラウージョの二人がいなくなって、攻撃力のダウンが懸念されたが、現状では、特に影響は出ていない。ボクは、昨シーズンのガンバ大阪については、アラウージョとフェルナンジーニョの個人プレーが多く、結果はでていたものの、あまり評価はしていなかった。彼ら二人の個人技は見るべきものがあったが、チームとしてはいまひとつの印象だったが、今シーズンは、チームとしてどのように戦っていくのかが明確になって、非常にレベルの高い試合をしていると思う。今後も、期待したい。




一方のアルビレックスについてだが、この試合の立ち上がりの10分間は、ホントに素晴らしかった。ボールを奪った瞬間に、攻撃の選手が3人・4人と前のスペースに飛び出してボールを受けようとする。クロスのボールにも、みんながゴール前に飛び出していって、シュートチャンスをうかがう。これまで見たアルビレックスの、どの試合よりも積極的で、新しいアルビを見た気がする。鈴木淳という監督は、只者ではない。

悔やまれるのは、前半に2度あった、エジミウソンの決定的なシュートがゴールに結びつかなかったことだ。いい感じで試合に入り込めたが、前半17分のマグノのゴールで、全てのプランが狂ってしまった。結果的には、0対3というスコアだったが、新潟にも勝機は十分にあった。




この試合の新潟は、本間と寺川のダブルボランチで右に松下、左に鈴木慎吾という攻勢だった。気になったのは、いい形で攻めてはいるものの、ボールの出し役がいなくて、攻撃が単調になりがちで、せっかくいい動きをしても、なかなかチャンスに結びつかないことだ。(当然、シルビーニョがいれば、状況はよくなると思うが・・・。)いい攻撃をしているが、やっぱり、攻撃のタレントが1枚 or 2枚は足りない印象も残る。

序盤戦は、中原や矢野といった、ターゲットになれるフォワードを積極的に起用していたが、ここ最近は、エジミウソンとファビーニョの2トップが基本。しかしながら、やっぱり、ファビーニョは二列目で使いたいし、鈴木慎吾の突破&クロスを生かすには、トップに高さのある選手が欲しい。さらに欲をいうと、サイドバックにも攻撃力のある選手を入れて、4バックの特性であるサイド攻撃を充実させたい。

中原や矢野ら若手の成長待ちなのか、外部から補強するのか、これからのアルビレックスのフロントの仕事は、非常に重要。でも、幹がある程度しっかりしてきているので、編成次第では、来シーズンのジャンプアップの可能性もある。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら329


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

バスを囲む

Jリーグ戦も後半戦に入った。そして、この時期になると、”下位に低迷するチーム”や”優勝争いから脱落した名門チーム”や”J1昇格が絶望的になったチーム”を応援する人たちのフラストレーションがたまっていく。




つい最近も、

”試合終了後のスタジアムに○○人が居残って、監督に怒号。選手バスの周りにも○○人が集結して、バスの発車を遅らせる。”

”サポーターの怒りが爆発。試合後、選手バスの出口をふさいだ。バスも40分以上会場から出られなかった。

”○○のサポーターが暴走。「いいかげんにしろ」「監督出てこい」と罵声を浴びせて、バスを取り囲んだ。”


という信じられないような出来事が、Jリーグの試合終了後に起こった。




愛するチームが思うような結果が出ないことということは、まあ、よくあることだ。そういう状況で、”何かに抗議したくなる気持ち”、”何かに全ての責任を押し付けたい気持ち”は分からないでもないが、試合終了後の選手のバスを取り囲む行為から、いったい何が生まれるのだろうか?その行為が、選手にも、(真にチームを愛する)周りのサポーターにも、大きな迷惑となっていることを、知るべきではないか。

”サッカーは結果が全て”という側面があるので、思うような結果が出ない状況に陥ったとき、その責任を、監督やフロントに求めることは可能である。そして、その考えは、比較的、説得力を持つものだ。しかしながら、ボクは、何でもかんでも、監督やフロントのせいにしてしまうのは、好きではない。”監督が悪いから”とか、”フロントが悪いから”というのは、チーム低迷の要因の一つではあることは間違いないが、実際は、問題の本質が別の部分にあることが多い。現状では、”とりあえず、監督を代えとけ”という、短絡的な考えをもつサポーターやフロントが多いのが目に付く。(この傾向は日本だけではないが・・・。)オシムやシャムスカは、世界中を探してもそうは見つからない。多くのチームは、それなりの才能しかもたない監督の元で、シーズンを戦っていかなければならない。




今後も、同じような行為があったときは、”勝ち点没収”などの、厳しい措置をとってもいいのではないかと思う。みんなが安心して通えるスタジアムというのが、Jリーグの最も誇れる部分である。チームに「負」しかもたらさない者は、もうサポーターとはいえない。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら328


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

小笠原満男とゴールデンエイジ

小笠原のメッシーナ移籍が決定した。




小笠原満男が、一般的なサッカーファンの間にも認知されるようになったのは、ナイジェリアで行われたワールドユースのころになる。




タレント集団いわれた当時のユース代表。前年に行われたアジアユースでは、4-4-2のボックス型の中盤を形成。小野、本山、稲本、酒井がスタメンで起用されていて、小笠原が起用されることはほとんどなかった。アジアユースを終えて、トルシエ監督がユース代表監督に就任すると、3-5-2のシステムを採用。小笠原は、小野、酒井、本山、遠藤とともに、レギュラーで起用されるようになった。

右アウトサイドに本来はボランチの酒井、左アウトサイドに本来は攻撃的MFの本山を配置した変則的な中盤は、イングランド、ポルトガル、メキシコ、ウルグアイといった強国の中盤を圧倒して、決勝進出を果たす。衝撃的だったのは、勝利という結果よりも、むしろ、その試合内容にあった。決勝のスペイン戦以外は、ずっと日本が主導権を握ったまま試合が進んでいった。

この大会の小笠原は、トップ下の小野と、1ボランチの遠藤をつなぐリンクマンとしての役割を、完璧にこなした。意外性溢れるスルーパス、安定したボディコントロール、精度の高いクロスを披露して、不調の小野に代わる影の司令塔役として、大車輪の活躍を見せた。

国際舞台で1ボランチというのは非常にリスクのある布陣だが、中盤のプレーヤーの圧倒的な技巧によるポゼッション率の高さと、小笠原や遠藤、酒井といった選手達の献身的なプレーで、決勝のスペイン戦を除いて、ピンチらしいピンチもほとんどなかった。19歳 or 20歳の青年達がアフリカのピッチで繰り広げたサッカーは、テクニカルでかつインテリジェンス溢れる、実に日本らしいサッカーだった。




あれから、もう、7年が過ぎた。あのときの戦士達が、期待通りの選手へと成長できたかどうかは分からないが、小笠原満男が、中田英寿も小野伸二も稲本潤一も中村俊輔も高原直泰もいない、Jリーグの先頭に立って引っ張ってきたのは間違いない。それは、5年連続5度のベスト11選出という実績が如実に語っている。

あの独特の軌道を描く美しいロビングパスの芸術性を、気難しいティフォージ達が理解できるのだろうか?そして、辛口のイタリアマスコミは、そのパスを、何と形容するのだろうか?




↑いい記事だと思ったときは、

こちら327


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

Jリーグを見る。

今シーズン、テレビ or 生で観戦した試合。

第1節

ガンバ大阪×浦和レッズ
FC東京×大分トリニータ
横浜Fマリノス×京都サンガ

第2節

浦和レッズ×ジュビロ磐田

第3節

FC東京×清水エスパルス
ジェフ千葉×アビスパ福岡

第4節

鹿島アントラーズ×ヴァンフォーレ甲府
川崎フロンターレ×FC東京

第5節

京都サンガ×サンフレッチェ広島

第6節

横浜Fマリノス×FC東京
京都サンガ×アビスパ福岡
名古屋グランパス×浦和レッズ

第7節

FC東京×磐田

第8節

清水エスパルス×鹿島アントラーズ

第9節

アビスパ福岡×アルビレックス新潟

第10節

浦和レッズ×大宮アルディージャ
FC東京×名古屋グランパス
セレッソ大阪×京都サンガ
ジュビロ磐田×ヴァンフォーレ甲府
アルビレックス新潟×ガンバ大阪

第11節

京都サンガ×アルビレックス新潟

第12節

大分トリニータ×京都サンガ 
川崎フロンターレ×セレッソ大阪

第13節

アルビレックス新潟×浦和レッズ

第14節

ジュビロ磐田×セレッソ大阪
サンフレッチェ広島×ジェフ千葉
京都サンガ×清水エスパルス(生)
FC東京×鹿島アントラーズ

第15節

京都サンガ×ジェフ千葉
セレッソ大阪×FC東京

第16節

FC東京×サンフレッチェ広島(生)
ジェフ千葉×名古屋グランパス
横浜Fマリノス×アルビレックス新潟

第17節

名古屋グランパス×ヴァンフォーレ甲府(生)

第18節

セレッソ大阪×横浜Fマリノス
ジェフ千葉×FC東京
アビスパ福岡×京都サンガ

第19節

京都サンガ×セレッソ大阪

第20節

大分トリニータ×清水エスパルス
京都サンガ×横浜Fマリノス
名古屋グランパス×ガンバ大阪




集計結果

京都サンガの試合が11試合、FC東京が10試合とこの2チームの試合が多い。FC東京の試合が多いのは意外。他には、セレッソ大阪が6試合、浦和レッズと横浜Fマリノスが5試合。ガンバ大阪が3試合と意外と少ない。満遍なく見ているつもりでも、大宮アルディージャや大分トリニータ、川崎フロンターレがかなり少ない・・・。

どこかのチームのサポーターだと、どうしても、ひいきチームを追い続けなければならないけれど、ボクはフリーの立場なので、どの試合を見るかについては、何も制約がない。なので、見られる試合の中で、一番、面白い試合になりそうなカードを見ることにしている。

テレビ観戦のときも、どの試合にしようか迷うけど、生観戦のときは、どのスタジアムに行こうか、もっと悩む。でも、このごろは、この時間が一番楽しかったりする。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら326


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

名古屋×G大阪 本田圭佑の才能

首位のガンバ大阪が、最近好調の名古屋の対戦した。名古屋は、玉田が欠場で津田が入り、ガンバは家長が欠場で前田が入った。試合は、終了間際にガンバの中山がゴールを決めて3対3で終了した。




さて、名古屋の本田。Jリーグ再開後のプレーは、完全に一皮向けた感がある。この間の磐田戦でもビューティフルゴールを2発見せていたが、この試合でもフリーキックからゴールを決めた。強さ、コースともに完璧で、その左足から放たれたキックは、うっとりするような放物線を描いて、サイドネットに突き刺さった。

それにしても、本田の左足のキックの精度の高さは図抜けている。この試合のゴールシーンも、本田がシュートを蹴る前から、入りそうな予感が漂っていた。フェルフォーセン監督は、「三都主以上」と語っていたが、その言葉に間違いないだろう。。(もしかしたら、中村俊輔以上?)今の日本サッカー界は、”スピードのある選手”や”テクニックのある選手”や”トリッキーなパス”を出せる選手を優遇する風潮があるが、得点を取るために最も必要なのは、”正確なキックが出来る選手”ではないかと思う。本田は、元スペイン代表のデ・ペドロ、元フランス代表のロテン、元スペイン代表のフランのような、キックの精度だけで世界と戦っていける可能性のある選手である。

フリーキックのシーン以外でも、ポストに当たるミドルシュートあり、中に切れ込んで右足で狙った惜しいシュートありと、完全に対面した加地を圧倒した。サイドバックの守備では、まだ不安も残るが、これだけ攻撃面で仕事が出来れば、文句はないだろう。また、この試合では、2度、素晴らしいドリブルを披露して、観衆を沸かせた。(前半は、スピードに乗ったドリブルであわやキーパーと1対1になりかけた。後半は、左45度のエリアで巧みにボールキープをして、相手4人の中を潜り抜けた。)なんだかんだいって、中村俊輔がセルティックでレギュラーとして活躍できているのは、サイドに流れたときに、相手ディフェンダーと1対1になったときに、ドリブルで仕掛けられることが大きい。スピードはないが、本田にも、ある程度自ら仕掛けていける選手になってほしいと思う。




一方のガンバだが、前半はマグノ・アウベスが孤立気味で、攻撃に迫力がなかったが、後半スタートから、フェルナンジーニョが入って次第に流れるような攻撃を見せるようになった。危ない場面もあったが、2点差を追い付くのは、さすがガンバと言うほかない。

故障から復帰して数試合、それほど調子は上がっていないが、マグノはやっぱりうまい。間合いの取り方に優れているのか、ボールを受けたときに、かなりの確率で前を向くことができるし、シュートまで持っていけることが出来る。シュート精度はいまひとつだが、危険な存在には違いない。相方の播戸は、マグノとのコンビネーションはほとんど見られなかったが、見事なダイレクトシュートを決めた。昔ほど、スピードを披露する機会はなくなっているが、ストライカーとして着実に進歩している。




他に名古屋で目立ったのは、杉本。やはり、あのスピードは魅力的。ヨンセンとのコンビもよくなってきており、ブレークの可能性を秘める。

最後に、日本代表の中村直志について。代表に選出されてからの直志は非常にいいプレーを見せている。特に、この試合の2点目のゴールは、インターセプトからスピードで相手ディフェンダーをぶち抜いて決めた驚きのゴールだった。日本代表に選出されたことがいいモチベーションになっているからなのか、ヨンセンが加入した効果なのか、それとも、単に、今まで以上に注意してみるようになっているからなのか分からないが、印象的なプレーを続けている。

この試合、スタジアムはほぼ満員。瑞穂が満員になるのは最近では珍しいと思うが、それだけの価値がある試合を、最近の名古屋は続けていると思う。(甲府戦もいい試合だったしね。)”いい試合をしているから、観衆が増える”という現象は、日本平でも見られるが、素晴らしいことだなと思う。この調子で・・・。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら325


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

平山相太 フェイエ戦 出番なし 

エールディビジ第2節・ヘラクレスは、デ・カイプでフェイエノールトと対戦した。開幕戦は先発出場した平山だったが、この試合は、ベンチスタートとなった。開幕戦で、相手ディフェンダーへのプレスの仕方に問題があったとの報道もあり、まだまだ、新監督との意思の疎通がうまくいっていない模様。とはいっても、スタメン落ちの理由は、相手がフェイエノールトということで、ディフェンシブに戦いたいという、意向からのものだろう。(事実、昨シーズン、ヘラクレスはフェイエノールト戦で、1対70対4で完敗している。)




まず、ヘラクレスだが、GKピーケンハーゲン、DFクラヴァン、スミト、MFマース、タンゲ、クアンサーの6人は昨シーズンからいるおなじみの選手だが、それ以外のメンバーは、様変わりしている。全体的な印象では、スピードとテクニックのある選手が多く入ったなという印象。また、昨シーズンは、不安定極まりなかったディフェンスが、比較的、落ち着きを見せているなという印象をもった。

一方のフェイエノールトは、ディフェンス陣は効果的な補強が出来たが、攻撃陣は悲惨の一言。これは、サポーターが激怒するのがよく分かる。カイト、カルーが移籍したものの、代わりの選手は見つからず。こんな状態のフェイエは見たくないな・・・。




さて、この試合は出番のなかった平山だが、全く、心配する必要ないだろう。ヘラクレスというローカルチームは、デ・カイプでフェイエノールトと戦うというだけでビビッてしまうもの。後半、何度もカウンターやセットプレーからチャンスを作っていて、「平山がいれば、勝てたかもしれないのに・・・。」とも思ったが、ヘラクレスにとっては、勝ち点1を獲得できただけでも満足なのだろう。昨シーズンもそうだったが、基本的に、ヘラクレスは平山相太がいなければ、得点が取れないチームである。(それは、昨シーズン通して見てきた率直な印象)。平山の出番は確実に来るし、もし、平山を試合に使わないのであれば、その監督は、結果が出せなくて交代させられるだろう。間違いない。




それにしても、今シーズンのエールディビジは、結局、毎節1試合だけの中継なのだろうか?(今節は生中継ですらない!!!)スカパーらしくないし、エールディビジやチャンピオンズリーグをめぐるWOWOWとの争いや、Jリーグ中継をめぐるNHKやTBSとの争奪戦など、最近のサッカー中継を取り巻く騒動は、視聴者を無視した暴挙といわざる得ない。シーズン前に、これからもずっと、不安な日々をすごさなければならないのか?




↑いい記事だと思ったときは、

こちら324


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

京都×横浜 山瀬功治の夜

水沼新監督の横浜は、アウェーで京都と対戦。初戦は、久保の1トップに、奥と山瀬のダブルシャドーという布陣。横浜は、前半31分に山瀬のパスから久保のゴールで先制。後半には、山瀬が3ゴールを挙げる活躍で、4対0で快勝した。




いやはや、こんな山瀬を見るのは、いつ以来だろうか?3ゴールに1アシストで、チームの全ゴールに絡む活躍。ドリブルの切れは抜群で、状況判断も良く、ポジショニングも完璧。文句のつけようがない。前節の大宮戦でも力強い突破を見せていたが、これで完全復活といっていいだろう。2トップの下に攻撃的MFの山瀬1人という状況ではなく、1トップ下で山瀬と奥の二人という布陣に変更したことが、山瀬のマークがある程度、分散されたことによる影響だろうか。この試合の山瀬なら、オシムジャパンでも存在感を示してくれるだろう。

注目の水沼新監督だが、1トップから2トップに変わったが、やろうとしているサッカー自体は、それほど岡田時代と変わらなかった。もともと、個々のポテンシャルには問題ない。マンネリ化なのか、モチベーションや集中力といったオモテに見えない部分が原因での低迷だっただけなので、今後、十分に巻き返しはできるかもしれない。

とはいっても、この試合の横浜は、山瀬の活躍はスーパーだったが、結果的には大差がついたものの、スローテンポで内容自体は絶賛されるようなものではなかった。ゴールを重ねるごとに守備ブロックは安定していったが、次節も同じような試合が出来るとは限らない。横浜についての評価は保留。




一方の京都だが、この試合の山瀬は止めようがなかったので、仕方ないといえば仕方ないが、残り試合が少なくなっていく中で、無駄に1試合を終えてしまったという印象だ。立ち上がりから、横浜の攻撃で脅威となっていたのは山瀬だけだった。例えば、米田を山瀬のマンマークに付けるとか、フォワードを削ってトリプルボランチ気味にして裏への飛び出しに注意させるといった策はなかったわけではないと思うが・・・。京都のよさでもあるが、戦術的な柔軟性が乏しいことが原因で、今後、どうしても勝ち点1がほしい試合に、きっちりと試合をクローズして引き分けるということができない可能性がある。

プレーヤーでいうと、この試合でブレーキだったのは、CFの松田。前節はゴールを決めるなどまずまずの出来だったが、この試合では散々な出来。パウリーニョが動き回ってボールをもらいたがる選手なだけに、しっかりと中央でキープできる選手が横にいないと、攻撃のスタート地点が決まらない。久保の先制ゴールが決まったのが前半31分で、その直後に、松田が交代となって林丈統がピッチに入ったが、京都にとっては、ここで、この試合は終わったと思う。その後の時間帯は、ボールの当て所がなくなって、苦しいつなぎをしては横浜にカットされてカウンターを食らうという展開になった。アンドレが戻ってくれば状況は良くなるが、現在は怪我で離脱中。この際、田原でもいいので、相手DFと競り合いのできる選手がどうしても一人必要だ。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら323


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

大分×清水 躍進する両チーム

Jリーグ第19節、福岡・磐田・広島・甲府に勝利して4連勝中の清水エスパルスと、福岡・広島に勝利して2連勝中の大分トリニータが対戦。ともに、好調で上位進出を狙う。




前半は、アウェーの清水がボールを支配する。中盤から面白いようにパスがつながって、大分を押し込む。しかしながら、先制したのは大分。前半28分に、左SMFの根本のクロスをラファエルが折り返すと、フリーで走りこんだ高橋が決めて先制。しかし、すぐに清水が市川のグラウンダーのクロスをチョ・ジェジンが決めて同点。さらに、前半33分に、兵働のスルーパスから、枝村が決めて逆転。1対2のビハインドで前半を折り返した、大分はラファエルに代えて高松を投入すると、清水ペースが一転して、大分のペースに。後半17分に、再び根本のクロスから高橋が決めて同点。後半27分には、高松のパスを受けたエジミウソンが決めて逆転。しかしながら、後半29分に伊東のゴールが決まって3対3。ドローに終わった。




前半は、清水が素晴らしいサッカーを披露した。清水の試合を見るのは、7月29日の京都戦以来で、そのときは、あまりいい出来ではなかったので、余計に驚いた。とにかく、攻撃がスムーズで、チーム全員に”どうやって相手を崩すのか”という意図が浸透している。その意図とは、右SDFの市川の攻撃力を生かした右からの攻撃である。前半31分の同点ゴールはその典型的な形。右サイドのペナルティエリア付近でボールをもった藤本淳吾が抜群のタメで市川のオーバーラップを促すと、その市川に絶妙のヒールパス。ボールを受けた市川がフリーでクロスを送って、同点ゴールを演出した。

昨シーズンあたりから、ようやく復調の気配が見えていた市川。今シーズンは、一時期調子を落としていた時期もあったが、コンスタントにいいプレーを見せている。市川の魅力は、運動量もあるけれど、オーバーラップのタイミングの良さ。これは、もう天性のもの。クロスの精度はまだまだだけど、市川の攻撃参加が清水・好調の要因になっているのは間違いない。

この試合で4試合連続ゴールとなった、ボランチの枝村。この選手は、面白い。前半33分のゴールシーンは、攻撃的MFの兵働を追い越していって、相手ディフェンスラインの裏に飛び出して決めた見事なもの。ボランチながらあそこの位置にいてゴールに直結できる仕事が出来るのが、枝村の最大の魅力。なかなか、日本には、こういうタイプの選手がいなかっただけに、今後も期待したい。




前半は全く持ち味を発揮できなかった大分だが、清水の運動量が落ちた後半は、一転して試合の主導権を握った。ラファエルに代わって後半開始から投入された、CFの高松が起点となって両サイドを効果的に使えるようになった。

目立ったのは、やはり両サイド。右の高橋はこの試合で2ゴール。あまり、よく知らない選手だが、本来はフォワードの選手。突破できるタイプではないようだが、ゴール前に飛び込んで行って、シュートシーンに絡むのが持ち味なのだろうか?単なるサイドアタッカーではなく、ストライカーとしての素質を持つ選手であることは、この試合の2ゴールでよく分かった。

一方、左サイドの根本は、前半は対面した市川に翻弄されたが、後半は逆襲して、試合をコントロールした。突破力はそれほどないけれど、やはり、あの独特の軌道を描く左足のクロスは魅力的。ここ最近、マスコミでは、FW松橋がクローズアップされているが、大分でまず代表に呼ばれるべき選手は、根本だと思う。




正直に言って、大分トリニータのサッカーを見る機会があまりないので、よく分からないところが多いが、”シャムスカのサッカー”ってどういうものなのだろうか?この試合を見た限りは、エジミウソンとトゥーリオという安定したダブルボランチを基盤に、梅崎・根本・高橋・松橋といった小柄なアタッカーが、あまりポジションにとらわれることなく自由に動いて攻撃を仕掛ける印象が残ったが、本質はまだ分からない。大分トリニータは、非常に興味深いチームだ。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら322


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

空っぽの岡ちゃん

昨シーズン終了後に、岡田監督は横浜Fマリノスを去るものだと思っていた。3連覇を狙った横浜Fマリノスだったが、2005年のシーズンは優勝争いに食い込むことなく敗れ去った。マンネリ感が漂い始めて、チームとしても限界が見え始めていた。ここでチームを退くことになっても、素晴らしいチームを作り上げた名将として扱われただろう。しかしながら、彼は4年目のシーズンに挑むことを表明した。




迎えた2006年のJリーグ。開幕前に、マルケス、吉田、平野という3人の実力者を獲得し、選手層がいっそう厚くなったマリノスは、優勝候補の一角だと思われていた。案の定、スタートダッシュにも成功した。試合内容も、文句のつけようがなかった。マルケスと久保のコンビは破壊的な威力を持つツートップで、田中とドゥトラの両サイドは強力で、マグロンはさすがにセレソンに呼ばれた経験のある選手だということをピッチ上で示した。栗原、松田、中澤に、那須、河合を擁する守備陣も鉄壁だった。今年のマリノスには、全く死角がないと誰もが思った。しかし・・・。

いつしか、マリノスは泥沼にはまっていく。その兆候が見えたのは、FC東京戦。圧倒的に攻めながら、追加点が奪えず、逆に試合終了間際に同点のゴールを奪われた。何か、歯車が狂い始めていた。怪我人の多さは、チーム状況をいっそう悪くしたことは事実だ。中澤・久保はもちろん、マルケス・山瀬、坂田と、主力がみんな揃ってピッチに立つことは稀だった。




それにしても、ここ最近のマリノスは、見ていても悲惨な状況だった。めちゃくちゃ悪いサッカーをしているわけではないが、どうしてもフィニッシュが決まらない。そうこうしているうちに、先制点を奪われて、試合の主導権を奪われる。こんな試合が、もう4ヶ月も続いている。この4ヶ月の間、岡田監督は打てる手は全て打ったことだろう。それでも、状況は変わらなかった。もし、元日本代表監督という肩書きがなければ、(たとえ2連覇を達成した監督だとしても、)もっと早い段階で解任されていただろう。人気監督であり、有名監督であるという事実が、彼をよりいっそう追い込んだ。




後任監督には、水沼氏の昇格が有力とされている。ボクは、当分、岡田監督には充電して欲しいと思う。今は、心身ともに疲れきっていることだろう。そして、なぜ、これだけの巨大な戦力をもつマリノスがこういう状況に陥ってしまったのか、率直に、そして素直に語ってほしい。チームがどういう状況にあったのか、そして、その対策として、どういう指示を与えて、どのようにモチベーションを上げようとしたのか。さらには、それでもチームが上昇できなかったのはなぜなのか、について。




地味な風貌からは考えられないほど、岡田武という監督は野心的であり、ロマンティストであると思う。2003年のシーズンに完全優勝を果たしても、2004年にレッズを破って日本一になっても、なお、「まだまだ」と言って、チームのレベルアップを図った。

2003年のマリノスは、Jリーグ史に残るチームだったと思う。奥、遠藤、佐藤(由)、那須の中盤は素晴らしく有機的で、とても魅力的なチームだった。しかしながら、岡田監督の不幸は、思っていたよりも早くチームのベースが出来てしまったこと、そして、自分の描いていた理想とはちょっとずれたところでチームのベースが出来てしまったことだと考える。ステップアップのために、チャレンジを必要とする時期に、王者として、負けないサッカーをも求められてしまった。それが、2004年、2005年、2006年と3シーズンにわたった停滞の原因ではないかと思う。




マリノスでの監督生活は、非常に苦しんで、悩んだ、困難な3年半だったと思う。それでも、素晴らしい成績を残し素晴らしい経験を積んだ。岡田監督は、日本代表監督→コンサドーレ→マリノスと、徐々に監督として経験を積んで、キャリアアップを果たした。次は、どのチームでどんなサッカーをするのだろうか?そして、そのときは、ついに、彼の理想とするサッカーを、ピッチ上で実現させることができるのだろうか?




↑いい記事だと思ったときは、

こちら321


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

福岡×京都 新進気鋭のサイドアタッカー

壮絶打ち合いとなった、第18節のアビスパ福岡と京都サンガの試合は、5対4でアウェーの京都が逆転勝ちした。アビスパ福岡の希望の星・城後寿のオーバーヘッドシュートや、京都のエース・パウリーニョの弾丸ミドルなど、数多くのスーパーゴールが見られたこの試合で、もっとも輝きを見せたのは、京都サンガの右サイドアタッカーの加藤大志だった。




前半7分のアンドレの先制ゴールをアシストすると、同点で迎えた、後半38分には、右サイドから中央に切れ込んで勝ち越しのゴールを挙げる大活躍を見せた。対面したアレックスは、加藤のドリブル突破を全く止めることが出来なかった。




加藤の最大の魅力は、思い切りの良さ。ドリブルにしろ、クロスにしろ、シュートにしろ、全くプレーに迷いがない。柱谷監督が、加藤大志を攻撃の切り札として尊重していることは、今のサンガのシステムと布陣からもよく分かる。サンガのシステムは、4-4-2のダブルボランチで、右サイドと左サイドに攻撃的MFを配置する。右の加藤がサイドに張り付いていて、左の中払(ここ数試合の中払の出来は秀逸)は、自由に真ん中に進出してくる。この布陣は、数年前のレアル・マドリードが、右にフィーゴ、左にジダンを配置した形と似ている。レアル・マドリードは、フィーゴがドリブル突破をするスペースを空けるために、左側でゲームを作って、相手DFが偏ったところを逆サイド(右サイド)に展開して攻撃を行うのが定番のスタイルだったが、今の京都にも同じような意思を感じる。




一方、福岡の右サイドバックの中村北斗もいいプレーを見せた。中村北斗に関しては、高校時代からずっと、ポジティブなイメージはなかったが、今シーズンの成長は、目を見張るものがある。加藤、中村、太田、山岸、杉山と、今、右サイドから目が離せない。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら320


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

京都×C大阪 名波浩は死せず




[相互リンク・追加]

サッカースペインリーグ情報 ~リーガエスパニョーラ万歳!~

ワイケさんのリーガエスパニョーラの情報サイト(歴史、構成、チーム紹介、リンク集など)です。リーガのことを勉強するには最適です。

相互リンク募集中です。ご依頼はメールフォームから。





残留のためには、どうしても勝ち点3が欲しい、セレッソとサンガの対戦。サンガはFWアンドレが欠場、セレッソは、大久保&名波のコンビはベンチスタートとなった。




先制したのはサンガ。前半9分、左サイドから中払が鋭いクロスを上げると、中央のFW松田がフリーで流し込んで先制する。劣勢のセレッソだったが、前半20分を過ぎると徐々にペースをつかみ始める。前半30分に、左サイドから古橋が中央に切れ込んでドリブルシュートを決めて同点に追い付く。

そして、後半。開始早々、河村からのボールを受けた、前半途中から出場していた大久保が、左足のアウトサイドで流す芸術的なシュートを決めて勝ち越す。すかさず、サンガは、パウリーニョのフリーキックから追い付く。これで2対2。追いつかれたセレッソは、後半13分に名波を投入する。後半26分、名波のパスから西澤が抜け出してクロスを上げると、ファーサイドに走りこんできた藤本がヘディングで合わせて勝ち越し。しかし、サンガは、後半28分に、角田のクロスを手島が合わせてまたまた同点。セレッソは、後半42分に、名波のクロスを大久保が、素晴らしい打点の高さからヘディングシュートを決めて勝ち越す。これで勝負ありかと思われたが、ロスタイムに、セットプレーから手島が蹴りこんで同点。結局、4対4で京阪ダービーは終了した。




セレッソは、何といっても大久保。この試合の大久保は、ホントに素晴らしかった。飛び出してボールを受けたあとの芸術的な1点目のゴールと、圧巻の高さから放った2点目ゴールは、潜在能力の高さを示した。攻撃以外でも、運動量が豊富で守備でも奮闘していた。セレッソ復帰以降、結果が出ていなかったが、もう大丈夫だろう。ゴール量産の予感が漂う。

大久保のゴールをアシストした名波。この試合がセレッソのデビュー戦とはとても思えないくらいチームを操っていた。前半、運動量が乏しく、フリーランニングがほとんどなかったセレッソの攻撃は、名波の投入でガラッと変わった。「名波さんがボールを持っているときにスペースに走り込めば、必ずいいボールが出てくる」という確信があるのだろう。名波クラスになると、コンビネーションを合わせるとか、そういう時間は必要ないんだな・・・。この試合では、森島の代わりにピッチに入ったので、3-5-2のトップ下というポジションだったが、スタメンから起用するとなると、どの位置になるのだろうか?ボランチだと守備面できつい気もするし、森島 or 古橋を外すという選択は考えづらい。4-3-1-2(or 4-1-3-2)でトップ下が名波、左右に森島と古橋という布陣がベストか。(バランスは悪いけど・・・。)




一方の京都は、3度、勝ち越しのゴールを許す苦しい展開ながら、3度追いつくという、素晴らしい粘りを見せた。しかし、試合はずっとサンガのペースで進んでいたので、”何とかがんばって追いついた”というよりはむしろ、先制点を奪った後や、同点に追いついた後の時間帯にうまく試合を運んでいれば勝てたのに・・・という印象が強い。

この試合、立ち上がりから20分のサンガは、出色の出来。なかでも、この試合は、右サイドバックの角田と左サイドバックの児玉が効果的に攻撃に絡んで、分厚い攻撃を演出した。特に、児玉は、思い切りのいいドリブルで相手を翻弄した。左サイドハーフの中払とのコンビネーションもよく、やっぱり児玉は左サイドバックだな、という印象をもった。

前節でヒーローとなった加藤大志。この試合も、立ち上がりから斉藤とのコンビで、何度もサイドの裏のスペースに飛び出して、チャンスメークを図った。(中盤の底の斉藤から、右サイドの加藤に送られるロングフィードは芸術品!!!精度の高さも抜群!!!)しかしながら、この試合では、対面したセレッソの柳本の前に苦戦。思い切りのいいプレーは見せたが、効果的なクロスは上げられなかった。逆に、加藤を封じ込めた柳本のプレーが光った。

アンドレの代わりにトップに入ったCF松田は、いいプレーもあったし、まずいプレーもあった。後半にキーパーを外してからゴール近くでフリーで放ったシュートを外したのは痛恨だったが、持ち前の高さと強さはアンドレにない魅力をもつ。




両チームにとって、勝ち点1という結果は、望む結果ではなかったかもしれないが、間違いなく次につながる試合となった。確かに、両チームともディフェンス面の問題が少なくはないが、それ以上に攻撃が魅力的だった。斉藤大介を起点とするサンガの中盤の組み立ては、現在のJリーグでは、最もエレガントなもの。(不用意に中盤でパスカットされてからカウンターで失点することが多いのはご愛嬌ということで・・・。)最下位のセレッソは、名波の加入で巻き返しの予感が漂う。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら319


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

千葉×東京 復調の兆し?




[相互リンク・追加]

SOCCER@動画ブログ

おもにyoutubeから拾ってきたサッカー動画を紹介するブログです。オーフェルマルス特集は必見ですね。ロッベンは、全盛期のオーフェルマルスを超えられるんでしょうか?

相互リンク募集中です。ご依頼はメールフォームから。









ガーロ監督を解任したばかりの東京が、アウェーで千葉と対戦した。立ち上がり早々2点をリードされた東京だったが、ルーカス・赤嶺・石川のゴールで逆転。千葉も、後半39分に羽生のゴールで追いつくも、ロスタイム直前に阿部が勝ち越しゴールを決め、4対3で東京が勝利した。




いきなり、2点をリードされてどうなるかと思った東京だったが、見事に逆転勝ち。”ポゼッションサッカー”というガーロ前監督の呪縛から解き放たれて、東京らしく前に出るサッカーが見られたと思う。浅利・藤山という、かつての東京を支えたベテランプレーヤーを初戦で使ってきたのも印象的。この二人のプレー自体は、それほど良かったとは思わないが、まずは、原点に戻ってやり直そうという意思が感じられた。

目立ったのは、ルーカス。この試合では、やや持ちすぎの感もあったが、ボールに絡もうとする意欲、そしてゴールを狙う意欲は、去年までのルーカスにはほとんど見られなかったものだ。ゴールシーンは、相手の足に当たったラッキーなものだったが、無理な位置からでもシュートを狙う積極性が生んだ、反撃ムードを作り出す貴重なゴールだった。

勝ち越しゴールを決めた石川だが、まだまだの印象。右サイドで相手と1対1になったとき、縦方向を切られると、中央にドリブルで切れ込んで左足でシュートを狙うシーンが最近よく見られるが、これは、どうなのかな、と思う。もっと、強引にドリブルで縦に突破した方がいいような気がするが・・・。怪我から復帰したばかりで、まだ、トップフォームの60%くらいなのかと思う。もう少し、時間が必要か。

千葉では、羽生のゴールが素晴らしかった。フリーで右サイドのスペースに走りこむと、楽山からのパスを受けてシュート。見事な同点ゴールだった。”日本代表”という看板に恥じないプレーだった。巻は、やや調子を落としているのか、元気がなかった。




監督が代わって、ひとまず上昇ムードが見えたが、問題はこれからだと思う。昨シーズン終了後、原博美監督との契約延長をせず、ガーロ監督をブラジルから迎えたのは、フロントの乱心ではなく、チームとしてさらなるステップアップを目指してのことだった。(原博美スタイルでは限界が見えていた。)ガーロ監督のポゼッションサッカーは、結局、うまくいかなかったが、倉又新監督が原監督のスタイルをそのままコピーしてもあんまり意味がない。ガーロ監督時代のよかった部分を、東京本来の縦に速いサッカーにミックス出来るかどうか。新監督の腕が問われる。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら318


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

オシムジャパンについて少し考える。

T&T戦イエメン戦を終えて、現時点で考えていることのまとめ。雑感なので、まとまりのない文章であるが、容赦していただきたい。

① ボール回しの改善策は?

オシム監督が、各駅停車という表現をしたボール回し。「ボール回しのスピードが遅いこと」と、「隣の選手を飛び越えたパスが少なかったこと(サイドチェンジがなかったこと)」と、「走って、止まって、走って、止まって、と小休止が多いこと(ダイレクトパスがないこと)」を指して、そのように表現しているのなら、うまい表現だと思う。

イエメン戦で感じたパス回しに関する問題点は、

① サイドバックのポジションが中途半端に高いこと
② パス回しのテンポが一定
③ 人選のまずさ

ということになる。




注意しておきたいのは、落ち着いてボールを回すのは何も悪いことではない。問題なのは、どこかで仕掛けのパスを出さないと相手の陣形を崩すことが出来ないのに、そういう意図のあるパスが出せていなかったことにあると思う。

まず、どのポイントから(誰の位置から)仕掛けるのかが、不明確だった。トルシエジャパンのときは中田浩二のパスから展開されることが多く、ジーコジャパンのときは中田英寿と三都主のところから仕掛けのパスが入ることが多かった。4バックを採用すると仮定すると、最終ラインの4人とダブルボランチの計6人でボール回しを担当することになるが、イエメン戦では、加地、坪井、闘莉王、駒野、鈴木、阿部の6人とも、セーフティなパスがほとんどだった。

現状では、6ポジション全てに、パス能力に優れた選手を配置するのは不可能である。ならば、仕掛けをスタートできるポイントがひとつ、もしくは、ふたつほしい。例えば、名古屋の本田を左サイドバックに起用する方法がある。ここ最近、名古屋でも、左サイドバックでプレーすることが多いが(例. 甲府戦)、名古屋の最終ラインは、ボール回しが行き詰っても、本田にボールを渡せば何とかなる、という心理が働いているので、ある程度余裕を持ってプレーをすることができるし、実際に、左サイドから攻撃を組み立てて相手の陣形を崩すことも多い。具体例をあげると、本田が左サイドでボールを持ったとき、相手のディフェンダーが本田にプレスに来ても、彼の能力であれば、十分にキープすることができるし、もしかするとプレスを突破することができる。そうすると、相対的に、周りの選手がフリーになりやすいし、余裕を持ってプレーできる。駒野だと、そうはいかない。(名古屋についていうと、甲府戦では、まだまだ、本田を生かしきれていない印象もあった。杉本と本田の関係がいまひとつだった。)

ボール回しに関しては、みんなが能力以上のプレーを行う必要はないと思う。RRさんは、阿部とともに、鈴木啓太のプレーにも不満を抱いているようだが、ボクは同じボランチであっても、阿部には難しいプレーを求めるし、鈴木啓太には求めない。また、アルケミスタさんは、坪井のボール回しに不満を持っていたが、坪井に対して、そこまで求めるのはどうかなと思う。鈴木啓太や坪井は、無難なパスを正確に味方につないでいれば現状はOKだと思う。(さらに上を目指すなら、当然、彼らにも、もっと上のレベルを要求していかなければならないが・・・。)

イエメン戦は、加地・坪井・闘莉王・駒野・阿部・鈴木だったが、この6人だと、効果的なボール回しをするのは、かなり難しい。ボール回しだけを考えたら、田中(隼)・坪井・闘莉王・駒野・長谷部・鈴木の方がベターだし、最終ラインに一人、そして、ダブルボランチの片方には、無理のできる選手を入れることが必要だと思う。(フィールドプレーヤーの10人全てが走れる選手である必要はないだろう。あまりにも「走ること」が重視され過ぎのような気がする。走れて巧い選手は、今の日本では、本調子のときの稲本潤一くらいではないか。)




もうひとつ最終ラインのプレーに関していうと、相手のプレッシャーがない状態では、もっとドリブルで進入していってもいいのではないかと思う。ジェフの試合では、ストッパーの結城耕造がドリブルで大胆なオーバーラップを披露して相手の虚を突くことがたびたび見られるし、リベロのストヤノフも積極的にドリブルでボールを運ぶ。セレッソのブルーノ・クワドロスも前線に上がっていくことがあるし、フェイエノールトのグリーンは、そういうプレーのスペシャリストだ。「オシムジャパンは、ジーコジャパンと違ってカウンターへの対処が出来ているので、イエメンにほとんどシュートチャンスを与えなかった」という論調がいくつか見られたが、ボクは、相手がイエメンのようなチームであれば、たとえ何度かピンチを迎えようとも、もっと最終ラインの選手はリスクをおかして攻め入ったほうが良かったと思う。リスクヘッジは重要だが、必要以上のものは消極的と映る。

オシム監督は、常々、「リスクを犯さなければ、何も生み出すことはできない。」と語っている。例えば、闘莉王が前線に上がっているときに、鈴木啓太だけを残して、阿部も前線に上がっていく。そんなサッカーも、別に、悪くはないのではないか?たとえ、その結果、1・2回、カウンターでピンチを迎えたとしても・・・。

② 引かれた相手をどう崩すのか?(格下相手のとき)

オシムジャパンの「走るサッカー」は、新右衛門さんが危惧しているように、中東で試合を行うときは「暑さ」で思うように走ることが出来ずに自分達の目指すサッカーが出来ないかもしれないし、格下相手の試合で引かれてスペースを消されたときに、手詰まりになるかもしれない。

これに関連して、引かれた相手をどう崩すのかについて、テレ朝では、「セットプレー」と「ミドルシュート」と「クロス」をキープレーにしていた。確かに間違いではない。(ただ、それは、相手が引いていようが、引いていなかろうが、関係なくて、攻撃の基本であると思うが・・・。)試合展開や相手のチーム状況にもよるので、どれが、正解とかそういうのはないと思うので、以下は、あくまで私見になる。




イエメン戦を見ていて一番不満だったのが、FW巻へのロングボールがほとんどなかったことだ。イエメンのディフェンスラインに高さがなかったこともあり、競り合いの場面で巻は、ほとんど勝利していたにもかかわらず・・・。

前線に味方がいない状況で放り込みサッカーをするのは良くないが、巻の頭が攻撃の基点になることをみんなが理解した上で、巻の頭を目がけてロングボールを入れるのであれば、別に問題はないだろう。相手の人数が多い場合は、密集地帯にドリブルで攻め入ったり、無理に中央突破を図るのは、得策ではない。相手に合わせて自分達のスタイルを崩すのはあまりよくないが、過度に自分達のスタイルを守ろうとする必要はないのではないか。相手の弱点を優先的に突くのが、全ての基本であるように思う。そして、相手との相対関係でいうと、分かっていても止められない強力な武器を、日本代表も装備すべきだと思う。(個人的には、それは、今、オランダで見つかると思う。)

③ オシムのサッカーとは?そして、エレガントの意味とは?

オシム監督は、イエメン戦のあと、「エレガントであることと、効果的であることは両立しないことが多い。それが両立しているのは、多分バルセロナだけだろう。」と語っている。そして、「あまりにもエレガントなプレーヤーは難しいかもしれない。普通に美しいプレーヤーはどうか? 格好いいかもしれない。美しいプレーをして、その結果はどうなるか? その結果を考慮したい。美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない。現代サッカーのトレンドはそうではない。今はどんなに美しいプレーをしたかではなく、何勝したか、それが求められる。残念ながら。」とも語っている。

ただ、これをもって、「オシム監督は美しいサッカー・エレガントなプレーヤーを否定している」とするのはどうかと思う。




オシムサッカーというと、「走るサッカー」そして、「考えるサッカー」といわれるが、選手に要求しているプレーは、”走ること””考えること”に加えて、”相手の意表をつくこと”のように思われる。練習中に、相手の裏をかいて意表をつくプレーを見せたとき、めったに選手を褒めないオシム監督が、「ブラボー」と言葉を発するらしい。

(坂本) 「2対1で、監督はまず一度FWにボールを当ててから始めろ、と指示したことがあったんです。でも、僕(坂本)と組んだ林(丈統)は相手の裏でボールを欲しがったので、僕(坂本)は最初から裏へパスを出した。そしたら、監督は”ブラボー”ですよ。」

(佐藤勇人) 「オシム監督の場合は、ただ真ん中からノーマークで打たせるようなシュート練習はなくて、いろいろなバリエーションをつけます。例えば、ペナルティエリア内の角度のない所から右足のアウトサイドでカーブをかけて狙え、とか。そんなときに、あえて敢えてインサイドで巻いたり、逆の足で狙ったりすると、褒められますね。」




”エレガント”をどのように定義するのか?オシム監督が、ジーコ監督のようにファンタジスタ(と呼ばれる選手)を中盤に並べるようなことはしないだろう。それでも、オシム監督の言葉からは、過度にファンタジーを強調するマスコミを否定しつつも、美しいサッカーを理想とする心理が見え隠れする。事実、ジェフ千葉で見せた走るサッカーは、ときに、そのキャッチフレーズから考えられないほど、美しく優雅なものだった。

たしかに、一人の選手がドリブルで5人のディフェンダーを突破してゴールを陥れるプレーは美しいが、その一方で、数的優位になったチームが、完全に相手のディフェンスを崩して陥れるゴールも美しい。(多分、オシムスタンダードでは、前者がエレガントで、後者はエレガントではないのだ思う。)

(坂本) 「2対1とか3対2とかで、相手をうまく崩せたときに褒められるじゃないですか。でも、その後に、ただし他にもこんな方法があるぞ、こういうアイディアもあるぞ、と次から次へといろんな方法を教えてくれるんです。」とも語っている。

結局、オシム監督の言う”走るサッカー”の目的とは、破壊するために走るのではなく、創造するために走るのだと思う。そこを勘違いすると、オシム監督の真意を見逃すことになる。

オシム監督の引き出しは無限に存在すると思うが、まだ、その引き出しは、ひとつも開けられていない。その引き出しが、初めて開けられるのいつになるのだろうか?そのとき、本当の意味での、オシムジャパンがスタートする。




最後に、こんな、布陣がいいのでは、というものを置いておく。







↑いい記事だと思ったときは、

こちら317


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

「古い井戸」と「新しい井戸」の融合に期待する。

オシム監督がどういう意図でそのフレーズを使ったのか、そして、その真意が正しく伝わっているのかは分からないが、ボクは、「古い井戸/新しい井戸」という表現が好きではない。一般的には、井戸は枯れてしまったらもう使用できなくなるが、プレーヤーは井戸とは違って、古いものがイコール悪いわけではない。マスコミは、案の定、さっそく、「古い井戸/新しい井戸」という組み分けを行っているが、どうにも、違和感を覚える。今回ばかりは、オシム監督のこの表現方法は、適切ではなかったと考える。




さて、イエメン戦では、”古い井戸”グループでは、川口、加地、坪井、三都主、遠藤がスタメンで出場した。(巻も古い井戸グループかな?)十分なパフォーマンスを見せた選手もいたし、不十分なプレーしか出来なかった選手もいたが、それを一緒くたにして、「古い井戸の選手は使えない。切り捨てろ」といった論調が少なからずあったことは、驚いた。ジーコ監督時代には、メディアは国内組・海外組の組み分けをして賛否両論を巻き起こしたが、当時の状況に似た雰囲気を感じる。

確かに、ジーコ氏の4年間は、結果的にハッピーエンドとはならなかったが、だからといって、全てを切り捨てるのは、あまり短絡的過ぎる。いい面もあったし、悪い面もあった。いい面とは、加地と三都主という、本格的なサイドアタッカー(サイドバック)の発掘と抜擢、最終ラインからの丁寧なつなぎ、決して最後まであきらめない精神の植え付け等である。

しかしながら、ここ最近のトレンドは、ジーコ時代を全面的に否定して、オシム監督を持ち上げることなのかと思う。でも、自分の目に確かな自信があるのであれば、「いいものはいいし、悪いものは悪い」と、しっかり選別すべきではないかと思う。

ボクは、ジーコ氏+川淵氏が犯した最大の誤りは、トルシエジャパンの功績を全て否定することから始まったことだと考える。得てして、実績のない監督は、前任者を否定することで、自身を肯定させる手法を取りがちである。ジーコ氏がトルシエジャパンの遺産をもっと有効に使えなかったのかという点は、今でも疑問に思う。




オシム監督は、はじめの2試合では、ジーコ色を消しにかかったように見えるが、これから先、古い井戸も再活用させようとたくらんでいることだろう。古い井戸と新しい井戸が融合したとき、真のオシムジャパンがスタートする。オシム監督が、ジーコ氏と同じ行動をとは思わないが、でも、少しばかり不安に思う。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら316


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

C大阪×横浜FM さびしいゲーム

セレッソ大阪は、ジュビロから移籍してきた名波がベンチ入り。スタメン出場も予想されたが、この試合はベンチスタート。うーん・・・。セレッソは、ゼ・カルロスが欠場で、大久保もベンチスタートとなった。試合は、森島と古橋のゴールで2点を奪ったセレッソが逃げ切って、連敗をストップさせた。




まずは、マリノス。やっているサッカーが極端に悪いわけではないが、結果が出ない。ちゃんと前からディフェンスもしているし、攻撃もマルケスを中心に変化のある攻撃も見せているし、チャンスがないわけではない。この試合でも、森島に先制点を奪われるまでは完全にマリノスがセレッソを圧倒していたし、いつ、先制点をとってもおかしくない流れだった。しかしながら、フィニッシュが決まらない。

坂田、山瀬、栗原、田中(隼)という現役の日本代表に、マルケス、ドゥトラ、マグロンのブラジル人トリオ、さらに、久保やハーフナーといった選手もベンチに控える。この試合では、出場しなかったが、松田、中澤、奥、吉田、平野という、実力者も擁する。間違いなく、Jリーグ屈指の選手層を誇るはずだが、4月ごろからずっと今のような状態が続いている。岡田監督は、もう、正直、手の打ちようがない状態ではないかと思う。やれることは全て試したとは思うが、チーム状態は良くならない。

ボクも、最近のマリノスの試合を何度か見ているが、どうのように評価すればいいのか分からない。「負のスパイラルにどっぷりつかってしまっているから」と簡単に結論付けていいものなのか?




一方のセレッソだが、名波の加入ということで、どちらかというとセレッソに期待をして、試合を見ていたのだが、その期待は裏切られた。とにかく、パスミスが多いのでボールがつながらないし、この試合の2ゴールも多分に偶発的なものだった。重荷を背負ってプレーしているのは分かるが・・・。

そんな中でも、森島は素晴らしかった。1点目のゴールは、得意の裏への飛び出しとシュートのときのアイディアが融合されたファインゴールだった。ゴールシーン以外でも、献身的なプレーと決定的なプレーを何度も披露した。名波効果は、まずは”モリシ”に表れたかなという印象だ。

もう一人、印象に残ったのは、ブルーノ・クワドロス。3バックの中央に位置するブルーノは、いい形でボールを奪うと積極的に前にボールを運んで攻撃に参加する。また、ディフェンスラインでボールを回しているときでも、前にスペースがあると自らボールを持ってボランチの位置まで上がっていく。イエメン戦で、オシム監督が日本代表のディフェンスラインでのボール回しに不満を抱いていたが、この日のブルーノのプレーは、その答えのひとつではないかと思う。(ブルーノのプレーは、かなりリスクもあるが・・・。)




セレッソとしては、勝ち点3を獲得したものの、内容的には全く良くなかった。セレッソを上回る、泥沼状態のマリノスに救われたゲームだと思う。この試合で出番はなかったが、ボールの落ち着きどころのない今のセレッソにとっては、名波の力が必要だろう。次節以降に、名波をどのポジションで起用して、どんな役割を与えるのか、注視したい。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら315


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

イエメン戦 微妙なオシムジャパン

イエメン代表は、ドイツワールドカップ予選では、北朝鮮・UAE・タイと同組に入ってグループ最下位。でも、スコアだけ見ると、まずまず健闘していることが分かる。




アジア予選 グループ5(順位)

2月18日 イエメン 1 - 1 北朝鮮
2月18日 UAE 1 - 0 タイ
3月31日 北朝鮮 0 - 0 UAE
3月31日 イエメン 0 - 3 タイ
6月9日 タイ 1 - 4 北朝鮮
6月9日 UAE 3 - 0 イエメン
9月8日 北朝鮮 4 - 1 タイ
9月8日 イエメン 3 - 1 UAE
10月13日 タイ 3 - 0 UAE
10月13日 北朝鮮 2 - 1 イエメン
11月17日 UAE 1 - 0 北朝鮮
11月17日 タイ 1 - 1 イエメン



日本代表は、加地、遠藤、阿部、巻がスタメン出場。4-2-2-2。







試合内容は、ご覧の通り。




GK:川口能活 6.0

ほとんど守備機会はなかった。

DF:加地亮 6.0

右サイドで意欲的に勝負を仕掛けた。ドリブルでの打開率は高かったが、クロスの精度がいまひとつだった。

DF::坪井慶介 6.0

特に問題なし。

DF:田中マルクス闘莉王 6.5

積極的にゴール前に上がって、ゴールを狙うも、この試合では不発。ボランチとの連携はスムーズだった。地味な要素だが、フィードのパスの速さも魅力。

DF:駒野友一 4.5

終始、消極的なプレーで、リズムに乗れず。本来のポジションではないため気の毒な面もあるが・・・。

MF:三都主アレサンドロ 6.5

前半は攻撃的MF、後半は左サイドバックに入ったが、プレー自体は良かった。軽率なミスもあったが・・・。

MF:阿部勇樹 5.0

見事なヘディングシュートを決めるも、攻撃の組み立てでは、失望させられた。彼に対する要求が高すぎるのか・・・。

MF:鈴木啓太 6.5

広範囲に動いてチームを統率。不可欠な存在になりつつある。

MF:遠藤保仁 5.5

前半は、相手が引いていたこともあり、なかなかボールに絡めなかった。何度かおしいシュートシーンを作ったが、不完全燃焼。突破力がないだけに、国際試合で前目の中盤でプレーするのは厳しいか。

MF:佐藤勇人 5.5

途中出場で動き回ったが、シュートはふかした。

MF:羽生直剛 6.0

後半開始からピッチに立って、何度か相手を翻弄するプレーを見せた。ポジティブな印象。

FW:巻誠一郎 5.5

ヘディングの強さは相変わらずだが、この試合では、なかなかいいクロスが上がってこなかった。中央で体を張ったポストプレーがほとんどなく、持ち味は出し切れず。

FW:田中達也 5.0

エースナンバーを背負うプレーヤーとしては、物足りない。前半10分ごろの決定的なシュートを決めていれば・・・。後半は、何度も、相手のファールを誘発するドリブルを披露した。

FW:佐藤寿人 6.5

彼らしいゴール。途中出場でも結果を出せる選手だが、やっぱり、90分プレーしている姿をみたい。




まず、最初に論じたいのは、テレ朝で、セルジオや松木がなんと言おうとも、9人や10人で徹底的に引いて守るイエメン代表の守備は、簡単には崩すことができないということ。そして、それは、日本代表に力がないからではない。サッカーというスポーツは、双方に攻める意思があって、攻撃と守備を交互に繰り返しながら展開されるとき、はじめて成立するものである。(← 分かりにくい文だけど、要するに、引いた相手を崩しきれないということは、問題点のプライオリティとしては相当に低いということ。)

とはいっても、この試合の内容は、いただけない。「まだ、2試合目だから。」とか、「オシムのやり方は、選手に浸透するには時間がかかるから。」とか、エクスキューズがあるのは、十分に承知しているが、だからといって、問題点を見逃すわけにはいかないので、気になった点をいくつか指摘する。

① ボランチの組み合わせ(鈴木+阿部)のまずさ

T&T戦では、阿部が欠場して、代わりに鈴木が出場し、素晴らしいプレーを見せた。そして、この試合で、この二人をどのように併用するのか(または、どちらかをベンチにするのか)興味をもっていたが、オシム監督はダブルボランチで起用した。結局、この二人をダブルボランチで並べて起用したのは失敗だったと思う。

鈴木も阿部も、単独で見ると、十分に評価できるプレーをしていたと思うが、ボランチのどちらか片方は、リスキーなパスを通せるほどのパスセンスがないと、ボール回しが単調になって、チャンスシーンまで持っていくことが出来ない。前半、ボールを支配していながら、アタッキングエリアになかなかボールを運べなかった一番の原因は、ボランチにあると思う。阿部も鈴木も、パスミスはほとんどなかったが、中盤の底から、巻や田中の足元にスパッと入る高速パスがほとんどなかった。(前任者の中田英と比較するのは酷だが、どうしても比較してしまう。)鈴木啓太はともかく、阿部はもっと出来る選手だと思うが、買いかぶり過ぎだろうか?

② 運動量・サポート意識の欠如

T&T戦では、何度かダイレクトでパスが回る面白い場面があったが、この試合で見られたのは、後半に、羽生が絡んでシュートまで持っていった場面くらい。新潟が暑かったことと、前の試合で飛ばしすぎたこともあって、スタートから運動量を抑え気味だったことは理解できるが、それにしても・・・。

公式戦で、失点を防ぐために、意識的にサイド攻撃を重視したのであれば仕方ないが、中央を崩そうという意識はほとんど見られなかった。(後半、羽生が入ってやや改善されたが・・・。)この原因は、”田中達也が下がってきてボールを奪われることが多かったこと”、”遠藤のポジショニングが中途半端であったこと”、”三都主が左サイドに開き気味であったこと”、”ボランチの押し上げが遅かったこと”、その全てだと思う。とにかく、この試合は、前線の6人のバランスが非常に悪く、役割分担もできていなかった。この試合は、セットプレー以外で点が入る気がしなかった。

③ オン・ザ・ボールを大切に

オフ・ザ・ボールの重要性はよく分かる。献身的に動いて、味方のスペースを作ることは、現代サッカーには欠かせない要素であるが、オフ・ザ・ボールと同様かそれ以上に、オン・ザ・ボールで、どういうプレーが出来るかは重要である。チャンスになるかどうか、得点になるかどうかは、結局のところ、ボールを持ったときに、いかに、正確でかつ意外性のあるプレーが出来るかにかかってくる。

オシム監督が、「走れる選手」を好むことは良く知られているが、もうひとつ、「相手を驚かせる予想外のプレー」を好む監督であることも事実である。松井はもちろん、中村の必要性を強く感じる。どこかで、タメが作れないと、周りのロールプレーヤーが生きてこない。




2試合を終えて、一番不安なのは、「どうやって、点を取ろうとしているのか、全く、見えてこない」ということだ。もちろん、まだチームがスタートしたばかりであることは、重々理解しているが、それならば、チームが生まれ変わろうとしている新鮮な息吹というか勢いのようなものが感じられてもいいが、そういう風なものも感じられない。巻にしても、遠藤にしても、阿部にしても、加地にしても、みんなが迷いながらプレーしているという印象が残る。

オシム監督は優れた監督なので、試合を重ねるごとに良くなっていくだろうが、現時点での率直な感想としては、ネガティブなものになってしまう。

ボクは、単純なサポーターなので、試合を見終えて、その試合 and そのチームのサッカーが、見ていて面白いと思ったら高い評価をして褒めたたえるし、そうでなければ低い評価をして批判をする。T&T戦の後に、批判的な記事を批判するコメントがいくつか来ていたが、そういう価値基準があるので、近視眼的な面があることは理解していただきたい。とりあえず、オシムジャパンの最初の2試合は、面白い試合ではなかった。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら314


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

optaでチーム分析

個人データだけでなく各チームの分析もしてみます。

鹿島アントラーズ

攻撃では、「クロスの本数」(183本)がリーグ16位。ドリブル(8位)、パス(21位)、クロス(19位)と3部門がリーグ上位である右サイドの内田に比べて、左サイドの新井場(ドリブル45位、クロス54位)の数値がいまひとつ。左右のバランスが良くないようだ。「ペナルティエリア内進入後のシュート率」がリーグ17位(41.6%)なのは、やっぱりあの人のせい?それ以外の数値は、ほぼリーグ中位。

守備では、「オフサイド奪取数」(35回)がリーグ4位、「自陣での空中戦勝率」(64.4%)もリーグ4位。しかしながら、「セーブ率」(61.4%)がリーグ15位。曽ヶ端不在が痛かった?

浦和レッズ

「ぺナルティエリア脇 進入回数」(235回)、「スルーパス数」(128本)、「敵陣での空中戦勝率」(44.2%)がリーグ1位。「シュート数」(176本)、「攻撃エリアでのFK数+CK数」(130本)、「クロスからのシュート数」(51本)がリーグ2位。「枠内シュート数」(65本)がリーグ3位と、リーグトップの攻撃力であることは数字でも証明されている。三都主のクロス(95本)はリーグ全体でトップ。三都主(クロス1位、ドリブル3位)とポンテ(クロス3位、ドリブル5位)の二人がチャンスを演出していることが分かる。

守備面では、「シュートブロック率」(21.6%)が1位で、「セーブ率」(72.4%)、「クロスからの被シュート数」(24本)、「ドリブルからのシュート数」(11本)がリーグ2位。最終ラインの強さがよく分かる。守備面でもほとんどがリーグ上位だが、「速攻阻止率」(66.0%)がリーグ16位。

大宮アルディージャ

「クロス数」(205本)がリーグ9位にもかかわらず、「クロスからのシュート数」(25本)がリーグ18位。それでいて、「速攻比率」(33.3%)はリーグ2位。明らかに、2トップにスピードタイプの選手を並べることが多かったことを物語っている。「シュート数」(111本)が17位なのも、気になる数値である。

守備面では、「自陣での空中戦勝率」(69.3%)がリーグ1位、クロスからの被シュート率(31本)、「ドリブルからの被シュート数」(13本)がリーグ5位。最終ラインの強さが見て取れる。オフサイド奪取数(21回)がリーグ16位、クロスブロック率(15.7%)がリーグ15位なのは、大宮の守備スタイルを物語っている。

ジェフ千葉

「クロス数」(260)がリーグ2位、「敵陣での空中戦勝率」(42.9%)がリーグ1位にもかかわらず、「クロスからのシュート数」(35本)がリーグ12位ということは、巻やハースに、いいクロスが入っていないからなのだろうか。「ぺナルティエリア脇 進入回数」(197回)はリーグ2位。

守備では、「自陣での空中戦勝率」(54.6%)がリーグ17位で、高さに不安のあるディフェンスラインということがいえるかもしれない。セーブ率(72.4%)で2位なのが光る。

FC東京

数字だけ見ると素晴らしい。「クロス数」(281本)、「クロスからのシュート数」(53本)、「セットプレー起点のシュート数」(56本)がリーグ1位で、「ドリブルからのシュート数」(24本)がリーグ2位、「ペナルティエリア脇 進入回数」(196回)がリーグ3位。徳永(ドリブル4位、クロス9位)、鈴木(ドリブル9位、クロス2位)に、川口(ドリブル12位、クロス11位)とサイド攻撃は数字上は申し分ない。「シュート数」(159本)、「枠内シュート数」(60本)もリーグ5位と悪くない。いったい何が悪いのだろう?やっぱりガーロ?

トップクラスの攻撃に比べて、守備面は、ほとんどがリーグ下位。「セットプレー起点での被シュート数」(98本)、「ペナルティエリア脇 被進入回数」(205回)がリーグ17位、「クロスからの被シュート数」(50本)、「守備エリアでの被FK数+被CK数」(134本)、「ペナルティエリア内進入後の被シュート数」(46.8%)がリーグ16位。セーブ率(73.3%)で1位なのがただひとつだけ輝く。

川崎フロンターレ

「枠内シュート数」(76本)、「ドリブルからのシュート数」(24本)、「ペナルティエリア内進入後のシュート率」(55.1%)がリーグ2位で、「シュート数」が3位。「クロス数」(186本)が13位で、「スルーパス数」(80本)が16位、「速攻比率」(25.7%)が15位なのは意外。

守備では、「ペナルティエリア脇 進入回数」(130回)が2位、「ペナルティエリア脇進入後の被シュート数」(56.9%)が3位、「クロスからの被シュート数」(30本)が4位。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら313


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

回答

さて、回答です。「何の話?」っていう方は、この記事を先に読んでください。もう少し考えようという人も、、この記事をもう一度、読んでください。




何の順位かということですが、optaのデータということは、分かったかと思います。野球とは違って、サッカーは選手個々の詳しい成績が表しにくいといわれていますが、optaのデータは、かなり信用のおけるものだと感じます。サッカーマガジンには、一部optaのデータが使われていますが、それ以外では、残念ながら、ほとんど浸透していませんね。




回答に入る前に、ここ(↓)をクリックして、

人気ブログランキングに投票


してくださいな。どうぞ、よろしくお願いします。


 

さて、答えは、

① パス本数
② ドリブル(突破を仕掛けた回数)
③ クロス数
④ インターセプト数
⑤ タックル数

です。この資料は、「totoデータブック」というもので、瑞穂競技場のの入り口でもらったものです。(optaは、データをネット上では公開していないので、詳細なデータはなかなか手に入らないのかな?だったら、意外と貴重な資料かもしれない。)

★ 12節終了時点のデータ。すべて総数なので、当然、出場時間が多い選手が上位にランクされやすい。




せっかくなので、簡単に分析したいと思う。

① パス本数

1.シルビーニョ 715本
2.小笠原 694本
3.ホベルト 655本
4.シジクレイ 637本
5.遠藤 636本
6.斉藤 626本
7.林 622本
8.中村 619本
9.山口 618本
10.今野 612本

この中で目立つのが、シジクレイ(4位)と山口(9位)。ディフェンダーが二人も上位に来ているということは、ガンバ大阪がしっかりとつないで崩すサッカーを目指しているということを示しているのだろう。他には、トニーニョ(17位)と波戸(19位)が20位以内に入っている大宮も、つなぐ意識が高いのだろう。(大宮には、あんまりそういうイメージはないけど。)京都の2位は児玉(64位)で、新潟の2位は寺川(44位)で、セレッソの2位は古橋(38位)ということを考えると、この3チームは、斉藤(6位)、シルビーニョ(1位)、下村(11位)にボール回しを依存していることがうかがえる。逆に、20位以内に誰も入っていない清水や千葉や広島は、縦に速いサッカーを目指しているのかと推測できる。

② ドリブル

1.ジュニーニョ 82回
2.フェルナンジーニョ
3.三都主 67回
4.徳永 56回  
5.ポンテ 53回
6.マルコン 51回
6.家長 51回
8.内田 50回
9.鈴木 45回
9.森 45回

サイドアタッカーが多い中で、ジュニーニョ、フェルナンジーニョ、ポンテの3人は、中央を突破できる危険きわまりない存在といえる。また、徳永・鈴木のいる東京、森・マルコンのいる川崎は、両サイドから仕掛けることが出来るので、能力の高いサイドアタッカーを両サイドに配置するサイドアタック重視の戦術だといえる。チームトップが、酒本(49位)、中村(33位)、梅崎(49位)の大分は、ドリブルの脅威が他のチームに比べて少ないのかもしれない。

③ クロス数

1.三都主 95本
2.鈴木 83本
3.ポンテ 61本
4.村井 57本
5.ドゥトラ 54本
6.駒野 53本
6.小林 53本
6.根本 53本
9.徳永 52本
10.ゼ・カルロス 51本

サイドアタッカーが揃った中で、ポンテと小林(大)が光る。本数だけ見ると、三都主と鈴木(規)の二人が抜けている。現在、怪我で離脱中だが、鈴木(規)の能力の高さがうかがえる。チーム全体でいうと、広島と大分がリーグ最少。

④ インターセプト

1.シルビーニョ 23回
2.小笠原 22回
3.山本 21回  
3.闘莉王 21回
3.ホベルト 21回
6.寺田 20回
6.斉藤 20回
8.ドゥトラ 19回
8.中村 19回
8.谷口 19回
8.金 19回
8.下村 19回

パス本数でも上位にランクインした、シルビーニョ、小笠原、斉藤のオールラウンドな能力の高さがうかがえる。センターバックでランクインされているのは、前に強い証明か。また、パス本数、インターセプト数、タックル数で上位に食い込む、甲府の山本の存在が驚き。

⑤ タックル数

1.今野 67回
2.伊藤 63回
3.ホベルト 57回
4.シルビーニョ 56回
5.山本 55回
6.中村 53回
6.マグロン 53回
8.闘莉王 50回
9.トニーニョ 49回
9.橋本 49回

ここでも、ランクインしている、シルビーニョとホベルトは、攻守にわたってチームを支える心臓である。今野のトップは予想できるが、中村(憲)やマグロンのランクインは意外な感じもする。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら312


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

サッカー選手を評価するということ

プレーヤーを評価するということは、非常に難しい。いろんな見方ができるし、いつ、どの試合を、どんな風なテンションで見たかによって、ずいぶんとその選手に対する印象は変わってくる。

極端な例をあげる。例えば、日韓ワールドカップを見た外国のプレスやファンは、日本代表の稲本潤一選手は、運動量があって得点力があって、申し分のないボランチのように感じただろう。一方、ドイツワールドカップで初めて日本代表の試合を見た人には、ボランチ稲本潤一はほとんど印象に残らない、平凡な選手としか感じなかっただろう。でも、どちらの評価も、一概に、間違っているとは言えない。(当然、ガンバユースのころから稲本のプレーを見ている人にとっては、それらとは違ってもっと深みのある評価が出来るだろうが・・・。)

また、好みのプレースタイルかどうかによっても、評価は変わってくる。例えば、ボクは、闘莉王の機を見て積極的に前線に上がっていくスタイルが大好きだが、無理に上がっていってチームのバランスを崩すことも少なくない。(今シーズンは、それでも、その数は少ないかな。)そのマイナス点に重みをおいて、闘莉王をDFとしてそれほど高く評価しない人もいるだろう。また、ボクは、鈴木隆之のプレースタイルが好きではないが、正反対の意見で、彼の献身的なスタイルを高く評価する専門家も少なくない。

結局、選手個人を評価するときは、その人のサッカー観やサッカー歴が顕著にあらわれるものなので、むやみに否定すべきではないし、十分に尊重すべきものだと思う。そして、そういうアバウトさ・多様性が、サッカーの魅力だろう。




以上が前フリで、ここからが本題。以下は、何の順位でしょうか?

① 

1.シルビーニョ(アルビレックス新潟)
2.小笠原(鹿島アントラーズ)
3.ホベルト(アビスパ福岡)
4.シジクレイ(ガンバ大阪)
5.遠藤(ガンバ大阪)
6.斉藤(京都サンガ)
7.林(ヴァンフォーレ甲府)
8.中村(川崎フロンターレ)
9.山口(ガンバ大阪)
10.今野(FC東京)




1.ジュニーニョ(川崎フロンターレ)
2.フェルナンジーニョ(ガンバ大阪)
3.三都主(浦和レッズ)
4.徳永(FC東京)
5.ポンテ(浦和レッズ)
6.マルコン(川崎フロンターレ)
6.家長(ガンバ大阪)
8.内田(鹿島アントラーズ)
9.鈴木(FC東京)
9.森(川崎フロンターレ)




1.三都主(浦和レッズ)
2.鈴木(FC東京)
3.ポンテ(浦和レッズ)
4.村井(ジュビロ磐田)
5.ドゥトラ(横浜Fマリノス)
6.駒野(サンフレッチェ広島)
6.小林(大宮アルディージャ)
6.根本(大分トリニータ)
9.徳永(FC東京)
10.ゼ・カルロス(セレッソ大阪)




1.シルビーニョ(アルビレックス新潟)
2.小笠原(鹿島アントラーズ)
3.山本(ヴァンフォーレ甲府)
3.闘莉王(浦和レッズ)
3.ホベルト(アビスパ福岡)
6.寺田(川崎フロンターレ)
6.斉藤(京都サンガ)
8.ドゥトラ(横浜Fマリノス)
8.中村(川崎フロンターレ)
8.谷口(川崎フロンターレ)
8.金(ジュビロ磐田)
8.下村(セレッソ大阪)




1.今野(FC東京)
2.伊藤(川崎フロンターレ)
3.ホベルト(アビスパ福岡)
4.シルビーニョ(アルビレックス新潟)
5.山本(ヴァンフォーレ甲府)
6.中村(川崎フロンターレ)
6.マグロン(横浜Fマリノス)
8.闘莉王(浦和レッズ)
9.トニーニョ(大宮アルディージャ)
9.橋本(ガンバ大阪)





①、②、③に関しては、パッと見て分からなくもないかな?④と⑤は、かなり難しいかも。5つとも当たったら、”Jリーグマスター”の称号を授けます(笑)。それくらい凄い。

答えが分かったときは、コメントに書き込んでみてください。

この続きは、トップページから見ている方は、右下の「続きを読む」から。それ以外の方は、このページの、下のほうに移動して確認してください。ヒントがあります。





↑いい記事だと思ったときは、

こちら311


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

続きを読む »

柏×鳥栖 新居・衝撃のハットトリック ぜひA代表に・・・

今週末、一番、見所があって、いい試合になったのが、J2の柏と鳥栖の試合。帰り道に、携帯で試合結果をチェックしていたときに、思わず、電車の中で声を上げそうになった。録画してきて良かった・・・。




J2は、柏・横浜・神戸・仙台の4強と、東京・山形・鳥栖・札幌の中位グループに分かれつつある。鳥栖としては、今シーズン終了後の昇格の可能性は少なくなっているが、それでも、まだまだあきらめるには早過ぎる。とにかく、上位チームにくらいついていくまで。一方、柏にとっては、ホームではどんな相手にも勝ち点3を確保して、2位以内を確実にしたいところだ。




試合はスリリングな展開になった。前半24分に、セットプレーからディエゴのヘディングシュートがポストに当たった跳ね返りを、FW李忠成(イ・チュンソン)が押し込んで先制。しかし、後半38分に、右サイドから山城がクロスを上げると、新居がジャンピンボレーで決めて同点。さらに、前半42分には、柏のDF岡山のオウンゴールで勝ち越し。2対1で鳥栖リードで前半を終了した。後半は立ち上がりから柏が押し込む展開になるが、後半7分に、鳥栖の山城がハーフウェーラインからドリブルを開始すると、右と左に走る選手を使うと見せかけて自分で突進。最後は、GK南をあざ笑うかのような、見事な見事なループシュートを決めて3点目。さらに、後半13分には、新居がペナルティーエリアでファールをゲット。そのPKを自ら決めて4点目。そして、圧巻は後半29分。ペナルティーエリア内で相手ディフェンスを背負った状態でボールを受けると、素早い反転をしてシュート。これが決まって、チーム5点目。速さと強さを見せ付けた、これぞストライカーというゴールだった。(新居らしくないゴールだったかもしれないが・・・。このゴールで、新居は今シーズン2回目のハットトリックを達成。)柏は、後半38分に、小林祐三のファインシュートで1点を返すも、これで試合終了。柏ホームで、鳥栖が5対2で勝利するという、衝撃的で痛快な試合だった。




柏自体は、それほど悪くなかったと思うが、それ以上に、新居と山城の出来が素晴らしかった。鳥栖の1点目と5点目の新居のゴールと、3点目の山城のゴール(付け加えると、小林のゴールも。)は、今シーズンのベストゴール投票にノミネートされることが確実なくらいのグレートなゴールだった。数は少ないかもしれないが、鳥栖から駆けつけたサポーターにとっては、最高の夜になっただろうな。おめでとうございます。




それにしても、新居は凄い。これだけ、見ている人の心を揺さぶるプレーヤーは、J1でもそうはいない。新居のプレーを見ていると、日本協会がどうのとか、マスコミがどうのとか、川淵がどうのとか、オシムジャパンがどうのとか、そんなことは、しばしの間、どうでも良くなる。サッカープレーヤーとしての価値を示すのは、所属リーグがどこであるかとか、代表選手であるかどうかとか、ルックスがどうかとか、そんなもので決まるものではなくて、どれだけ、試合中に人々に驚きと感動を与えられるかどうかだろう。そういう意味では、今の新居は文句のつけようがない。

鳥栖が来シーズンのJ1昇格を逃したとしたら、新居にはJ1からのオファーが殺到するだろう。今の新居なら、J1でも、コンスタントにゴールを生み出すことが出来るだろう。そして、いつか、オシム監督に代表に呼ばれる日が来るだろう。でも、ボクは、今、”鳥栖の新居”を代表に呼んでほしい。代表選出だけが全てではないが、もし、これが実現すれば、サガン鳥栖とJ2にとっての効果は、計り知れないものがある。オシム監督の英断に期待。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら310


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

オシムジャパン 小笠原ではなく羽生を選出

イエメン戦の日本代表が発表された。今回追加されたのは、加地、羽生、遠藤、阿部、佐藤(勇)、巻の6人。気になったのは、以下の点。




① 阿部はセンターバックか?

センターバックをこなせるのは、闘莉王と坪井のみ。となると、ジェフでもセンターバックでプレーすることが多くなってきた阿部が日本代表でもセンターバックで起用されるのだろうか?高さはないが、ディフェンス力には定評があり、つなぎも安定していてロングフィードにも定評がある。ボランチは競争が激しいが、センターバックは人材を欠くだけに、新しいタイプのセンターバックとして、面白いかもしれない。

② 小笠原ではなく、羽生・山瀬でいいのか?

これは、もうオシム監督の好みの問題である。オシムサッカーは司令塔タイプを必要とせず、チームのために動き回れる気の利く選手が必要なのだろう。でも、これって、Jリーグ軽視ではないか、とも考えられるが、皆さんは、どう思いますか?

③ フォワードの中心は巻か?

ターゲットタイプでは、現状は、巻がファーストチョイスであることは間違いない。高さだけでなく献身的なプレーも魅力で、スピードもそれなりにある。ボクの希望は平山だが・・・。

④ ダブルボランチは誰と誰?

優秀な人材が揃うダブルボランチで、誰を起用するのかが一番興味深いところだ。候補は、鈴木、長谷部、阿部、佐藤(勇)、遠藤。現在の調子で言うと、鈴木と遠藤かな。

⑤ 右サイドは加地か?田中か?駒野か?

ポジション争いが熾烈なのは、右サイドバックも同じ。実績や経験では、加地がリードしているが、田中も前の試合では印象的なプレーを見せた。オシムの選択ははたして・・・。




なぜか、盛況なので、追加します。批判文は受け付けますが、最低限のマナーは守ってください。見ず知らずの人に、けんか腰 or 挑発的な文を書かれて、冷静に対応できるほど、人間が出来ていませんからね。論理的に反論される文には、いくらでも対応します。 

(2006/8/15)




問題になっているのは②.文中にあるように、別に、「オシムの選考は、Jリーグを軽視している。けしからん。」と主張したいではなく、「山瀬とか坂田の選考は、Jリーグでの実績を考慮していないんじゃないの?それなら、玉田とか宮本を選考していたジーコと同じじゃないの?」ということが言いかっただけ。

小笠原に関しては、この間のFC東京戦の出来が素晴らしかっただけに、「何で小笠原は選出されないの?」というのが素直な気持ちで、山瀬に関しては、この間の新潟戦でゴールをあげたものの本来の出来からは程遠く、T&T戦でもいまひとつだった。羽生に関しても、いい選手ではあるけど、小笠原を凌駕するだけのパフォーマンスをジェフで見せているとは思わない。これらを考慮して、”この選考は、Jリーグ軽視じゃないの?”というのが、素直な感情。(プレースタイルの問題もあり、同ポジションだけど、ひとくくりにするのは良くないかもしれないが。)もちろん、”小笠原の奮起を期待して、発奮させるために今回は代表から外した”とか、”小笠原が怪我で代表は断った”とか、”過去に、オシムと小笠原には確執があって・・・”とか、そういう裏事情があるのかもしれないが、表事情だけ見ていると、違和感の残る選考なのは間違いないと思うが、そうは思わないでしょうか、と問いたい。これに関して、「いやいや、オシム監督は、Jリーグの実績を考慮してちゃんと選考していると思う。」と考える方が、もしも、いるとすれば、少なくとも、この件に関しては相反する考えなので、どうがんばっても、溝は埋まらないでしょうね。

最後に、「オシムジャパンに難癖つけたいだけじゃないのか。」という意見もあるが、そういうつもりが全くないことは、これまでの記事を読んでもらえば、すぐに分かると思うが・・・。





↑いい記事だと思ったときは、

こちら309


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

生観戦 名古屋×甲府 不当な大勝劇

ボクにとっては、瑞穂競技場は、他のスタジアムとは違う特別なスタジアムである。名古屋駅から25分ほどでスタジアムに到着。試合開始10分ほど前だったので、もうバックスタンドは満員。でも、子供が多くて、周りはほんわかしたムード。「今の日本代表の試合はミーハーが多すぎる。かつてのようなピリッとした雰囲気に戻したい。」とか主張している人は、こういった子供達をどこに排除しようとしているのだろうかと疑問に思っているうちにキックオフ。




名古屋は韓国代表に選ばれた金が出場停止で、3バックから4バックにシフトチェンジ。本田が左サイドバックに入って、右サイドバックに大森。前線は、ヨンセン、玉田、杉本の3トップで、4-2-1-3。甲府は、バレーが欠場で、須藤がスタメンで、4-1-2-3。




序盤は、名古屋が攻め込む。とにかくロングボールをヨンセンの頭を目がけて蹴って、そのこぼれ球を狙う作戦。立ち上がりは、ヨンセンが甲府のビジュと秋本にほとんど競り勝ってターゲットになる。しかしながら、前半5分を過ぎると、甲府がヨンセンへの対応を徹底させて、試合を優勢に進める。CFの須藤がつぶれ役になって、中盤の茂原や藤田がフリーでボールを持つ機会が多くなる。でも、先制したのは、名古屋。前半11分に、カウンターから玉田が抜け出してゴール。名古屋が先制するも、その後は、やっぱり、甲府がボールを支配する。楢崎が3度ほど決定的なシュートをはじく。そうこうしているうちに、名古屋がまたまたカウンターから追加点。これも、カウンターから杉本が決めて2対0。前半のシュート数は3対12。甲府が圧倒するも、2度のチャンスにしっかり決めた名古屋がリードして前半を終了した。




後半も開始から、甲府が主導権を握る。後半11分には、長谷川がようやく追撃のゴールを挙げて反撃ムードが漂うが、そのムードを振り切ったのは、ヨンセン。後半16分に、中村からのパーフェクトなクロスをゴール前で押し込んでホーム初ゴール。これで、勝負ありの感が漂う。その後は、名古屋が、甲府の高いラインの裏をついて、カウンターから何度もチャンスを作り、中村と津田がゴールを決めて最終的には5対1で勝利した。




試合終了後、名古屋につめかけたサポーターからは大ブーイングを浴びていたが、この試合の甲府の選手達にブーイングを浴びせるのは酷だろう。しっかりした意図のあるサッカーをしていたのは甲府であり、キーパーが楢崎でなければ、おそらくスコアは逆になっていただろう。前線にくさびのボールを当ててそこでしっかりとキープ→フリーになった中盤に戻す→周りの選手が飛び出していく→フリーになった前の選手を単純に使って攻めていく、という大木監督のサッカーは、オシムサッカーに通じるものがある。実に見事なサッカーである。名古屋のカウンター対策として、高すぎたラインを下げて対応するといった臨機応変な戦術が取れればよかったかもしれないが、得点が必要な状況では、そのやり方は甲府らしくないし、大量失点も仕方ないか。




一方の名古屋は、前節と比べて、ヨンセンの高さを利用するという意図が明確になっていて、中断期間に相当にトレーニングしてきたことがうかがえた。それでも、劣勢となった原因は、玉田と杉本にあると思う。とにかく、彼ら二人の守備面での貢献が低すぎる。この二人で一人分の仕事しか出来ていないので、甲府の中盤にフリーの選手が多く出来てしまう。そのあたりは、フェルフォーセン監督も分かっていることだろう。攻撃面では、左サイドバックに入った本田を基点に仕掛けるが、甲府のプレッシャーの前につなぎの面ではぎこちなかった。カウンターアタックが効果的に決まったのでスコア的には快勝に見えるが、内容では押されていた。




2試合のヨンセンについては、やっぱり存在感がある。なかなかクロスが上がってこなかったので、ゴール前でヘディングシュートという場面はなかったが、この高さと強さは、ゴール前にいるだけで相当なプレッシャーになる。一方、玉田はゴールとアシストを決めたものの、いまひとつだった。確かにボールを持ったときは決定的な仕事が出来るので、貴重な選手であることは間違いないが、プレーに関与するのは5分に1回だけ。あとは、左サイドで戦況を見つめているだけである。この試合を見ると、スタメンから外れている理由がよく分かる。印象に残った選手は、山口慶。攻守にわたって一回り大きくなった印象。オシム好みの選手なので、近いうちに、一度くらい代表に呼ばれるかもしれない。




全体的な印象は、内容と結果が比例しない試合という印象。名古屋にとって内容は良くなかったが、裏を返すとまだまだ、チームとして伸びる余地があるということ。(左サイドバックの本田の生かし方や、ヨンセンへのサポート意識の徹底などなど。)でも、名古屋にとっては勝つことが一番大事で、これで、ようやく軌道に乗れたといえるかな。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら308


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

オシムジャパン 海外組に居場所はあるか?

ジーコジャパンでは、”国内組”と”海外組”という2つのカテゴリーに分けて語られることが多く、不毛な議論も多くなされたが、国内組であろうと海外組であろうと、代表の試合で活躍できれば別に問題ない。(海外のチームでレギュラーポジションが獲得できていないからといって、イコールその選手が代表に選考されるべきではない、というわけではない。)ジーコジャパンの中心だった海外リーグ所属の選手達が、オシムジャパンに必要であるかどうかを考える。




■中村俊輔■ ・・・ オシムジャパンでも中心。

小野伸二が代表から外れて、中村俊輔も代表落ちするかもしれないという話が出ているが、それはありえないと思う。左足のキックの精度の高さと、意外性溢れるプレーは、セルチックでも輝いている。今の日本人選手のなかでは最も相手ディフェンダーに恐怖を与えられる存在であり、オシム監督も中村のことを高く評価している。(一般的には、運動量が少ない選手と思われがちだが、彼の運動量の多さは特出すべきものがある。逆に、動きすぎてチームに悪影響を与えることもしばしばあるが・・・。)攻撃のタクトを握るのは、中村俊輔で間違いないと思う。

■松井大輔■ ・・・ オシムジャパンでは主力。

中村と松井が競演することが、オシムジャパンの目玉のひとつになることだろう。トリッキーなプレーは、まさにオシム監督が最も期待するプレーであり、松井のキープ力は、後ろの選手が積極的にオーバーラップをして攻撃に参加していくオシムスタイルには、必要不可欠。松井に決定力のアップが求められる。

■高原直泰■ ・・・ 現時点では必要ない。結果を残してから。

総合力で見ると高原が日本人で№1のストライカーであることは確かだが、世界の舞台でゴールを生み出すには何か特出した武器が必要となる。Jリーグで得点王を獲得したころの高原には、がむしゃらさとゴール前での落ち着きという二つの背反した武器があり、それは世界レベルのものであるかのように思えた。しかしながら、大きな期待を背にドイツに渡った高原は、その二つの武器をどこかに置き忘れてしまった。フランクフルトは、ハンブルグと違ってそれほど大きなプレッシャーもなく、比較的自由にプレーできるだろう。フランクフルトでゴールを量産したときはじめて、高原の代表復帰が見えてくる。それまでは・・・。

■中田浩二■ ・・・ 微妙な存在。

2大会連続でワールドカップを経験し、今シーズンは、所属するバーゼルでもレギュラー(センターバックという噂)としてプレーする中田浩二。ボクは、ずっと前から、「中田浩二はワールドクラスの左サイドバックになれる。」と賞賛してきたが、現実には、このポジションで使われることは少ない。フィードの正確さ、サイドバックとしては規格外の高さ、読みのよさと、優秀なサイドバックになれる要素を十二分に備えていると思う。ただ、そうはいっても、オシム監督が中田浩二を起用するかどうかは不明。

■稲本潤一■ ・・・ 召集の可能性は低い。

2002年のワールドカップのヒーローは、失意の4年間を送った。ベストフォームの稲本であれば、オシム監督の求めるプレーが披露できるだろうが、今の稲本が代表に呼ばれる可能性は、ほとんどないだろう。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら307


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

ジーコ組はオシムジャパンに必要ではないのか? 

トリニダード・トバゴ戦から一夜明けた。次の試合は、8月16日に行われるアジア・カップ予選のイエメン戦。この試合には、鹿島・千葉・ガンバ大阪の選手が召集可能で、海外組を除く、現時点のベストメンバーが揃うことになる。それにしても、トリニダード・トバゴ戦で招集されたメンバーで、ドイツ組は4人だけ。若返りを進めたいという、オシム監督の意図も見てとれるが、ジーコジャパンで主力を張った選手は、オシムジャパンに必要ではないのか?その点を考えてみる。




■宮本恒靖■ ・・・ オシムジャパンには必要ではない。

宮本のラインコントロールのうまさ、統率力、フィードの正確さは折り紙つきだが、その反面、高さ不足とフィジカルの弱さは、世界の舞台では致命的になりうる。闘莉王という優秀なセンターバックが代表にデビューし、素晴らしいプレーを見せたトリニダード・トバゴ戦を終えた今では、宮本の必要性は全く感じない。トルシエが山口(素)、ジーコが戸田を決して使わなかったように、前チームのシンボルは、代表に呼ばれない傾向もある。

■中澤祐二■ ・・・ 現時点では必要ではないかもしれないが、いつか必ず必要となるときが来る。

代表引退を希望しているという中澤。それでもなお、中澤が日本で最高のセンターバックであることに変わりはない。ドイツで味わった屈辱を晴らさずに、日の丸から別れを告げるというのは彼らしくない選択のように思う。しばらくは、闘莉王・栗原・青山らを積極的に起用していくのは非常にいいことだが、中澤の力が必要となるときが来るだろう。

■加地亮■ ・・・ 不動の右サイド。

先日の試合では、田中(隼)もいいプレー見せたが、いまだに成長を続ける加地にはかなわない。持ち前の突破力と献身的なプレーで、オシムジャパンでも不動の右サイドになることだろう。フィジカルも強く、安定感も漂う。

■小笠原満男■ ・・・ 間違いなく必要。

トリニダード・トバゴ戦で攻撃をリードする役割を担った、山瀬と小林(大)だが、思うようなプレーはできなかった。やはり、小笠原のような中盤で試合をコントロールできて、決定的なパスを出せる選手は貴重である。”走らない選手”というイメージもあるが、本来の小笠原は、運動量もあって、フィジカルも強くて、守備でも貢献できる選手である。ここ最近のJでのパフォーマンスを見る限り、小笠原が代表に呼ばれない理由はないと思う。

■福西崇史■ ・・・ 必要ないかもしれない。

福西はクレバーな選手である。”クレバーな選手”とは、裏を返すと”要領のいい選手”であり、運動量が乏しいイメージにつながる。オシム監督の考えるボランチとは、鈴木(啓)や今野のような汗っかきが理想なのだろうか?そうであるならば、福西に居場所はないだろう。

■遠藤保仁■ ・・・ 当然、必要。

ドイツでは出番がなかったが、Jで最も安定したパフォーマンスを披露しているのが遠藤。オシムジャパンで、中心的存在になってもおかしくない。精度の高い右足のクロスと、正確無比なショートパス、強烈なミドルシュート、それでいて、黒子に徹することも出来る遠藤は、オシム監督の求めるミッドフィールダー像に合致することだろう。

■小野伸二■ ・・・ 現時点では必要ないが・・・。

小野の才能は疑いようもないが、本人も自覚しているように現時点では、オシムジャパンに必要ではない。まずは、レッズでベストフォームを取り戻すよう努力することを優先すべきである。もちろん、本来の小野伸二が復活すれば、代表に復帰することもあるだろう。機を見て、3列目から飛び出してゴールを奪うプレーはフェイエノールト時代に何度も見せた得意のプレーであり、オシム監督が最も選手に期待するプレーだと思う。

■玉田圭司■ ・・・ 戦力となりうる。

オシム監督の基本スタイルが3トップであるならば、ウインガーとして大きく貢献できるだろう。大久保や田中(達)、佐藤(寿)、坂田らライバルは多いが、スピードとテクニックに限れば、玉田が最も優れている。残された課題はゴールだけ。

■柳沢敦■ ・・・ 必要ない。

柳沢はオールラウンドな能力を持つチャンスメーカーだが、ストライカーではなかった。ジーコ監督からは厚い信頼を受けたが、オシムジャパンに召集される可能性は、ほとんどないだろう。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら306


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

フットサルで世界を体感しよう!!!  ---NO BORDER FUTSAL CUP 2006の案内---

”もうすぐ、セリエAのROMAが来日してジャパンツアーを行います。”と聞くと、「また、金目当てか・・・。」という感じがしますが、今回来日するROMAは、トッティとか、モンテッラとか、デ・ロッシがいるASローマではありません。来日するのは、フットサル・セリエAのASD・ROMAです。フットサルが好きで、イタリアが好きで、何かやってのけたいという熱い気持ちを持った学生が主体となって実現させた、今回の来日です。




NO BORDER FUTSAL CUP 2006の公式ホームページ





以下は、この大会についての概要です。公式ホームページからの引用となります。

イタリアのペルージャ大学に留学している伊藤が、NIXITA文化協会の理事長である中澤氏と出会いました。そして日本とイタリアの国際交流のため、日本のフットサル発展のため、東京でフットサルの国際大会を開くことを決意しました。そして帰国した際にフットサルが好きで、イタリアが好きで、何かやってのけたい熱い気持ちを持った友人を招集しNO BORDER FUTSAL CUP実行委員会(以下NBF実行委員会)を組織しました。セリエAのクラブを招致する国際大会を大学生がやってのけます。NBFの名前に込められてるように、フットサルで国境を越えちまいます。NBF実行委員会はNIXITA文化協会の中の組織で、東京都フットサル連盟のバックアップを受けて活動しています。




フットサルというと、以前は、マイナーなイメージもありましたが、最近、急激に注目度を増しています。以下は、フットサルについての概要です。こちらも、公式ホームページからの引用となります。

日本には120万人のフットサルプレーヤーがおり、サッカーに匹敵する数です。来年からついに全国リーグがスタートしますます熱くなるジャパンフットサルですが、「プレイするフットサル」だけでなくエキサイティングな「観るフットサル」の魅力を知っていただく必要があります。
フットサルはサッカーに比べコートが狭くテクニカルなプレイが重視され、エキサイティングなプレイが楽しめます。イタリア、スペイン、ブラジルにプロリーグがあり、ロナウジーニョやロナウドを始め、フットサル出身の有名サッカー選手が数多くいます。NBFはフットサルを初めて観る方にも魅力を知っていただくためのエキサイティングなイベントです。そして初めて日本で毎年行われるフットサル国際大会となります。





大会は、日程は、以下の通り。入場は無料。

 2006年8月31日(木) ローマ×東京選抜(駒場)
 2006年9月03日(日) ローマ×カスカベェウ東京(未定)
 2006年9月05日(火) ローマ×府中アスレティック(未定)




フットサルに興味がある人はもちろん、はじめてフットサルを見る人も十分に楽しめるイベントとなることでしょう。普段はJリーグしか見ないサポーターの方々も、フットサル会場で、新たなフットボールの魅力を発見できることでしょうね。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら305


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

T&T戦 見えた可能性と感じた限界

オシムジャパンの初戦は、トリニダード・トバゴが相手。システムは、4-4-2。闘莉王、田中(隼)、鈴木(啓)、山瀬、我那覇が代表初出場。







序盤は、日本が試合の主導権を握る。前半17分に三都主が直接フリーキックを決めて先制すると、22分には、駒野のパスを受けてフリーになった三都主がループシュートを決めた。その後は、やや運動量が落ちてトリニダード・トバゴにボールを回せれるシーンも目立ったが、2対0で勝利した。




まず、目立ったのは、フリーランニングの多さ。前でボールがおさまったら、何人かの選手が連動してワンタッチ・ツータッチで鮮やかにボールが回るシーンが3度ほどあった。積極的に前に飛び出してフリーになった選手をシンプルに使うという、オシムサッカーが良く表れたシーンだと思う。熟成させていけば、こういうシーンが、幾度となく展開されることだろう。そうなれば、エキサイティングなサッカーが見られるだろう。

課題は、2得点を奪った後の試合運び。フルメンバーではなかったとはいえ、相手にペースを握られたときに、試合を落ち着かせることのできるゲームメーカーがいなかった。チームが出来て間もないとはいえ、ちょっと残念だった。能力的には長谷部の役だが・・・。




---採点---

川口能活(cap) : 6.0 あわやというシーンはほとんどなかった。無難な出来。

田中隼磨 :  6.5 右肩上がりのファーメーションだったこともあり、積極的な攻撃参加を見せる。得意のグラウンダーの折り返しで、決定的なチャンスを演出した。

駒野友一 :  6.0 本職ではない左サイドでプレーしたが、違和感はなし。見事なアシストを見せた。

坪井慶介 :  6.5 怪我で途中退場したが、ポジショニングがよく、クロスへの対処がよかった。

田中マルクス闘莉王 : 6.5 高さが光った。攻め上がりは、リードをしていたためか、自重気味だった。

三都主アレサンドロ : 7.0 鮮やかな2ゴール。左サイドにこだわらず、中央にも進出して、新たな一面を見せた。

長谷部誠 : 5.5 黒子に徹した印象。積極的なプレーはなかった。

鈴木啓太 : 7.5 この試合のマン・オブ・ザ・マッチ。中盤でルーズボールを奪って、二次攻撃の基点になった。また、闘莉王とのポジションチェンジもスムーズで、文句の付けようがない。

山瀬功治 : 5.0 不完全燃焼。ボールを受けて前に飛び出す意識は高かったが、キレがなく、印象的なプレーはほとんどなかった。ライバルが多いだけに・・・。

我那覇和樹 : 5.5 前線でつぶれ役となりチャンスを演出。柔らかいボールタッチで巧みなキープを見せる。シュートへの意識がほしい。

田中達也 : 4.5 この試合では、完全にブレーキになっていた。得意のドリブル突破は見られず。判断ミスも多かった。

栗原勇蔵 : 6.0 急な試合出場も、プレーに影響はなかった。

坂田大輔 : - コメントなし。

中村直志 : 6.0 惜しいミドルシュートを2本。積極性が光った。 

小林大悟 : 5.0 Jで見せているプレーは出来ず。迷いながらのプレー。

佐藤寿人 : 5.5 動きは良かった。




率直な感想を言うと、初試合ということを差し引いても、やや期待外れだった。攻撃の核となるべきポジションの山瀬と田中(達)が怪我上がりということもあってミスが多く、明確な基点を作ることが出来なかった。我那覇も含めて、この3人の前線の構成には疑問を感じた。この位置には、やはり、無理のきく中村(俊)と松井が不可欠だなという印象をもった。

個々の選手でよかったのは、鈴木啓太。中盤のあらゆるところに顔を出して、チームをリードした。今野、阿部とのポジション争いは熾烈を極めるが、この試合で大きくアピールした。サイドの田中、駒野もいいプレーを見せたと思う。




初戦のメンバーは、オシム監督の好みの選手を集めて戦った印象が残る。それは、時間的な制約があったため仕方がなかったとは思うが、代表チームは、とりあえず能力の高い選手を選んで、そこから個の特徴を組み合わせてチームを作っていったほうが、魅力的なチームが出来上がると思う。この試合に出場したメンバーは、いい選手ではあるが、前の代表チームに比べるとキャパが狭い選手が多かったと思う。(← 分かりにくいので補足。簡単に言うと、山瀬、坂田、中村、我那覇といった選手の選考には不満。最初の代表選考なので、最大瞬間風速の大きな選手を優先してほしかった。)16日のイエメン戦に向けて、新たに千葉とガンバの選手が招集されることが予想される。初戦は、やや寂しい内容だったが、阿部や巻といった主力と目される選手が入って、どのくらい変わるのか。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら304


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。
あなたのお勧めの選手を教えてください。ご意見は掲示板 or コメント欄に書き込んでください。

青山直晃の抜擢

9日にオシムジャパンの初戦となるトリニダード・トバゴ戦が行われるが、そのメンバーに、清水エスパルスのセンターバックである青山直晃が召集された。五輪代表でも、清水でもレギュラーポジションを獲得した有望株だが、昨日、試合を行ったばかりの20歳で、一般的な知名度はほとんどない。まさにオシム監督のサプライズ人事となった。




青山については、昨日の中国戦で述べたとおり。それでも、この選考には、心底、驚かされた。青山の能力うんぬんではなく、五輪代表の選手は今回の選考では対象外だと思っていたし、五輪代表で活動中の選手がその途中で、いきなりA代表に呼ばれるのも異例。もう、今後、オシム監督の言うことは絶対に信用できないな(笑)。

おそらく、ジーコ氏の選考ではこの抜擢はありえなかっただろう。ボクは、ジーコ氏の選考は、オーソドックスで悪くはなかったと思うが、将来のことを考えた投資的な選考はほとんどなく、意外性に乏しかった。それに引き換え、オシム監督の選考は、予想がつかないことが多い。日本サッカーの活性化という意味では、素晴らしいことだと思う。




さて、明日の試合について。先日の練習試合のスタメンは、こんな感じだったので、似たようなスタメンになるんでしょうか。(このメンバーだと、守備の出来るボランチがいないし・・・。坂田のポジションはどこなんだろう?左?)




チェックしたいのは、これだけ短い準備期間で、全く新しい生まれたばかりのチームが、どんな意識で、どんなチームプレーを見せてくれるのかということに尽きる。準備期間は短かったが、オシム監督なら、きっと、誰もが満足するような驚きの試合を見せてくれることだろう。

期待したい選手は、闘莉王と佐藤寿人。新生オシムジャパンの初ゴールは、この二人のどちらかだと推測する。いよいよ、オシムジャパンがデビューする。




↑いい記事だと思ったときは、

こちら303


をクリックして、人気ブログランキングに投票してくださいね。

 | HOME |  »

プロフィール

じじ

Author:じじ
本サイトはYAHOO カテゴリー登録サイトです。

アクセスカウンター



----- Since 2006/1/12 -----

投票 アンケート

質問 あなたはどのチームのサポーターですか?
鹿島アントラーズ
浦和レッズ
大宮アルディージャ
ジェフ千葉
柏レイソル
FC東京
川崎フロンターレ
横浜Fマリノス
横浜FC
ヴァンフォーレ甲府
アルビレックス新潟
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパスエイト
ガンバ大阪
ヴィッセル神戸
サンフレッチェ広島
大分トリニータ
コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
水戸ホーリーホック
ザスパ草津
東京ヴェルディ
湘南ベルマーレ
京都サンガFC
セレッソ大阪
徳島ヴォルティス
愛媛FC
アビスパ福岡
サガン鳥栖
特になし

コメント



- レンタルサーバー -

最近の記事+コメント


リンク

ベストゲーム アンケート


今シーズンのJリーグのベストゲームだと思う試合を教えてください。

アンケートのページに行くには、

こちら
をクリックしてください。

カテゴリー

Jリーグ division1
 ├Jリーグ全般 (41)
 ├鹿島アントラーズ (5)
 ├浦和レッズ (21)
 ├大宮アルディージャ (2)
 ├ジェフ千葉 (13)
 ├FC東京 (19)
 ├川崎フロンターレ (6)
 ├横浜Fマリノス (9)
 ├ヴァンフォーレ甲府 (8)
 ├アルビレックス新潟 (11)
 ├清水エスパルス (11)
 ├ジュビロ磐田 (8)
 ├名古屋グランパス (9)
 ├京都サンガ (16)
 ├ガンバ大阪 (12)
 ├セレッソ大阪 (9)
 ├サンフレッチェ広島 (6)
 ├アビスパ福岡 (6)
 └大分トリニータ (5)

Jリーグ division2
 ├コンサドーレ札幌 (5)
 ├ベガルタ仙台 (2)
 ├モンテディオ山形 (1)
 ├柏レイソル (7)
 ├東京ヴェルディ1969 (10)
 ├横浜FC (5)
 ├湘南ベルマーレ (4)
 ├ヴィッセル神戸 (7)
 ├愛媛FC (2)
 └サガン鳥栖 (3)

海外リーグ所属選手
 ├中田英寿 (14)
 ├中村俊輔 (19)
 ├平山相太 (23)
 ├稲本潤一 (7)
 ├高原直泰 (5)
 ├松井大輔 (3)
 ├大久保嘉人 (1)
 ├大黒将志 (1)
 ├森本貴幸 (2)
 ├小笠原満男 (2)
 ├小野伸二 (4)
 └中田浩二 (2)

ドイツW杯
 ├ドイツW杯 全般 (3)
 ├ドイツW杯 プレビュー (17)
 └ドイツW杯 試合レポート (34)

日本代表
 ├日本代表 全般 (3)
 ├日本代表 メンバー選考 (25)
 ├日本代表 プレビュー (6)
 ├日本代表 試合レポート (22)
 ├U21 日本代表 (14)
 ├U19 日本代表 (8)
 └U16 日本代表 (1)

その他
 ├サッカー全般 (23)
 ├海外サッカー/クラブW杯 (16)
 ├高校サッカー (3)
 └その他 (7)

メールフォーム

あなたの名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のトラックバック

ランキング

RSSフィード

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。