サッカーコラム トータルフットボール

国内、海外のサッカー事情についてつづるウェブログでした。J1・J2、日本代表の話題が中心でした。YAHOOカテゴリー登録サイトでした。

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ブラジル×ガーナ リンクしない内容と結果

決勝トーナメント1回戦の、ブラジルとガーナの試合は、ブラジルが3対0で勝利し、準々決勝進出を決めた。

それにしても、これだけ、内容と結果がリンクしない試合も珍しい。前半5分に、カカのスルーパスからロナウドのゴールで先制したブラジルだったが、その後は、ガーナに中盤を支配される苦しい展開。ゴールキーパー・ジーダの好セーブで失点は逃れたが、これだけ押し込まれるブラジル代表は初めて見た。それでも、さすがにしたたかなブラジルは、前半のロスタイムに、カフーの右からのクロスをアドリアーノが押し込んで追加点。リプレーで見る限り、アドリアーノはオフサイド位置だったが、線審はフラッグを上げずにゴールを認めた。引き続き後半も、ガーナがペースを握るが、クロスの精度を著しく欠き、決定機も決めきれずに、得点の気配は徐々になくなっていく。終了間際に、ゼ・ロベルトが追加点を挙げ、結局、3対0と試合終了。

この試合で、4試合目となるブラジル代表だが、期待外れの内容の試合が続く。前線のアドリアーノとロナウドが、得点シーン以外で、ほとんど貢献が出来ないのが、最大の原因。前でボールがおさまらないので、厳しいマークを受けるロナウジーニョが、前を向いてボールを受けるシーンはほとんどない。チャンスになるのは、カウンターでカカがドリブルを仕掛けたときのみ。この試合の1点目も、2点目も、カカのカウンターが基点になったゴールだった。

得点を取っているから代えづらいのかもしれないが、今のロナウドの状態であれば、ロビーニョを入れるとか、アドリアーノの1トップにするとかしないと、ブラジルらしい、流動的で華麗なサッカーはできないだろう。セレソンには、勝つだけではなく、美しく勝ってほしい。確かに、今回のチームは、ジーダを中心に守備も強固でいいチームではあるが、セレソンらしくない。次の試合以降に期待したい。

一方のガーナは、セレソンと比べるとあまりにもナイーブだった。このチームは、いいときの日本代表を見ているようなチームで、鮮やかなパスワークで相手を翻弄するが、ラストの20メートルのエリアに入ってから、攻撃が停滞する。アモアとか、ギャンは、なかなか優秀なフォワードだが、それでも、国際レベルでゴールを量産できるほどのストライカーではない。フィニッシャーの問題は、日本だけでなく、多くの国が抱える問題である。

ガーナで気になったのは、ブラジルにオフサイドラインの裏を取られすぎていたことだ。3失点とも、すべて、ブラジルの選手にラインの裏に抜けられた末の失点だった。この試合の線審を考えると、高すぎるラインは、あまりにもリスキーだった。試合途中で、プラン変更があっても良かったが、ガーナ代表も、そこまでは、成熟したチームではなかった。それでも、死のグループを突破し、ブラジルを圧倒した実力はホンモノだ。




ガーナ代表というと、1994年のファルカン監督時代に、アシックス・カップで対戦したときの印象が強い。ニイ・ランプティという選手を中心に、20歳そこそこの平均年齢のチームは、日本代表と互角以上の試合を見せた。それから12年、遅すぎたワールドカップデビューだったが、立派に戦った。




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グループリーグ ベスト11

グループリーグは、全48試合。大会ベスト11は、試合数で変わってくるので、同じ条件で選考の出来る、個人的な嗜好で選んだグループリーグのベスト11です。

GK:チェフ(チェコ)

チーム自体はグループリーグ敗退に終わったが、チェフは、世界最高のゴールキーパーの一人であることを証明した。圧巻は、第2戦のガーナ戦。10人になって完全に足が止まったディフェンス陣が、ガーナのスピードに翻弄され続ける中、立て続けにビッグセーブを披露した。1対1に抜群に強く、安定感も十分。

SDF:ミゲル(ポルトガル)

チェルシーのレギュラーである、パウロ・フェレイラを押しのけて、スタメン出場を続ける。突破力があり、1対1となったときの打開能力に優れる。

CB:マルケス(メキシコ)
限りなくリベロに近いプレースタイル。展開力に優れており、メキシコの攻撃にバリエーションを加える存在。リーダーシップもあり、統率力もある。

CB:カンナバーロ(イタリア)

グループリーグの途中で相棒のネスタを欠くものの、イタリアにはカンナバーロがいる。1対1に強く、粘り強いディフェンスは、脅威。

SDF:ラーム(ドイツ)

ドイツ躍進の立役者。右利きながら、左サイドに位置して、積極的に攻撃に参加する。左肩上がりのドイツ攻撃陣の中では、一番の要注意人物。今大会のファーストゴールは、ラームの右足からのシュートだった。

DMF:ゾコラ(コートジボワール)

印象的なプレーを見せたコートジボワールの心臓。テクニックがあり、パスの供給源になれるだけでなく、突破力もあり、自分でも局面を打開できるクリエーター。

OMF:ジョー・コール(イングランド)

ルーニーが本調子でない中、攻撃にアクセントをつけられる唯一の存在。切れ味鋭いドリブル突破と、天性のパスセンスをもつコールを、左サイドハーフと言うポジションにとどめておくのは、ナンセンスかもしれない。

OMF:カカ

ブラジルの若きクラッキ。激しいマークに苦しんで、本来のパフォーマンスを披露できないロナウジーニョに代わって、ブラジル代表の舵を取る。質の高い動きは、目を見張るものがある。

OMF:ネドベド

満身創痍の中、イタリア戦では、ひとりでチームを引っ張った。チェコがベストのメンバーで戦えていれば・・・。

FW:サビオラ(アルゼンチン)

世界の舞台で華麗に復活した、コネーホ。絶え間なく動き回り、抜群の敏捷性を生かして、チャンスを演出する。クレスポとリケルメの中間に位置して、両者を補完する役割を担う。優勝へのキーマン。

FW:クローゼ(ドイツ)

期待通りの働きを見せる、ドイツ代表のエースストライカー。高さを生かしたダイナミックなプレーだけでなく、周りを生かすようなプレーも秀逸。




▼ベストチーム   アルゼンチン

▼ベストゴール   カンビアッソ(セルビア・モンテネグロ戦)

▼ベストゲーム   チェコ×ガーナ

▼ワーストゲーム   イングランド×パラグアイ




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日本代表総括 個人別評価

日本代表の総括の第一弾です。今大会の、日本代表23選手の評価です。ピッチ外の状況は分からないので、あくまで、ピッチ上のプレーで感じた印象のみです。出場機会のなかった選手については、コメントは難しいので省きます。




楢崎正剛 -

なし。

土肥洋一 -

なし。

川口能活 6.5

数々の印象的なセーブを見せた。特に、クロアチア戦のPKストップは、大会のハイライトのひとつ。ミスらしいミスは、オーストラリア戦のロングスローへの対応ミスだけだったが、そのミスが致命的となった。敏捷性とキャッチングの安定感は際立つが、高さへの対応で限界も見せた。

茂庭照幸 5.0

坪井に代わって、オーストラリア戦で途中出場したが、結果的には、1点リードを守りきれなかった。1失点目につながった、イエローカードを取られたシーンは、相手のシミュレーションにも見えるが・・・。

駒野友一 5.0

初戦に加地に代わって先発出場。精力的に右サイドをオーバーラップしてチャンスを演出したが、ラストパスの精度があまりにも低かった。
   
宮本恒靖 4.5

オーストラリア戦、クロアチア戦と、優れたカバーリング能力を見せ付けたシーンもあったが、いかんせん、パワープレーのときの、競り合い能力のなさをさらしてしまった。ただ、これは、宮本のせいだけではない。
   
中田浩二 5.0

ブラジル戦の後半途中からボランチで起用されたが、効果的なプレーは出来ず。フル出場を果たした前回ワールドカップと比べると、不本意だったに違いない。
   
三都主アレサンドロ 6.0

この4年間、パフォーマンスに対して大きな批判を受けてきたが、ドイツでは、素晴らしいプレーを披露した。明らかに、日本の左サイドからの攻撃は、相手にとって、要警戒すべきポイントのひとつになっていた。残念なのは、3バックのときのポジショニングが中途半端で、オーストラリア戦で、左サイドの守備が破綻したこと。加地と三都主のプレーは、4バックのときの方が良かった。

坪井慶介 3.5

オーストラリア戦の途中交代と、ブラジル戦でのロナウドへの対応のまずさで、大きく減点した。今大会では、相手のドリブル突破に対して、常に受身で、非常に対応がまずかった。
   
加地亮 6.5

オーストラリア戦の欠場が悔やまれる。クロアチア戦でも、ブラジル戦でも、相手のサイドプレーヤーとの争いでは、常に優勢だった。今の加地なら、世界中のどのクラブでも、右サイドバックでレギュラーポジションを獲得できるだろう。
    
中澤佑二 5.5   

少なくとも、高さでは、世界と互角に戦えていた。宮本や坪井の穴を埋めつつ、クロスへの対応も間違いがなかった。ただし、世界的なセンターバックになるためには、強さと硬骨さが足りなかった。できれば、ワールドカップ後に、欧州のリーグにチャレンジしてほしい。

遠藤保仁 -

ジーコ監督は、いったい、遠藤をどういう場面で使うつもりだったのだろうか?

中田英寿 5.0

パスミスが多く、彼、本来の出来ではなかった。ボクは、日本が、グループリーグを突破出来なかった最大の原因は、ボランチの中田の位置でボールが落ち着かなかったことだと思う。こんなに、パスミスの多いヒデは記憶にない。ただ、それでも、ピッチ上で、一番戦っていたのは、ヒデだった。その姿は、感動的ですらあった。

大会後の報道で、「中田がチーム内で孤立していた」とか、「WBCのときのイチローのようにはなれなかった。」というような記事を目にするが、あまりにも的外れで、論じる価値もない。フランスワールドカップの予選以来、日本サッカー界は、ヒデに頼りすぎてきた。これから、日本代表の試合のときには、彼のかかえる負担をできるだけ軽くしてあげたい。ブラジル戦の試合終了のホイッスルと同時にピッチに倒れこんで、彼の体は限界で悲鳴を上げた。

小笠原満男 6.0

クロアチア戦、ブラジル戦と先発出場し、ハイパフォーマンスを見せた。オーストラリア戦で、ボールの落ち着きどころがなかった日本代表は、小笠原の存在で息を吹き返した。悔やまれるのは、ブラジル戦のジーコ采配。あの場面は、小笠原 outではなく、中村 outが正解だったのではないか?

中村俊輔 5.0

体調不良もあり、本来の出来からは程遠かった。相手のDFのマークが集中したが、かわすことも、振り切ることもできなかった。中村中心のチームで、中村が活躍できなければ、世界大会で勝利を奪うことは難しい。

福西崇史 4.5

オーストラリア戦、クロアチア戦の前半と、運動量が乏しく、相手の中盤のキーマンを捕まえ切れなかった。不動のレギュラーが一転、大会期間中に、稲本にポジションを奪われた。

稲本潤一 5.5

福西の不調で、大会途中からレギュラーに復帰。精力的な動きで、中盤を活性化させたが、2002年のときのようなチームを勝利に導く活躍は出来なかった。厳しいことをいうと、この選手は、守備だけこなしていればOKというようなレベルのボランチではない。オールラウンドな稲本の復活を望みたい。

小野伸二 3.0

チーム最低点。オーストラリア戦の不出来が大きな減点要因になった。あの場面で、小野なら、うまく試合をコントロールしてクローズしてくれるというジーコ監督の期待に応えるためには、あまりにも、体調が整っていなかった。本調子でない中、小野の3度目のワールドカップは終わったが、ボクは、小野伸二がこのまま終わる選手だとは思わない。心からの復活を期待する。

高原直泰 4.0

エースストライカーが、無得点で大会を終えたなら、批判は逃れられない。オーストラリア戦では、切れのある動きを見せて、期待感を抱かせたが、クロアチア戦では沈黙した。高原に必要なのは、まずは、クラブでゴールを量産すること、そして、代表でも価値のあるゴールを奪って、チームメートの信頼を獲得すること。ポテンシャルは十分だが・・・。

巻誠一郎 5.5

出場機会のあったブラジル戦では、精力的な動きを見せて、相手のセンターバックと対決したが、決定機は作れなかった。ただ、持てる力は、全て発揮した。

柳沢敦 4.0

オーストラリア戦では、スピードに乗ったドリブルから、何度かカウンターからチャンスを作ったが、最後の場面で精度を欠いた。ただ、この柳沢の特性は、初めからわかっていたことで、いまさら批判してもしょうがない。総合力で、柳沢を上回るフォワードがいなかったことが問題。


大黒将志 4.5

3試合とも交代で出場したが、全く仕事は出来なかった。中途半端に下がってきてボールを奪われて、決定的なピンチの場面を招くことも多く、トップレベルでの試合経験不足を感じた。大黒の選考は、正しかったのか?

玉田圭司 6.5

ブラジル戦のゴールは、ファンタスティックとしかいいようがない。玉田の選考については、いろいろと批判もあったが、その声は、ゴールで封じ込めた。悔やまれるのは、クロアチア戦でのシュートミス。




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札幌×東京V フッキの才能

泥沼から抜け出したコンサドーレ札幌と、完全に泥沼に入り込んでいまだ出口の見えない東京ヴェルディの試合は、4対0という一方的な試合展開で、コンサドーレが勝利した。

ヴェルディとコンサドーレを比較すると、まず、攻守のダイナミズムが違う。ヴェルディのサッカーは、ジーコジャパンのサッカーと似ている。テクニックのある選手を中盤にそろえて、ボールを大切にして崩すサッカーであり、いわゆるヴェルディ伝統のポゼッションサッカーである。でも、残念ながら、ヴェルディには、中田も中村も小笠原もいないため、攻撃のリズムが一定で、変化に乏しいサッカーである。明らかに、最も得点の可能性を感じるのは、FW平本がバジーリオとのコンビで抜け出そうとしたときである。ラモス監督が、ヴェルディの伝統を守りたい気持ちは分からないでもないが、この中盤とこの前線で、かつてのサッカーを要求するのは無理がある。

反対にコンサドーレは、選手の個性がうまくミックスされた、主体的なサッカーをしている。最も目立つのは、もちろん、FWフッキ。まだ19歳のこのレフティは、今のJリーガー(J1、J2含めて)のなかで最も、お金を払ってでもスタジアムでみるべき価値のある選手だろう。荒削りではあるが、ペナルティエリア近辺で、自分の間でボールをもったときは、必ずシュートチャンスを作り出すことが出来る。

フッキをサポートする選手も、個性的な選手が多いが、なかでも、トップ下の砂川の安定感溢れるプレーぶりは特記すべきである。ドリブル、パス、シュートで特出した武器はないが、全てが高レベルで、さらに、攻撃のときのポジショニングも抜群。クレバーさを感じる、奥の深い選手だ。

3バックの人材も、高さと強さの曽田、スピードの加賀、得点力のある池内と、魅力的なメンバー。特に、3バックの右サイドから、抜群のスピードでオーバーラップを仕掛ける加賀のプレーは、想定外の驚きで新鮮。




低迷打破のために、ヴェルディは、シーズン途中に、海本幸治郎と石川竜也という実力者を獲得し、さらには、川崎フロンターレからMFマルクスを強奪。マルクスがトップ下に入れば、もしかしたら、マルクスの才能だけで攻撃がスムーズに運ぶようになるかもしれないが、それでは、根本的な解決にならない。




今回はJ2の記事でしたが、もっとJ2にも注目して記事を書いてほしいと思われた方は、

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イビチャ・オシム日本代表監督への期待

ブラジルに敗れてグループリーグ敗退に終わった日本代表の次期監督にジェフ千葉のオシム監督の就任が確実となった。日本代表は、オシム流の「走るサッカー」を導入して飛躍を図ることになる。オシム監督は、実績、経験、カリスマ性、話題性とも申し分なく、今の日本代表にとって最適な人材だといえる。

オシム監督というと、ジェフで実践している、「走るサッカー」というイメージが強いが、それは、オシム監督の持つ引き出しの中の一つに過ぎないと思う。1990年のワールドカップ・ユーゴスラビア代表を率いたときは、ドラガン・ストイコビッチを中心に、非常にテクニカルで優雅なサッカーを披露した。今の日本人選手であれば、ある程度のレベルでは、オシム監督の理想とするサッカーが実践出来るだろう。そのサッカーがどんなものなのか、オシム監督が、今、どんなイメージを膨らませているのか、期待は高まる。

それにしても、毎度のことながら、川渕キャプテンのプロデューサーとしての能力の高さには驚かされる。あれだけの人物が、うっかりと、軽率に、記者会見の場で、次期日本代表監督の名前をもらしてしまうとは、とてもじゃないが考えられない。今回の件も、非常に計算された演出であるに違いない。

オシムジャパンに期待することは、南アフリカ大会で、日本サッカーが失いかけたプライドを取り戻すこと、その一点に尽きる。それまでの、4年間で、オシム監督は、いったい、どんなメンバーを選考して、どんな試合運びをして、試合後にはどんな風変わりな勝利のコメントを聞かせてくれるのだろうか?

65歳という年齢を不安視する向きもあるが、代表監督という仕事は、クラブチームの監督よりはずっと、拘束日数も少ないし、オシム氏のバイタリティなら大丈夫だろう。ジーコ監督になって、やや緊張感に欠けていたきらいもあったが、オシム監督のもとでは、選手も、メディアも、サポーターも、一瞬たりとも、気が抜けない。




ただ、オシム監督就任に関して、一つだけ不満なことがある。それは、オシム監督が指揮する、あの素晴らしいジェフ千葉の攻撃的なサッカーが、もう見られなくなるということだ。




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スイス×韓国 前回ベスト4の韓国がGL敗退の大波乱

グループ首位を狙う勝ち点4同士のスイスと韓国が対戦した。得失点差の影響から、スイスは引き分けでも韓国を上回れる有利な展開。フランスがトーゴに勝つことを前提に、両チームとも激しく戦った。試合は、前半にCBセンデロスのゴールで先制、後半にも、エース・フレイのゴールで追加点を挙げて、スイスがグループ首位で決勝トーナメント進出。ウクライナと準々決勝進出をかけて戦うという、願ってもない展開となった。

それにしても、スイスはいいチームだ。ベテランと若手が絶妙に融合されたスイスのサッカーは、典型的な欧州スタイルのサッカーという感じで、欧州サッカーの最先端をいくモダンなサッカー。前線のフレイは、これと言った特出すべきものはないが、トーゴ戦でも見せたように、ストライカーとしての嗅覚に優れた素晴らしいゴールゲッターである。チームメートはフレイを信頼して、たとえ何度もフレイのシュートが外れようとも、最終的にはフレイにボールを集める。こういう頼れるフォワードがいるチームは、最後まであきらめずに粘り強く戦っていれば最後にフレイが何とかしてくれると、みんなが思っている。そういうチームは強い。

そして、注目のセンデロス。この選手は、10代のころから欧州のビッグクラブが目をつけていた逸材中の逸材であるが、アーセナルでさらなる飛躍を遂げた。先制ゴールのシーンに見られるように、高さと強さは群を抜いている。まだ21歳で、世界最高のセンターバックに成長する可能性がある。残念ながら、アジアレベルでは、手も足も出なかった。




さて、問題のフレイの得点シーンだが、リプレーで見る限り、オフサイドではない。簡単に解説をすると、オフサイドになるのは、

「味方がパスを出す瞬間に、パスの受け手が、ディフェンスラインより前に出ていてボールを受けたとき。」

だけである。問題のシーンは、

① スイスの選手が味方に横パスを送ろうとした。
② 韓国のDFがそのパスをカットしようとしたが失敗した。
③ そのこぼれ球を、ディフェンスラインの前にいたフレーが拾った。

確かに、画面で見ると、②のとき(韓国のDFにボールがあたった瞬間)、フレイがディフェンスラインより前にいたことは明白だが、このことはオフサイドかどうかの判定には全く関係が無い。このシチュエーションでオフサイドが取られるのは、①のとき(スイスの選手がパスを出したとき)に、フレイがオフサイドポジションにいて、ボールを受けようとしたときのみであるが、映像を見る限りスイスの選手がパスを出した瞬間にフレイはオフサイドポジションではないし、そもそも、スイスの選手のパスは、フレイに出したパスではなく、横にいる選手に出したパスである。(オフサイドが適用されるのは、前方にいる選手にパスを出したときのみ。横パスや後ろにいる選手に出したパスに、オフサイドは適用されない。)結局、このパスにオフサイドが適用されることは現在のルールではありえない。

線審が旗を上げていたのでオフサイドではないか、という疑問もあるかと思うが、最終判断はあくまでも主審が行う。主審がオフサイドと判断をして笛をふいたときにはじめて、オフサイドが確定する。線審は、常にディフェンスライン(DFの中で、一番、自軍のゴールに近い選手がいる位置がオフサイドライン=ディフェンスライン)と同じ位置にいて、それより前にいる選手にパスが出された瞬間に旗を上げることになっているが、この場面のように、そのパスが、相手からのパスなのか、味方からのパスなのかの判断は、線審一人ではできないので、オフサイドかどうかの最終判断は、主審に委ねられている。もし、このとき、主審がオフサイドだという笛を吹いていたのであれば主審は責められるべきではあるが、そうでないのなら、主審には何ら落ち度は無い。むしろ、よく見ていたと賞賛されるべきだろう。

韓国側は、もしかしたら、「線審が旗を上げたのでオフサイドだと判断し、プレーするのをやめてしまった。ミスジャッジだ。」と抗議するかもしれない。しかし、セルフジャッジが禁物であることは、スポーツ選手なら誰でも知っていることである。(そもそも、韓国のキーパーはフレイに対してしっかりと対応しており、それ以外の選手は、ポジションから考えてプレーに関与していなかった。線審が旗を上げていなかったら、ゴールを防げていたかというとそれも疑問だ。)そのとき、ピッチにいた選手が、その場で抗議するのは分からないでもないが、一度リプレーを見れば、それは正しいジャッジだったと理解できることだろう。

前回ベスト4の韓国は、グループリーグで敗退した。32か国中、最弱だったという評判のトーゴ(+チームの内紛付き)相手に、得点を稼げなかったのが響いた。今大会は、パク・チソン、イ・ヨンピョ、イ・チョンスという、前回大会で活躍して、その後に欧州に渡った(2002年当時の)若手選手が中心となってチームを作ってきたが、やはり、何かが足りなかった。もし、このスイス戦を、”審判の判定のせいで敗れた”ということで結論付けようとするなら、韓国サッカーに未来はない。4年に一度、ワールドカップのときだけサッカーに熱狂するのではなく、日ごろからサッカーが生活に根付くような努力をしなければ、韓国代表は、毎度、同じ失敗を繰り返すだろう。ワールドカップは、政争の道具ではないし、国威高揚の場でもない。




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日本×ブラジル  オブリガード・ジーコ

前半のロスタイムの失点が全てだった。あの場面、ロナウドのマークに付いていた中澤がボールにつられてロナウドをフリーにしたのが失点の要因だった。これで張り詰めていたものが切れた日本代表は後半に3失点で、予選リーグ敗退となった。前半、カウンターから玉田のゴールで先制するという理想的な展開だっただけに、悔やまれる失点だった。

実力差を考えると、日本とブラジルが普通に試合をすれば、この日のスコアどおり、1対4くらいの試合になってしまう。その差を埋めるには、監督の選手起用であったり、戦術であったり、戦略が必要とされるが、この試合の日本代表には何もなかった。ワールドカップで勝ち進んだ経験がある、と言うことで、大会前から、そのあたり何か特別なことをしてくれるのではないかとジーコ監督には期待していたが、実際には無策だった。

ブラジルの選手は、みんな巧かった。前を向いてボールをもたれたら、日本の選手は、もう止めようがなかった。個々の選手の能力で勝負する日本代表チームが、個々の対決で勝てなかったら、試合には勝ちようがない。個の力を前面に押し出して戦ったジーコジャパンの、個の力不足を痛感させられた3試合だった。ボクは、ジーコ監督は、悪くない監督だとは思う。世の中には、1+1を1.5にしてしまう監督も多い中、ジーコ監督は、きちんと1+1=2をとしてチームを作ることが出来る。それでも、1+1を3や4にするだけの能力は持ち合わせていなかった。




この大会で見えた日本代表の一番の課題は、「強さ」と「高さ」と「突破力」の3つ。特に、世界で戦うには、ディフェンスラインの強化は必須だ。ただ、幸いなことに、今の日本サッカー界はかつてないほど、若年層の選手層が厚くなっている。しっかりしたビジョンを持って、新しい監督を迎えれば、ドメスティックな改革は可能だ。

決勝トーナメント進出はならなかったが、決して悲観することはない。世界でベスト16に入るというのは、一般人が思っているほど簡単なことではないし、グループリーグでの敗退は不名誉なことでもなんでもない。厄介なのは、これから始まるネガティブキャンペーンで、「日本サッカーは駄目なんだ」と言うレッテルを張りたくてしょうがないマスコミ達だ。オランダやアルゼンチンといった強豪国でも、毎回グループリーグを突破できるわけではない。日本サッカーは、あんたらが思っているほど未熟ではないし、あんたらが思っている以上に成熟したものだと確信をもっていえる。



オブリガード・ジーコ。あなたが指揮をした日本代表チームは、時々、想像もできないようなドラマを見せてくれた。サッカーの楽しさとパスサッカーの素晴らしさを、確かにあなたは日本国民に教えてくれたと思う。それは感謝する。でも、あまりにも選手選考に柔軟性がなかった。選手に対する厳しさに欠けているところが、”ジーコ監督”の、いい面でもあり、悪い面でもあるのでしょう。




ともかく、ジーコジャパンは本日で終焉した。




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イタリア×チェコ 鉄壁のイタリア守備陣

この試合に勝って、決勝トーナメント1回戦でのブラジルとの対戦を避けたいイタリアと、何とかグループリーグ突破を果たしたいチェコの試合は、2対0でイタリアが勝利して、見事グループリーグ首位通過を決めた。

試合のポイントになったのは、前半のネスタの負傷退場。イタリアの先制ゴールは、ネスタの負傷でピッチに入ったマテラッティが、セットプレーからヘディングでゴールした。試合開始から、チェコに押し込まれていたイタリアにとっては、千載一遇のチャンスをものにして逆に試合の主導権を握った。

それにしてもイタリアの攻撃は効率的だ。トッティとピルロは、前目でボールをもったら、”常に通れば決定的なチャンスになる”という、一発のパスを狙っている。パスが通る確率は高くは無いが、相手ディフェンスにとっては、かなりの恐怖心だろう。難しいパスは極力避けて、安全につなごうとするチームが多い中、ちょっと異質である。

一方のチェコは、初戦のコラーの怪我が全てだった。この試合では、同じポストマンのロクベンツも警告累積で欠いており、ワントップタイプではない、バロシュに頼るしかなく、そのバロシュもカンナバーロに完璧に封じ込まれた。前で基点を作れないチェコは、ネドベドが孤軍奮闘し、惜しいミドルを何本も放つも、ブッフォンの牙城は崩せなかった。チェコは、不安視されていた選手層の薄さが響いて、グループリーグ敗退となった。どうしても得点がほしい中で、バロシュを外して、ヤロリーム(サイドアタッカー)を投入した采配も疑問に思う。ロシツキを前に上げたり、ヤンクロフスキをトップにするといった、打てる策はいろいろあったはずだが、結局は無策だった。チェコはいいチームだっただけに惜しい。




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柳沢のシュートミス

クロアチア戦の柳沢のシュートミスの場面が、大きな話題に上がっている。加地からのグラウンダーのクロスを、右足アウトサイドで流し込んでいれば、昨年のコンフェデのメキシコ戦を髣髴とさせるファインゴールとなったはずだが、シュートは無情にもあさっての方向に転がっていった。難易度は決して高くなかった。

このシュートが決まっていれば・・・、という気はするが、勝ち点3が取れなかった原因は、このシュートミスだけではない。再三、高さで主導権を奪われたディフェンダーにも問題はあったし、ほとんどボールに触れられなかった相棒の高原のプレーにも問題はあった。ただ、分かりやすいこのミスが、槍玉に挙げられるのは分からなくもない。

そういえば、8年前も今と同じような状況に陥った。あの時は、FW城彰二のプレーに批判が集まった。このとき、識者は、「ストライカーが育たないのは、日本社会に問題があるからだ。ストライカー不足は日本社会の縮図だ。」とか、「ミッドフィールダーをちやほやし過ぎたからだ。」とか、「小学生のときフォワードだった翼君を、中学生でミッドフィールダーにコンバートさせた高橋陽一のせいだ。」とか、いろいろな意見を述べた。トルシエ前監督は、「決定力がないのならより多くのチャンスを作り出せばよい。」と言って、ストライカーに頼らないサッカーを目指しある程度は成功をおさめたが、ジーコ監督に、ストライカーを育てるという才能はなかった。結局8年たっても解決されなかった課題であり、ワールドカップで上位進出を目指すなら、避けては通れない問題である。




「フォワードなんだから、守備はサボってもいいから、得点を奪うことだけに専念しろ。高原と柳沢は守備をし過ぎる」という意見もある。それも間違いではないが、今の日本代表の選手達では、国際舞台では、ある程度フォワードが前線で守備をしてくれないと最終ラインは守りきれないし、前線で動き回ってスペースつくりをしてくれないと、中盤の選手の仕事が出来なくなる。例えば、ブラジル代表のロナウドとアドリアーノは、あんまり守備はしないし、運動量も乏しいが、これは、ブラジル代表だから許されることだ。結局、ジーコ監督は、相手との力関係から、運動量のある柳沢と高原を使わざる得なかったのだ。柳沢のシュートは確かに彼個人のミスではあるが、フォワードだけの問題ではない。そのことを理解しないと、また、4年後に同じ議論をしなければならなくなる。

4年後の南アフリカ大会では、世界を相手にゴールを量産する頼れるエースストライカーが、日の丸をつけてピッチに立っていることを切に願う。それは、平山なのか、カレンなのか、前俊なのか、森本なのか、大久保なのか、田中達也なのか、ハーフナー・マイクなのか、それとも・・・。




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フランス×韓国 復調の兆しが見えたフランス

初戦でスイスと引き分けたフランスは、韓国と対戦した。アンリのゴールで先制したフランスは、後半にパクにゴールを許してリードを守りきれずに、ドローとなった。

この試合のフランスは、MFリべリーに代わって、マルダが先発出場。ジダンは本調子には程遠いが、マルダとヴィルトールが、精力的に動き回って、立ち上がりから韓国を圧倒する。悪いときのフランスは、ボールを足元につなごうとしてスローな展開が多いが、この試合では、ボールも良く動いて、韓国を翻弄した。不運だったのは、前半半ばのヴィエラのヘディングシュートを、ノーゴールに判定されたことだ。あのゴールが認められていれば、試合展開は大きく変わっただろう。決定的なミスジャッジだった。

守備面も、マケレレ、ヴィエラのダブルボランチと、4バックは安定感があり、もう決まりかなと思われたが、後半30分過ぎから、韓国が猛攻を仕掛けて、同点に追いつく。この時間帯まで、全く韓国に攻撃をさせていなかっただけに、悔やまれる失点だった。やはり、勝ちに見放されているチームという気がしないでもない。

それでも、スイス戦に比べれば、内容はかなり良くなった。最終戦のトーゴに2点差以上で勝てば、文句なしでグループリーグが決まる。それほど、難しいことではないだろう。この試合が、ジダンのラストゲームだったとは考えたくない。




一方の韓国代表だが、非常に洗練されたサッカーをする。やはり、オランダ人監督のアドフォカートの色がでているのだろう。スペースを有効に使って、攻撃を組み立てる姿は、4年前を思い起こさせる。




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ブラジル×オーストラリア ブラジルはカカのチーム

ブラジルとオーストラリアの試合。両チームとも勝てば決勝トーナメント進出が決まる試合で、ブラジルは、ほぼベストの布陣。

前半は、ブラジルの攻撃が不発。オーストラリアも、ときおりカウンターから効果的な攻撃を生み出すが、ブラジルもうまく対応してゼロゼロで終了。試合が動いたのは、後半5分、ロナウドがゴール前で相手3人をひきつけて右のアドリアーノにパス。アドリアーノが、得意の左足でねじ込んでゴール。終了間際にも、フレッジのゴールで追加点を挙げて、2対0で勝利した。


この試合でも、ブラジルのスペクタクルナサッカーは見られなかったが、個の力で勝利した。前線の、アドリアーノとロナウドの仕事量が乏しく、ロナウジーニョも激しいマークに苦しんだ。両サイドのカフーとロベカルは、精力的なプレーを見せたが、どうも、攻撃がかみ合わない。それでも、初戦のカカのゴールに続いて、この試合ではアドリアーノの個の力で勝利した。一人で試合を決められる選手の怖さを痛感させられる試合となった。

それにしても、大会前は、ロナウジーニョが注目を集めていたが、間違いなく、このチームは、カカのチームだ。カカの高速ドリブルと決定力、それに、中盤での運動量の多さが、目立ちに目立っている。対照的に、ロナウジーニョはここまでは、ほとんど見せ場を作れていない。バルセロナのときと比べて、ポジションが低いので、なかなかドリブルを披露する機会がなく、守備の負担も多い。本来のプレーが出来ずに、相当に、ブラジルのメディアからプレッシャーを受けているのではないかと推測する。

ブラジルは、後半にロナウドに代わって、ロビーニョを投入すると、前線が活性化した。明らかに、ロビーニョの方がいいプレーをしているが、パレイラ監督は、それでもロナウドにこだわるのだろうか。ロビーニョが入ってからのブラジルは、少しらしさを発揮した。

オーストラリアにとって、2点差負けは想定内か。それでも、ビドゥカを中心に、同点のチャンスも作った。出来としては、悪くは無かった。




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イタリア×アメリカ 死のEグループを突破するのは・・・

初戦でガーナに快勝したイタリアと、チェコに完敗したアメリカの試合だったが、予期せぬ乱戦となった。

先制したのはイタリア。前半22分に、ピルロのセットプレーからジラルディーノがゴール。これでイタリア得意の逃げ切りの展開になると思われたが、前半26分に、アメリカがオウンゴールで追いついた。さらに前半26分に、デ・ロッシがマクブライドへのひじうちで一発退場。試合の流れは、これで、アメリカに傾いた。

アメリカは、デンプシーやコンヴェイを中心にイタリアを攻め込むが、前半45分に、マストロエーニがハードタックルで一発レッド。さらに、後半立ち上がりに、ポークが2枚目のイエローで退場。10対9と、イタリア優位な状況になったが、絶対に負けたくないイタリアは、アメリカに猛攻を仕掛けるまではいかず、結局ドローに終わった。




まずは、きわどい判定に関してだが、デ・ロッシの赤は妥当な判定、マストロエーニのレッドはやや厳しい判定、ポークのレッドは2枚目であることを考えると厳しい判定であった。レフェリーが試合を壊した感じもするが、危険なひじうちやタックルを取り締まるのは、間違ってはいないと思う。

この試合のイタリアは、ガーナ戦のよさは見られなかった。その要因として、やはり、後ろ向きの姿勢があったことは間違いない。例えば、デ・ロッシの退場後にリッピが取った策は、ガットッーゾinで、トッティoutだった。同じ状況で、ブラジルはロナウジーニョを外すだろうか?そして、アルゼンチンはリケルメを外すだろうか。

最終節で、イタリアは、勝ちもしくは引き分けで決勝トーナメント進出が決まる。




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日本×クロアチア 8年越しの再戦

ニュルンベルグでの日本対クロアチア戦。オーストラリア戦と同じく、灼熱の太陽のもと、日本代表は、よく戦ったが、決勝ゴールは奪えず。ただ、かろうじて決勝トーナメント進出の可能性は残した。

この試合の日本代表は、加地が復帰して4-4-2でスタート。小笠原、中村、中田、福西のダイヤモンド型の中盤を構成した。詳しい試合経過は見ての通りなので省略するが、宮本が与えたPKを川口の好セーブでクロアチアに先制点を与えず、後半は、稲本、玉田、大黒を投入して、ゴールを目指したが、決定打を欠いた。クロアチアも、パワープレーからゴールを目指したが、決定的なチャンスは作れなかった。




まず、立ち上がりからクロアチアは、執拗に日本の左サイドを突いてきた。ほとんどの攻撃は、左サイドの宮本と三都主の方向から。PKを与えたシーンも、宮本の高さの無さを突かれたものだった。クロアチアは、日本のウェークポイントを徹底的に突いてきた。前半途中でほとんどパニック状態になった宮本だったが、ジーコは交代を選択しなかった。このとき切れたカードは、宮本→茂庭(坪井)と、三都主→中田浩二のどちらかだった。まあ、宮本を外すという選択は、ジーコにはとれないでしょうが・・・。

ただ、面白いのは、結果的に前半でパワーを使い果たしたスルナのサイドを、後半は三都主が突いて、攻め込んだことだ。クロアチアサイドの視点で見ると、後半の三都主のドリブル突破は脅威だっただろう。宮本も、後半には立ち直って、カバーリングとフィードで持ち味を発揮した。結果オーライではあったが、ジーコの選択が功を奏した形になった。

しかしながら、世界レベルで見ると、宮本の高さではいつか、ほころびが出てしまう。だけど、トータルバランスで見ると、宮本と中澤のコンビが、日本で最高のコンビだったと思うので、ここで宮本だけを批判するのは筋違いではある。どうしても攻撃のタレントばかりに目がいって、守備的な選手を正しく評価してこなかった、(もしくは出来なかった)、日本サッカーに関わる全ての人の責任だといえるだろう。世界と戦える高さと強さとうまさを持つセンターバックの育成は、これから4年間の最大の課題である。ボクも反省・・・。




日本代表は、後半開始から、福西に代えて稲本を投入したが、これは、なかなかいい采配だった。福西のクレバーさは、ジーコジャパンにとって不可欠なものだが、オーストラリア戦でも、この試合でも、運動量がやや足りなかった。稲本が入ったことで、中盤は活性化され、MFクラニツァールをフリーにすることが無くなって、クロアチアは空中戦で攻めるしかなくなった。

攻撃に関しては小笠原が入ったことで、中盤に中田と中村の間にひとつの中継ポイントができて、オーストラリア戦よりはるかにスムーズにボールが回るようになった、両サイドの加地と三都主のサイド攻撃も機能したが、やっぱり最後の部分で正確さを欠いた。いまさら言ってもしょうがないが、前線に高さがないと、どうしても攻撃の選択肢が狭まってしまう。グラウンダーのクロスも、アーリークロスも、効果が生まれるのは、相手ディフェンダーに「高さでやられるかもしれない」という、警戒心があってものである。高原(181cm)や柳沢(177cm)では、残念ながら世界レベルでは戦えない。前線で体を張ってボールをキープして、相手DFを集中させるだけのタレントが、2010年は不可欠である。




クロアチア相手に、勝ち点3を取れなかったことは非常に残念だが、この結果をもって選手や、監督、スタッフを批判することは出来ない。難敵相手に、勝ち点1を獲得できたことについては、一定の評価はしたい。この試合では、高さ不足という弱点を突かれても、何とか守りきった。(選手選考の段階から、高さ対策を十分にしてこなかったというのはやはり非難されるべきではあるが・・・。)シュケルの左足に沈んでから8年たって、日本サッカーの進歩は確認できた。




最終戦のブラジル戦。もう、開き直って、攻め込んでほしい。そして、奇跡を起こしてほしい。可能性は残った。ゼロでは無い。





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チェコ×ガーナ 文句なしのエキサイティングマッチ

チェコとガーナの対戦。チェコは、コレルが怪我で離脱でロクベンツが代役で出場。ガーナは、イタリア戦からメンバーを入れ替えて試合に臨んだ。

試合は、開始2分にいきなりガーナが先制。アバウトなクロスが、FWギャンにこぼれると、ギャンが先制ゴール。その後、チェコは、ネドベトを中心に攻め込むも、なかなか、チャンスはつかめない。試合が大きく動いたのは、後半21分。ガーナのFWギャンが倒されてPKを獲得したが、この判定に意義を唱えたCBウィファルシがレッドカードで退場。PKはポストに阻まれたが、これで、完全に守備のバランスを崩したチェコに対して、ガーナは決定的なチャンスをナ数多く作るようになり、後半37分に、ムンタリのゴールで追加点。ここまでで、今大会一番の番狂わせの試合となった。




敗れたチェコだが、やはりコレルの欠場の穴が大きかった。もう一人のFWバロシュも怪我で、心配されていた選手層の薄さが、もろに出てしまった。そんななか、ハイパフォーマンスを見せたのは、GKのツェフである。2失点はしたものの、この試合のツェフを10点満点で採点するなら、9.0だろう。10人になった後、ガーナに5度ほど訪れた決定的なチャンスを全て阻止した。ワールドクラスの実力をまざまざと見せ付けた。

一方のガーナ。この試合で見せた運動量とスピードは素晴らしかった。おそらく、後半だけ見ると、ガーナの中盤の選手は、チェコの中盤の選手の2倍の運動量があっただろう。10人になった後、チェコのディフェンスラインをズタズタに切り裂いたのは、衝撃だった。ネームバリューから考えると番狂わせではあるが、試合内容はガーナが圧倒していた。アフリカサッカーの新しい可能性を感じた試合だった。




イタリアとアメリカの試合がドローとなったため、最終節では、得失点差を考えると、2試合ともドローに終われば、イタリアとチェコが進出することになる。チェコとしては、3点差をつけられなかったのは幸運だった。それでも、最終節は、確実に引き分けを狙ってくるイタリアを相手に攻め続けなければならない。チェコサッカーの底力を見せて欲しい。




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日本×クロアチア プレビュー

いよいよ、クロアチア戦。もしこの試合に敗れれば、決勝トーナメント進出は絶望的になる。引き分けでも苦しい。勝つしかない状況に追い込まれている。




勝つためのポイントは、

 ・どれだけ中盤で相手にプレッシャーをかけられるか。
 ・加地と三都主がサイドで優位に立てるか。
 ・プルショにゴール前で仕事をさせないか。

の3つになるだろう。今年に入ってからのブラジル代表は、それほどでもない。勝ち点を獲得できるチャンスがないわけではない。とにかく、ブラジル戦まで突破の可能性を残しておきたい。




クロアチア代表の分析 戦力チェック

国際親善試合 クロアチア×オーストリア (2006/5/27)

国際親善試合 クロアチア×イラン (2006/06/02)

国際親善試合 クロアチア×ポーランド (2006/06/04)




ここまできたら、選手を信じるしかない。ボクには、WBCのときに、韓国に2連敗した後に、日本の選手を信じきれなかった苦い思い出がある。

それも、こちらのsportsnavi WBC関連コラムに晒されて、赤っ恥をかいたような気もするので、今回はそんな失態はしない。

[日本代表] WBCに感じる率直な思い

WBC韓国戦展望 サッカーコラム改めベースボールコラム?

[WBC] 松坂大輔がかなえた夢




確かに状況は厳しいが、まだまだ、自力で突破する可能性が残っている。ポジティブにオーストラリア戦を振り返ってみよう。前回大会で韓国代表をベスト4に導いた名将・ヒディンク監督のマジックが炸裂して、思い通りのサッカーを展開したオーストラリア代表を、素人監督(このフレーズもかなり疑問。4年間、代表監督として経験をつんできたのだから、一人の監督としてみれば、十分に経験豊富だろう。)のジーコ率いる日本代表は最悪のサッカーを展開しながら、84分まではリードしていたのである。勝敗は審判のさじ加減で決まるような微妙な試合だった。何ら落ち込むことはない。まだまだ、give upするには早すぎる。

オーストラリア戦の敗戦を受けて、「もともと、日本サッカーの実力はこんなもんなんだ。」とか、「最初から、グループリーグ突破なんか期待していなかった」とか、そう口に出した瞬間に全ては終わる。

ボクは、グループリーグの突破の可能性がゼロになるまで、選手達を最後まで信じ続ける。だって、ワールドユースも、オリンピックも、日韓ワールドカップも、彼らは、これまでずっと期待に応えてくれたから。きっと、クロアチア戦も・・・。




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ポルトガル×イラン 変貌したスタイル

ポルトガル代表がイラン相手に2対0で勝利して、決勝トーナメント進出を決めた。一方のイラン代表は、2連敗となり、グループリーグ敗退が決まった。




この試合で、ポルトガルはMFデコが怪我から復帰して、ようやくベストメンバーが揃った。一方のイラン代表も、FWダエイが怪我で欠場したため、こちらもほぼベストのメンバーで試合に臨むことが可能になった。

ポルトガルは、典型的な4-2-3-1のスタイル。やや時代遅れなスタイルだが、ウイングにフィーゴとロナウドがいるポルトガルにとっては最良のシステムといえるかもしれない。終始、ポルトガルがボールを支配したが、イランも粘り強い守備で対抗しスコアレスの状態が続いたが、後半にフィーゴのサイドアタックから2得点を奪ったポルトガルが、イランを押し切った。




まず、ポルトガル代表のサッカースタイルは、かつてのものとは違っている。全世界を虜にした、ルイ・コスタとフィーゴ中心の華麗なパスサッカーを展開した時代から、リアリスティックなサッカーに変貌を遂げた。コスティーニャとマニシェのダブルボランチの堅さは、今大会屈指のもの。チェルシーのリカルド・カルバーリョを中心とした、最終ラインも破られる雰囲気はない。堅守をベースに、サイドを突いて試合を支配するのが、ニューポルトガル代表である。

そんな今のポルトガル代表が、魅力に乏しいチームかというと、そうではない。クリスチアーノ・ロナウドという選手の存在が、一人、異彩を放っている。確かに、この選手には賛否両論があり、使い勝手のいい選手ではないが、この試合のように、これだけサイドから仕掛けができて、相手サイドをズタズタに出来るのであれば、誰も文句は言わないだろう。大会前から、クリスチアーノ・ロナウドのブレークを期待していたので、今日のプレーには満足。ただ、進化が問われるのは、決勝トーナメント1回戦の、アルゼンチン or オランダ戦である。この試合は、とんでもない名勝負になりそうな予感がする。

イランは、MFカリミの不振が全てだった。ワールドクラスのドリブルは、ただの一度も披露されることはなかった。怪我で本調子でなかったのが、悔やまれる。




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スウェーデン×パラグアイ 奇妙なスウェーデン

B組みのスウェーデンとパラグアイの試合は、後半ロスタイム直前に、アルバックからのクロスをリュングベリが頭で押し込んで先制。この1点を守ったスウェーデンが、勝ち点3を獲得した。一方のパラグアイは、連敗でグループリーグ敗退となった。




それにしても、スウェーデンは不思議なチームだ。前線にはタレントが揃っており、高さも強さもテクニックも申し分ないし、攻守の切り替えの速さも十分で、単調な攻撃というわけでもないが、トリニダード・トバゴ戦と同じく、最後のシュートが決まらない。チャンスは山のように築くが、結局、何かが足りないのだろう。でも、その何かがいったい何なのか、ボクにはよく分からない。ズラタンは本調子ではないが、ラーションもいるし、リュングベリもいるし、周りのサポートも十分なのに・・・。それにしても不思議なチームだ。

敗れたパラグアイ。この試合は、どちらかというとパラグアイのペースだったが、国際舞台で得点を奪うには、十分ではなかった。サンタクルスは、イングランド戦よりははるかに存在感を発揮したが、期待に応えるゴールを挙げることはできなかった。1999年の南米選手権で、トルシエジャパンを粉砕した当時17歳のロケ・サンタクルス。長身ながら足元も柔軟で、容姿も端麗。パーフェクトな国際的センターフォワードに成長するのかと思われたが、その後は、期待通りには成長を遂げることは出来なかった。日本代表がアウェーで4対0の完敗を喫した、あの試合で見せた攻撃力は、ついに発揮されることはなかった。確かにパラグアイは、毎度守備の堅い、いいチームを作ってくるが、トーナメントを勝ち進むチームは作れていない。




スウェーデンは、決勝トーナメント進出に大きく前進したが、グループリーグ2位で通過すると、おそらく決勝トーナメント1回戦でドイツと対戦することになる。開催国のドイツを決勝トーナメント1回戦で破ることは、いろんな事情がからんで不可能である。次のイングランド戦も、スウェーデンにとっては、勝利が必要な試合となる。




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アルゼンチン×セルビア・モンテネグロ 異次元の強さと美しさ

アルゼンチンが強豪国のひとつであることは疑いようも事実だが、マラドーナをリアルタイムで体感していない世代としては、ワールドカップでのアルゼンチン代表には、それほどのインパクトはもっていなかった。自国開催の1978年と、マラドーナ時代はいい成績を収めたけど、それ以外では・・・、という印象もあった。この試合の前までは。

初戦でコートジボワールに勝利したアルゼンチン代表は、第2戦でセルビア・モンテネグロと対戦した。




前半5分にいきなり、アルゼンチンが先制する。左サイドでボールを受けたサビオラが、ゴール前のスペースに絶妙のパスを送ると、マクシ・ロドリゲスがゴール。サイドに開いたサビオラのプレーが光った。

なんとしても勝利が欲しいSGCだが、アルゼンチンの激しいプレッシャーの前に、全く攻撃の形が作れない。前半31分には、サビオラ→リケルメ→サビオラ→カンビアッソ→クレスポ→カンビアッソとつながれて追加点のゴールを奪われる。ショートパスがダイレクトで5本6本とつながった、まさにアルゼンチンという見事なパスワークだった。42分にも、サビオラのシュートのこぼれ球を、マクシが押し込んで3点目。これで、勝負あり。

前半の3得点全てに絡んだのはサビオラ。メッシの台頭でバルセロナを追われたが、今大会のアルゼンチン代表のキーマンになっている。運動量が豊富でサイドに流れて基点を作ったり、中盤に下がってボールを受けたり、自在の動きでSCGのディフェンスを翻弄。サビオラという選手は、意外にゴール前での決定力を欠く部分があるので、バルセロナ時代のように完全なストライカーとして起用されるより、アルゼンチン代表での役割のように、点も取れるチャンスメーカーとして起用されるのがベターだと思う。この辺りの選手の使い方に、ペケルマンは間違いがない。

後半にも、アルゼンチンは、クレスポ、テベス、メッシがゴールを挙げて、結局6対0で勝利した。SCGは、歴史的な完敗で、グループリーグ敗退となった。




まず、敗れたSCGから。EURO2000で、オランダに1対6と大敗してから、
よく立て直して、今回のワールドカップ出場に至ったわけだが、またしても、大舞台で大敗を喫してしまった。1990年大会で、互角以上の試合を演じた同じアルゼンチン相手だったが、力の差は歴然だった。もともと、守りきって勝つというメンタリティのない国に、守備的な戦術をほどこした監督の、ミスマッチが招いた結果だったのだろう。

一方のアルゼンチンは、フレキシブル性が半端ではない。ソリンやエインセ、カンビアッソといったマルチなプレーヤーが、チームの穴を的確に判断してカバーできている。今のアルゼンチン代表は、もはや、リケルメに頼るだけのチームではなくなった。20年ぶりの優勝が現実味をおびてきた。期待は高まる。




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オランダ×コートジボワール 魅力を感じないオランダ代表

オランダとコートジボワールの試合は、2対1でオランダが勝利。前半にファン・ペルジーの直接フリーキックで先制すると、ファン・ニステルローイが追加点を挙げた。その後の反撃を、1点に抑えて、アルゼンチンとともにグループ突破を決めた。内容的には、完全にコートジボワールの試合だった。オランダが主導権を握っていたのは、前半の中ほどのみで、後の時間帯は、コートジボワールが終始ゲームを支配していたが、最後の段階でのパスが不正確で、同点ゴールは奪えなかった。




それにしても、ここまでオランダ代表が押し込まれる試合というのは記憶にない。その要因は、当然、オランダの出来の悪さと、コートジボワールの出来の良さの両方が挙げられるが、まずはオランダ代表の問題から挙げてみたい。

今回のオランダ代表は、決してタレント集団ではないし、優勝候補でもない。ロッベンやファン・ニステルローイ、ファン・デルサールとスーパーな選手もいることはいるが、それ以外の選手はまあまあの選手がほとんどで、かつてのようなビッグクラブの中心選手が11人揃うようなチームではない。

攻撃を見ると、右ウイングのファン・ペルジーと左ウイングのロッベンの突破力はすさまじいが、攻撃はそれだけである。中盤のコク、スナイデル、ファン・ボメルの3人が、攻撃サイドを制御できていないので、必ずどちらかのサイドに偏ってしまう。セルビア。モンテネグロ戦ではロッベンが、コートジボワール戦ではファンペルジーが、目立っていたが、逆サイドの選手はほとんど存在感を示せていない。このバランスの悪さは、深刻である。この試合の後半に、ラファエル・ファンデルファールとが入ったが、状況は変わらなかった。幸いにも、3トップに決定力があるので少ないチャンスをものにして連勝したが、これまでのオランダ代表のサッカーというと、非効率でもこれでもかと攻撃的サッカーを貫いてきたからこそ、世界中のサッカーファンを虜にしたのである。今回のオランダ代表のサッカーには全く魅力を感じない。

対照的に、コートジボワールのサッカーは素晴らしかった。アルゼンチン戦に続き、1対2で敗れて決勝トーナメント進出はならなかったが、サッカー界に新鮮な風を送り込んだ。ドログバを中心に、コネ兄弟やロマリッチが絡む個人技主体のサッカーは伝統的なアフリカサッカーの魅力を引き継いぎながら、オランダの3トップをことごとくオフサイドトラップの罠にかけたように、戦術的にも非常に優れていた。2試合とも、前半に2点を取られる展開になるのは不運といえば不運だったが、監督のやり方次第では、アルゼンチンやオランダ相手にも勝機があったと思う。この点は悔やまれる。

それにしても、コートジボワールの背番号5のボランチのゾコラは凄い。自ら仕掛けていくことも出来るし、散らすことも出来る。テクニックがある選手が多いコートジボワールの中でも、一際輝いていた。




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エクアドル×コスタリカ エクアドルの強さのわけ

グループリーグ第2戦は、エクアドルがコスタリカに3対0で快勝して、早くもグループリーグ突破を決めた。前半に、テノリオのゴールで先制すると、後半にも、デルガドとカビエデスのゴールで追加点を挙げた。

一言で表現すると、エクアドルの選手はサッカーが巧い。華麗なドリブルがあるわけではないし、意表をつくパスが出せるわけでもないが、一つ一つのプレーにミスがなく、ポジショニングにも間違いがない。華やかさはないが、基本を大事にするエクアドルのサッカーから学ぶものは多い。目立つのは、FWのデルガド。突破力も力強さもあり、センターフォワードとしてはかなり優秀な部類である。




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イングランド×トリニダード・トバコ 右サイドバックのベッカム

非常に面白い試合だった。その理由は、無印のトリニダード・トバゴのひたむきなサッカーが、イングランドというサッカー界の大ブランドにあわやのシーンを数多く演出したからである。

イングランドは、この試合もルーニーがベンチ。前半は、クラウチにボールを集めるものの、有効な攻撃は出来ずに攻めあぐねる。トリニダード・トバゴは、スウェーデン戦と同じく、忠実なディフェンスでイングランドの選手を決してフリーにはせず、逆にセットプレーとカウンターでイングランドを押し込む。

後半もイングランドの流れは悪かったが、58分の交代が流れを代えた。オーウェンとキャラガーがoutで、ルーニーとレノンがin。ようやく、ルーニーが復帰して猛攻をかけるかと思いきや、いいプレーを見せたのは、右サイドハーフに入ったレノンの方で、高速ドリブルで完全にサイドを制圧した。決勝ゴールは、レノンが投入されたことで、珍しい右サイドバックに入ったベッカムからのクロスだった。クラウチがようやく頭で合わせて先制した。ロスタイムに、ジェラードのミドルで追加点を挙げたイングランドは、決勝トーナメント進出を決めた。




この試合の後半、なんとしてでも勝利が欲しいイングランドはほとんど2バックの状態でトリニダード・トバゴ陣内に攻め込んだ。保守的なエリクソンにしては珍しい思い切った采配だった。何度かカウンターのピンチもあったので、ギャンブルではあったが、悪くない采配だった。

それでも、この試合もイングランド代表は、それほど内容は良くなかった。現状では、守備は完璧だが、攻撃はベッカムのクロスと、ジェラードとランパードのミドルしか可能性を感じない。ルーニーの早期復帰は明るい材料だが、過剰な期待は禁物である。

トリニダード・トバゴは、よく守ってよく耐えたが、最後の時間帯でゴールを許してしまった。ただ、最終戦のパラグアイ戦にグループリーグ突破の可能性は残る。守れることは証明した。今後は、世界相手に攻めれる姿も見せて欲しい。




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ドイツ×ポーランド 主役はポーランド

いろいろと因縁のあるドイツとポーランドの対戦。ドイツは、エースバラックが怪我から復帰して、トップ下に入る。ポーランドは、ズラウスキとスモラレクの2トップ。

試合開始直後から、ドイツがボールを支配。やはりバラックのいるドイツは、一味違う。決して本調子ではないが、バラックの展開力は群を抜く。しかしながら、この日のドイツ代表で最も光ったのが、左サイドバックのラーム。今までは、平凡なサイドバックの選手というイメージしかなかったが、精度の高いクロスを連発。右サイドバックのフリードリッヒが守備的なので左肩上がりだがバランスも良く、ラームの攻撃力はドイツ代表の大きな武器になっている。

それでも、この試合でラームよりも、もっと輝いた選手がポーランド代表のボルツ。セルティック所属のゴールキーパーは、ドイツ代表の決定的なシュートをことごとくストップした。ポーランドには、世界的なゴールキーパーが何人もいるが、やはりボルツの安定感は素晴らしい。あまり活躍されると、セルティックからビッグクラブに引き抜かれないかが心配になる。

クローゼやポドルスキが決定力を欠き、ドローの雰囲気も流れ始めた、後半ロスタイム、ドイツ代表は、右のシュナイダーからの縦パスを受けたオドンコールがグラウンダーのクロスを送ると、つめていたノイビルがゴール。前回大会のパラグアイ戦を思い起こさせる展開で、ドイツが貴重な勝ち点3を獲得した。




ボルツ神の活躍で、いやな雰囲気のなか、決定的な仕事をしたのは途中出場のオドンコールだった。おそらく、スタメンで使ってもたいした仕事は出来ないと思うが、途中出場だと流れを変えられる、ジョーカー的な存在となる。これからも、苦しい試合が続くと思われるが、オドンコールの存在はトーナメントを勝ち進む上で貴重だ。

グループリーグで苦戦するかも、と思われていたドイツ代表だったが、あっさりと決勝トーナメントに進出した。バラックにほとんど負担がかかっていない中で勝ち進めたのは大きい。

ポーランドはこれで2連敗となったが、持てる力を全て出し尽くした戦士達に、冷たい言葉を浴びせるサポーターは誰一人いないだろう。




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フランス×スイス 見所の少ない退屈な試合

かつての世界チャンピオンと、新興勢力のスイスの対戦は、スコアレスドロー。非常に退屈な試合だった。

フランス代表には、ジダン、アンリ、トレゼゲ、ビエイラ、テュラムと世界的なスターをそろえるものの、チームとしては、全く機能していない。ここまでの選手をそろえて、ここまで機能しないのは珍しい。攻めているのに、得点のにおいは全くしない。

うわさの新鋭・マルセイユのリベリーも、どこがいいのかさっぱり分からない。このくらいの選手なら、他国には何人もいるような気がする。それだけ、今のフランス代表の状況が深刻なのだろう。

スイスにとっては、内容はどうであれ、勝ち点1を取れたのは大きい。内容はともかく。




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チュニジア×サウジアラビア 白熱の展開

いうまでもなくチュニジアは、2002年のワールドカップで日本代表と対戦したチームであり、サウジアラビアは、もう長い間、アジアの名手を争ってきた永遠のライバルである。おそらく、予選の全48試合中、最も地味な対戦カードであるが、白熱の好ゲームとなった。

好ゲームとなった要因のひとつは、グループリーグ突破を争うと見られるウクライナがスペインに惨敗したことが挙げられるだろう。両チームの選手は、グループリーグ突破の可能性がかなり広がったことで、モチベーションがアップしたものと思われる。

試合は、チュニジアが先制、後半にサウジが逆転するが、土壇場でチュニジアがジャイディのゴールで追いつくという、これ以上ないドラマチックな展開だった。




まずは、サウジアラビアについて触れたい。94年のアメリカ大会で旋風を巻き起こした緑の軍団も、ここ2大会はさっぱりだった。特に、前回大会は、ドイツに0対8で敗れる歴史的な大敗を喫していた。日本相手にも、レバノンアジアカップで連敗するなど、かつての強さは感じられず、落ち目の中の期待薄の状況だっただけに、この鮮やかな復活はうれしい。2点目のジャバーのゴールは、まさにサウジアラビアといったカウンターアタックだった。かつての、いやらしいサウジアラビアが復活したことを確信したゴールだった。

チュニジアも素晴らしいサッカーを見せた。前回大会は、ノーインパクトに終わったが、2004年のアフリカ選手権で優勝するなど、ここ最近は目覚しい成長を遂げていたが、ようやく大舞台でも、その実力が発揮出来たと思う。

日本にとってなじみの深い2チームが見せた死闘は、これまでの今大会№1ゲームだった。




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スペイン×ウクライナ 今大会のスペインは強い!!!

スペインとウクライナの対戦は、戦前の予想とは違ってスペインの圧勝に終わった。大会前には毎度おなじみよく聞くフレーズで、しかし、大会後に聞くとむなしくだけが響く、”今大会のスペインは一味違う”というフレーズを今度ばかりは信用してもよさそうだ。

前半早い時間にセットプレーから2点を取ると、後半にも2点を挙げてダメ押し。フェルナンド・トーレスのゴールは、今大会一番、素敵なゴールだった。




これまでのスペイン代表というと、サイド攻撃を攻撃の中心にしていた。前回大会は、右にホアキン、左にデ・ペドロという、専門のサイドアタッカーがいて、そこから仕掛けるサッカーだったが、この試合のスタメン11人にはサイドアタッカーが一人もいない。ベンチには、ホアキンやレジェスといった選手がいるものの(レジェスが純粋なサイドアタッカーかというと異論の余地はあるが・・・)、この二人を押しのけて先発したのは、ルイス・ガルシアとビージャ。この二人は、シャドーストライカーという感じで、幅広く動いてチャンスを作る選手。これまでのスペインとは違って、攻撃のバリエーションが豊富で、見ていても凄く面白い。

フォーメーションも、4-2-3-1から、4-3-2-1に変更されて、ラウールのポジションがなくなってしまったが、ラウールの調子を見ると、致し方ない。むしろ、絶対的エースを外すことができたのは、英断といっていいだろう。

守備陣も、世界最高のセンターバックに成長した、プジョールを中心に、これからも大きな破綻はないだろう。唯一の不安は、センターフォワード。もともと、このポジションが出来るのはトーレスだけで、そのトーレスも全幅の信頼を置けるわけではない。この試合でも、決定機を何度か外しており、勝ち進むには、トーレスの安定したプレーが不可欠である。第2戦と第3戦では、トーレスのプレーを注目してみると面白いだろう。






一方のウクライナは、期待外れ。あれだけスペインの前線の選手をフリーにしたら、勝つチャンスはほとんどない。トルコ、デンマーク、ギリシャという、超絶グループを勝ち抜いてきた実力が発揮されることはなかった。前半早々、何度かシェフチェンコがスペインのバックラインの裏に飛び出たシーンがあったが、全てきわどい判定でオフサイドを取られたのも不運だったが、実力差があったことは否めない。ただ、気持ちを切り替えてチュニジアとサウジに挑めば、日本と同様に、敗戦スタートでも、まだまだチャンスはある。




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ブラジル×クロアチア 見えたクロアチアの弱点

大本命のブラジルが登場。初戦は、試合巧者のクロアチアの対戦。試合は、前半終了間際のカカの挙げたゴールを守りきって、1対0で勝利した。




勝利したブラジルだが、期待通りのプレーではなかった。ロナウドのコンディションは、創造していたよりもはるかに醜かった。何より、闘争心のかけらも感じられなかった。この状態で試合に出場していても、彼なら、天賦の才能でゴールを奪うこともあるかもしれないが、それ以外でのマイナス面が大きすぎる。ロナウドファンにとってはあまりにもさびしいピッチ上の姿だった。

前線が完全に機能停止に陥っていても、それでも何とかしてしまうのがブラジル代表である。この試合では、カカの個人技が決勝点となった。ロナウジーニョにかかるプレッシャーと負担を、どれだけカカがカバーできるのかが、優勝できるかどうかのポイントだろう。




クロアチア代表も悪くはなかった。百戦錬磨のクロアチア代表戦士たちは、ブラジル相手でも、決してパニックにはならずに、後半はむしろクロアチアのペースだった。フィニッシュの精度を欠いたが、0対1という結果も、悪くはない。




クロアチアが難敵なのは変わらないが、攻略のヒントとなったのが、サイドの攻防で、今のクロアチア代表は、スルナとバビッチのサイド攻撃が封じられると、手詰まりになる。加地(初戦で痛感したのは、加地不在の穴の大きさだった。)と三都主(スルナは決して守備は強くない。いいタイミングで仕掛けていけば必ず突破できる。)が、どれだけ、立ち上がりからクロアチアの裏をつけるかが、最大のポイントだろう。




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イタリア×ガーナ 優勝候補のイタリア

グループEの2試合目は、イタリアとガーナ。エッシェン、ムンタリ、アッピアーといった中盤にタレントを揃えるガーナは、コートジボワールと並んで、ダークホースの予感が漂う。イタリアは、トッティ、ジラルディーノ、トーニの前線。

試合は、イタリアが前半40分にピルロのミドルシュートで先制すると、後半に、イアキンタは追加点を挙げて、2対0で、イタリアが順当勝ちした。




試合を見た率直な感想は、今回のイタリアは相当に強いなという印象をもった。前線にトーニという格となる選手がいるが、今回のチームは、トーニに頼るだけのサッカーではないので、見ていて好感をもてる。最近のイタリア代表は、同じセンターフォワードのビエリにお任せのサッカーが多かったので、余計に、バランスのよさが光る。トーニの相棒にジラルディーノというのは、ベストな選択なのかは議論の余地があるかもしれないが、(トーニの相棒は、動いてボールを受けられるセカンドトップの選手がいいように思える。そうなると、カッサーノがいるけれどコンディションが悪いのでね、残念。)、ピルロ、トッティら主役級の選手も多く、この試合だけ見ると、優勝候補といっても問題ないチームである。今のところは、不安要素もそんなにないように思う。

一方のガーナは、中盤でつないで攻め込むも、最後のところでどうしても行き詰ってしまう場面が多く、内容は悪くないんだけどシュートまで持っていけないという、日本代表みたいなサッカーであった。前線に格があるイタリアと、中盤に格があるガーナのサッカーは、見ていて対照的だったが、効率的なのは、やはり、イタリア代表だった。ガーナも(日本代表も)、ワールドクラスのチームになるには、一人で前線で体を張って、相手のマークを集中させるくらいの存在感のある選手の登場が待たれるところだ。




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チェコ×アメリカ ロシツキの輝き

死のグループEの初戦、チェコとアメリカの試合は、ドルトムント所属のMFトーマス・ロシツキの大活躍でチェコが3対0で快勝した。

前半5分に、右サイドバックのグリゲラからのクロスをコレルが頭で合わせて先制。前半終了間際に、ロシツキのミドルシュートで追加点を挙げると、後半にも、カウンターからロシツキがゴールを決めて3点目を挙げた。アメリカも、何度かチャンスを作ったが、ツェフの牙城は崩せなかった。




なんといっても、この試合はロシツキ。10点満点で採点するなら、9.0だろう。2点目のゴールはドライブをかけた破壊的なシュートで、3点目のゴールは抜群のスピードで相手の裏に抜け出たゴールだった。ロシツキのよさは、ファンタジスタでありながら、守備でも貢献できて、さらに一人で相手ゴールに迫れるところである。ファンタジスタ系の選手でありながら、ここまでオールラウンドにプレーできる選手は、最近では記憶にない。

チェコのサッカーを支えているのが、個人能力+組織力の高次元でのバランスの良さ。これは、チェコサッカーの伝統であり、いつの時代も、チェコのサッカーは素晴らしい。決して難しいプレーをしているわけではないし、華やかさがあるわけではないが、混沌としたところがなく、いつもきれいなサッカーをする。日本代表も、将来的にこんなサッカーを目指していくのだろうなという、いいお手本である。

ワントップのコレルは、高さだけでなく足元も柔軟で、ターゲットマンとしては最高の選手。コレルにボールが入った途端に、周りの選手が動き出しをはじめる。ネドベドとロシツキという、素晴らしいダイナモ(単にダイナモというには失礼だが・・・)が攻撃に変化をつけていく。

アメリカも、相当に優れたチームであり、苦戦する可能性もあったが、この難敵相手に圧勝したチェコのパワーには、圧巻。優勝候補に挙げたい。(コレルの怪我がなければ。)




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韓国×トーゴ 同じアジアの仲間

失礼な言い方になるが、世界中でアンケートを取ったら、おそらく、グループリーグで最も興味のないカードの上位に挙げられるカードではないだろうか。ともかく、前回4位の韓国としては、必ず勝ち点3をとることが必要な試合である。

前半は、退屈極まりない展開。31分のトーゴのクバジャのゴールが決まったシーン以外は、全く見るべきところのない試合だった。

そんな前半だったが、後半は、見所十分の展開になる。そのポイントとなったのは、韓国がDFの金を外して、FWの安を投入したことである。3-4-3から、4-2-3-1に変更した韓国は素晴らしくバランスが良くなり、トーゴを圧倒する。後半8分には、パクの突破が相手の退場を誘って、トーゴが10人になると、さらに攻勢を仕掛ける。直後のフリーキックで、イ・チョンスが決めて追いつくと、さらに、アン・ジョンファンのミドルで逆転。トーゴは、健闘したが、経験の差で韓国に敗れた。




この試合は、アン・ジョンファンが素晴らしかった。おさまりどころがなかった前半と比べて、アンがいい位置でボールを受けて変化をつけられるので、攻撃が活性化。クラブではパッとしないが、韓国代表でのアン・ジョンファンはワールドクラスのプレーヤーへと変身する。

韓国の後半のシステム変更がうまくいった要因は、前半からトーゴが1トップであったこと(アデバヨールがトップ下だったこと)で、最終ラインが3枚いなくても十分に対応できる状況だったので最終ラインを削っても問題なかったこと、前半はCFのチョ・ジェジンがトーゴの屈強なDF2枚相手にほとんど仕事が出来なかったのに対して、アンの加入で、マークが分散して、チョ・ジェジンが効果的なプレーが出来るようになったことが挙げられる。臨機応変な見事な采配だった。

トーゴは、エースのアデバヨールが不調で、ことごとくボールを奪われて、分厚い攻撃が出来なかった。10人となり、逆転ゴールを許した後は、もう反撃の力は残っていなかった。

これで、コートジボワール、アンゴラ、ガーナ、トーゴと、アフリカ勢は4連敗となった。アフリカのチームの共通点として、センターバックの高さが尋常ではないことと、トップのスピードが抜群であることが挙げられる、ラストパスの精度を欠く場面が多いと思う。




結果だけ見ると、韓国の順当勝ちだった。同じアジアの代表として、韓国代表にも、ぜひがんばってもらいたいという気持ちは全くないけれど、とにかく、初戦で勝利したのはおめでとう。




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ポルトガル×アンゴラ 最後の黄金戦士

ユーロ2004で準優勝したものの、今大会の前評判はそれほど高くないポルトガルが、初出場のアンゴラと対戦。ポルトガルは、デコが怪我でベンチスタート。

開始早々、フィーゴの重戦車ドリブルからパウレタがゴール。立ち上がり3分にあっさりと先制し、その後はゴールラッシュかと思われたが、その後は、攻め込むものの、決定打を欠き、そのまま1対0でポルトガルが勝利した。




ボクは、今大会のポルトガルはかなりいいところまでいくと思っている。かつてのような、華麗なパスワークがないのは不満だが、守備ブロックの強さと、サイドアタッカーの充実は目を見張るものがある。

この試合では、クリスチャーノ・ロナウドとフィーゴがサイドを制圧したが、なかでも、フィーゴの活躍は驚かされた。先制点をアシストしたシーンの力強いドリブルは、久々に見たような気がする。新世代の台頭に加えて、黄金世代のフィーゴがうまくチームにミックスされると、これは、ひょっとするかもしれない。

この試合に関しては、ポルトガルは、早い時間の先制点をしっかりと守りきった形となった。ゲームをクローズさせてしまうのは、やはり、欧州のチームはうまいな、という印象をもった。日本もそれができていれば・・・。




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