サッカーコラム トータルフットボール

国内、海外のサッカー事情についてつづるウェブログでした。J1・J2、日本代表の話題が中心でした。YAHOOカテゴリー登録サイトでした。

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エクアドル戦 ジョーカー寿人

この時期の国際親善試合に大きな意味はない。そして、相手がどこだと、どんなメンバーかということもあまり関係ない。とりあえず、久しぶりに合宿をして、チームメートとコミュニケーションをとることが大切だと思う。戦術がどうだとかは、最終合宿で煮詰めればいい話で、選手個々がどれだけアピールできるかが見所である。

一番目立ったのは、三都主。レッズでの好調なプレーそのままに、素晴らしく切れのあるプレーで、再三チャンスを演出して、アシストもマークした。バリエーションがあって、精度の高いクロスは絶品で、全盛期のアレックスが戻ってきたようだ。これは、非常に頼もしいことだ。

もう一人光ったのが佐藤寿人。(彼自身にとって、)この大一番で、らしいワンタッチのゴールを決めることのできるこの集中力は、さすがというほかない。ドイツ大会では、大黒の椅子(スーパーサブ)には、佐藤寿人が座っていることだろう。そうでなくてはおかしい。

この試合では、3-5-2だったが、玉田が下がってきて、うまく中盤とトップの繋ぎ役として機能していた。このスピードと、テクニックは、大柄な選手相手には、相当に威力を発揮するだろう。柳沢なき後、スタメンの座は、ゆるぎないのものになったのではないか。

中盤で存在感を発揮したのは、福西。対人に強く、散らしも出来て、得点力もある福西のプレーは、この試合でも光っていた。後半に小野が、再三ゴール前に顔を出せるようになったのも、福西の存在が大きい。

チームとしてみると、奪ったボールをダイレクトで繋ごうという意識。これまでは、DFラインでボールを奪ったら、一度ボランチにボールを渡して、そこから展開することが多かったが、坪井 or 中澤から、トップの選手にボールを当てて展開しようという試みが見られたことは新しいチャレンジで一定の評価はしたい。ただし、フィードのミスが目立ったのも事実で、坪井と中澤では不安が残るが・・・。

小野に関しては、彼が、もっとできる選手であることはみんな知っていると思うから、厳しいことをいうと、欧州組が帰ってきたら、スタメン確保は難しいと思う。光るパスが、2度3度あって、そのパスセンスは何物にも変えがたい日本代表の武器ではあるが、福西、中田を脅かすまでのプレーは見せられなかった。スタメンは難しいとなると、サブでどうしても点を取りたいときに小野を入れて局面の打開を図るという役割が与えられることになるが、いままで、経験がないだけに未知数。代表落ちもあるかもしれない。

全体的に見ると、Jでいいパフォーマンスを見せている選手(三都主、佐藤、玉田、坪井)がこの試合でもいいパフォーマンスを見せて、Jでもいまひとつの選手(久保、小野、宮本)のパフォーマンスは、この試合でもいまひとつだったという、分かりやすい結果になった。これまでのジーコ采配は、選手の調子とか体調は一切考慮しないものだったが、さすがに、この時期にきたら、勢いだとか、調子だとかを重視して選手選考をしてほしいと思う。




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[J1] 全チームの序盤を振り返る(下)

3チーム合わせて、1勝6敗8分。苦しい戦いが続くが昇格組みから。

14位の甲府。昨シーズンの入れ替え戦を経て大きく成長したチームが、一年目のJでも存在感を発揮している。これまでの試合で、バレーはJ1でもトップクラスのストライカーであることを示していて、倉貫のアイディアとテクニックはJ1でも遜色がないこと示している。キープレーヤーの10番藤田が怪我でほとんど出場機会がない状態で、それでも立派なサッカーをしている。ピンポイントで補強した林健太郎の安定感あるパス回しも光る。資金力はないが、ヴァンフォーレの攻撃的なサッカースタイルに憧れて甲府にやってくる若手選手が、これから現れるだろうと思う。そうなると、Jリーグはもっと活性化して面白くなると思う。

15位のアピスパは予想に反して勝ち点を重ねている。前線の人材不足は深刻だが、アレックスと北斗の両サイドは、精力的にオーバーラップをしてかつ得点にも絡んでくる。特に、アレックス。これほど存在感のあるサイドバックは、Jでは誰以来だろう。

18位の京都サンガ。結果は出ていないが、攻撃的な姿勢は評価できる。横浜戦で完敗し、川崎戦でも大敗し、それでもラインを下げずに戦う事に関して、一部では批判が上がっているが、結局スタイルを変えてJ1で戦ってたとえ残留したとしても、いったい何が残るのでしょうか?甲府、福岡、京都の3チームとも、今シーズン前に目立った補強をしていないが、だからといってJ1をなめているとか、意欲がないわけではない。京都は2004年にJ1昇格を逃したあと、松井や黒部、チェ・ヨンスらを放出してスリム化と若返りを計り、その成果がでて昨シーズンのJ2優勝につながった。福岡にしても、甲府にしても同様。目先の勝敗だけにこだわっていては、将来、きっと後悔することになる。




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[J1] 全チームの序盤を振り返る(上)

1位 浦和 2位 G大阪 3位 千葉 4位 鹿島 5位 広島 6位 清水 7位 磐田 8位 横浜 9位 大宮 10位 FC東京 11位 C大阪 12位 甲府 13位 川崎 14位 新潟 15位 名古屋 16位 大分 17位 京都 18位 福岡

これは、現在のJ1の順位ではありません。開幕直前に、ボクが予想した順位です。意外といい線いっていると思いませんか?

早くも、5節を終了したJ1。各チームの戦いから感じている感想を書きなぐります。


現在、首位に立つ浦和レッズ。マスコミからは、”最強はレッズ”という声が早くも聞かれるが、まったくもって同意出来ない。レッズの試合は、G大阪戦、磐田戦、広島戦を観たけど、まだまだだなという印象しかない。確かに結果だけ見ると強そうに見えるが、内容的にはピリッとしない試合が多い。確かに守備力は、J1でもトップ。トゥーリオの成長、坪井の復調に加えて、鈴木啓太の存在が大きく、ほころびは全く見当たらない。問題は攻撃陣。これまでは、ワシントンとポンテと三都主の個の能力で、点を取りたい時間帯(=苦しい時間帯=劣勢の時間帯)に点が取れているので、結果的に楽な試合展開となっているが、スムーズな攻撃はほとんど見られない。ぶっちゃけると、ワシントン、ポンテ、小野、長谷部、鈴木の魅惑のクインテットよりも、ワシントン、永井、ポンテ、鈴木、酒井という5人の方が攻守両面でチームとして機能しそうな気がする。そんな状態はあまりにも寂しい。小野と長谷部をもっと生かしたチームを作らなければ、ビッグクラブの名が泣く。

2位の横浜マリノス。開幕前のプレシーズンから状態は良かったが、かつての強さがようやく戻ってきた。なんといってもマルケスの存在が大きい。完全優勝を成し遂げたオフに、キープレーヤーのマルキーニョスを放出して、アンジョンファンを入れるという愚行をおかしたフロントだったが、ようやくいい仕事をしたと思う。ファンタジーはないが、堅実で機能美に優れたマリノスの伝統を受け継いだ、なかなかいいチームが出来上がったと思う。問題は、久保。ボクは、もともと、この選手をあまり評価はしていないが、この布陣では、久保のゴール量産が優勝には不可欠で、復調が待たれる。

3位は、序盤の主役となった川崎フロンターレ。昨シーズンから堅守速攻には光るものがあったが、今シーズンは、さらにスケールアップを果たしている。中村と谷口の日本人のボランチコンビが中盤に君臨して、マルケス、ジュニーニョ、我那覇のトライアングルを操ってゴールを量産するスタイルは、破壊的な力を持つ。相手に引かれたときに弱さを見せており、新潟、京都、甲府、FC東京、磐田と対戦相手に恵まれた感もあり、これからが正念場となる。

9位のFC東京。一時期見られた、チームとしての上昇気流は全く見られない。結局、中途半端なサッカーに終始している。確かにいい選手が多くて見ていて面白いチームだが、今シーズンやっているサッカーからは全くときめきはない。梶山、鈴木、徳永、この3人はキャパシティのある選手だが、迷い迷いのプレーの連続で、100%発揮しているとは言いがたい。以前のFC東京は、全ての選手が120%の力を発揮していたからこそ、見ている人に感動を与え続けられたのではなかったのか?ボクは、ガーロがいい監督だとは思わない。

10位の名古屋。期待薄のチームだったが、なかなかいいサッカーをしていると思う。かつてのタレント集団も、すっかり影が薄くなってしまったが、新監督の手腕はなかなか見るべきものがあると思う。ネルシーニョ時代はブラジルの香りが感じられたが、すっかりと欧州ナイズされていて好感がもてる。(やっぱり、グランパスにはこういう欧州スタイルがあっていると思う。)エースの玉田はキレキレで、結果はなかなか出ていないが、素晴らしく躍動している。全体的に物足りなさを感じる中盤には、ぜひとも本田を起用してほしい。(左サイドバックではなくて・・・。)楽しみなチームであることに違いはない。

12位の磐田は迷走中。ここはいつも、キャンプ直後の試合はバラバラで見る影もないチーム状況でスタートして、試合を重ねるたびにチームとしての形が見えていく。伝統の3-5-2のムービングサッカーを放棄して、4人のセンターバックタイプのプレーヤーを並べて、守備的な4-5-1で試合に臨む、そんなスタイルは勝とうが負けようが到底、賛成はできない。名波、服部、鈴木は確かに功労者であるし、簡単には切ることのできない選手であることは百も承知だが、決断の時期は迫っている。このまま、新しい時代を作る若きタレントと山本昌邦をベンチに座らせておくのは得策ではない。

以下、次回に続く。




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vs リビングストン 先制アシスト リーグ制覇目前

優勝が目前に迫ったセルティックがアウェーでリビングストンの対戦した。中村俊輔は、中盤の右サイドで先発出場した。

セルティックは、ハートソンが欠場で、ダブリンが代わりに先発したが出来はいまひとつ。前線で基点になれず、11連敗中の相手に前半はノーゴール。しかし後半、いきなりセルティックが先制。左サイドからのクロスに中央の中村俊輔が、ちょこっとだけ触ってコースを変えると、裏のズラウスキーが完全にフリーから先制シュート。さらに、ダブりンが得たPKからマローニが決めて2対0。その後は、やや流し気味になるも、あぶなげなく逃げ切って次節で勝てば優勝のシチュエーションを作った。

中村俊輔のプレーはボールタッチも多く、決定的なパスも3度ほどあり、出来はまずまずだった。逆サイドのマローニとウィルソンのプレーがいまひとつだったので、余計に安定したプレーが光った。

ディフェンスの組織がしっかりしている現代サッカーでは、いかに人数をかけて攻撃に望めるかが最大のポイントである。そのためには、中盤から前の位置で、ボールをキープできてさらには決定的な仕事のできる選手が不可欠。セルティックの攻撃陣には、右の中村と左のマローニと二人のスーパーな選手がいるが、左のマローニはドリブル突破が持ち味で、マローニが左サイドでボールをもったら他の選手はできるだけドリブルのスペースを空けるようにしてゴール前に走り出して行きクロスを受ける体勢をとり、右の中村がボールをもつと、反対に周囲の選手はいい位置でボールを受けようと中村のサポートに入っていく。前で絶対にボールを取られない選手が二人いるから、セルティックの選手は躊躇することなく、攻めあがってフィニッシュに絡んでいくから、分厚い攻撃ができる。

日本代表でも同じで、中村の存在は、味方に安心感を与えて、敵には脅威を与える。冗談抜きで、中村俊輔が怪我でドイツ大会を欠場するような事態になれば、その瞬間に、日本のワールドカップは終わるだろう。逆に言うと、中村俊輔がいる限り、日本の攻撃が膠着することはないし、常に得点のにおいを醸し出すことができるだろう。

楽しみなのは、来シーズンのCL。セルティックなPSVやリヨンやガラタサライといった、いわゆる欧州レベルでは中堅クラスに分類されるチームでは、CLの舞台は、最大のステージである。すでにチームには、ボルツ、バルデ、ペトロフ、マローニ、中村、ハートソンと柱となる選手がいて、その脇を固める選手にどんな選手を持ってくるのか、編成の力が問われている。




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日本代表 エクアドル戦に向けて 

エクアドル戦の日本代表が発表された。ガンバの3人が選出されたこと意外は、まずまず順当な選考だといえる。面白みはないが、この時期になってメンバーが固まっていないよりは、よっぽどいいと思う。楢崎や宮本といった、チームで出場機会が得られていない選手の選考もこれまでのジーコの言動から想定の範囲内、この23人に海外組みを加えた35人程度から、23人に振り分けられることになるだろう。

ポジション別に見ると、MFの6人という選考人数が、このチームの中盤の人材の豊富さと充実度を示していて、不安の残るDFの人数が多いところに、ジーコの苦悩が見え隠れする。

スタメンは、メンバーを見ると、3-5-2かなという気がするが、ボクは、本番では4-4-2で行くのがいいと思っているので、この試合でも4-4-2で試合に臨んでほしい。

期待するスタメンは、川口、加地、宮本、中澤、三都主、福西、小野、長谷部、小笠原、巻、玉田。今シーズンの巻の充実振りは目を見張るものがあるので、ぜひここでチャンスを与えてほしい。




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京都×広島 未勝利対決の行方

今シーズン勝ちのない、京都と広島が対戦。結果は2対2だったが、なかなか見所の多い試合だった。

広島は、森崎兄弟、ウェズレーがスタメンから外れる苦しいメンバー構成で、日本代表の佐藤寿人が奮闘。DFラインの裏に抜け出したあと、左足を振りぬいて豪快に叩き込んだらしくない1点目と、相手DFから消えてフリーになって左足で流し込んだらしい2点目。今の勢いからは、昨シーズン序盤の、ゴールを量産していたころの大黒と同じニオイがする。

一方の京都。この試合でも勝利はならなかったが、内容は徐々に良くなっている。この試合では、アレモンが腰痛のため30分のみの出場となったが、アレモンが出場している時間帯は、押していることが多く、可能性が感じられた。アレモンとパウリーニョのコンビは、J1でもやっていけそうだ。欲を言うと、J1レベルではやや力不足の感がある、右サイドハーフの星(渡邊)と左サイドハーフの美尾の位置に、もう1ランク上の選手を入れたい。

斉藤は相変わらずイイ。ほとんどパスミスがなくて、右足でも左足でも、ショートパスでもミドルパスでも実にきわどいところにパスを通してくる。前半3分のゴールは、前に飛び出して前線と絡んで決めた、センターハーフとしては理想的なゴール。(なんで、昨年は2点しかとっていないんだろう・・。)攻撃力アップのために、スタメンからパウリーニョ、アレモン、林を同時起用する作戦もアリかなとも思うが、斉藤の能力を生かすには、今の4-2-2-2がベストと思われる。




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[J1] 休日のJリーグ

■■■鹿島×甲府■■■

Jリーグでもっとも栄光に包まれた歴史をもつ鹿島アントラーズと、J1ではこの試合が4試合目となる、ヴァンフォーレ甲府が対戦。結果だけを見ると3対1と、鹿島が順当に勝利したように見えるが、甲府が勝ち点を獲得していてもおかしくはなかった。

甲府は、10番の藤田が復帰して、ほぼベストの布陣。攻撃面では、ある程度ボールを回せて、チャンスも作った。右サイドバックの杉山のオーバーラップは、対面した新井場の攻撃力を封じて、前半は起点になっていた。

悔やまれるのは、ミスがらみの失点シーン。1点目はDFの対応ミスで、2点目と3点目は、キーパーがはじいて得点を阻止していてもおかしくはなかった。

攻撃力は、J1でも十分に通用することが示せたと思うが、課題はやはり守備面となる。鹿島の柳沢とミネイロに対する、センターバックの対応が甘く、難なくポストプレーをやられていた。試合を見ていると、昨シーズンからずっと3トップでやっているが、中盤の枚数が3人になってしまって中盤でプレッシャーが少なくなってしまうことと、右ウイングにおいている石原の攻撃に関する関与が少ないこと、左ウイングに置いている長谷川の得点力が生かすことが出来ないことを考えると、オーソドックスに4-4-2でやっていったほうが、機能するのではないかと思う。J1仕様にモデルチェンジも必要かもしれない。

鹿島は、こんなもんかな、という印象。ミネイロと柳沢の2トップは、この試合では機能していたが、タイプが似ていて、守備の強いチーム相手には、苦しいのではないかと思う。

■■■川崎×FC東京■■■

川崎は大勝の立役者のマルコンが出場停止、FC東京は4-4-2のトリプルボランチに変更して臨んだ試合。試合前には不安材料もあったが、目の離せない好ゲームとなった。

FC東京は、ササと梶山が欠場、さらにリチェーリも怪我で試合早々に退場となったが、リチェーリに代わって入った川口が躍動。ムードを変える働きで、勝ち越しゴールも決めるなど、この試合のMOMだった。

川崎は、ジュニーニョがいまひとつだったが、森と井川がサイドで奮闘した。

試合内容としては、引き分けで妥当だった。




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[野球W杯] 松坂大輔がかなえた夢

王監督の指揮のもと、松坂が投げ、イチローが打ち、そして世界一をつかむ。そんなことは、夢の中だけの出来事だと誰もが思っていた。ボクも、大会前は、WBCに関してそれほどの興味はなかった。「和田と松坂が開幕までに怪我をしないで帰ってこれればいいか」とか、「ベストメンバーじゃないし、ベスト4には入れればいいかな」くらいにしか思っていなかった。

辞退者が相次いだメンバー構成、盛り上がりに欠けるスタンド、疑問の残る大会運営、サポート体制が整わない中で始まったアジア予選で、それでも理不尽なまでに勝利を要求するファンとメディア。全てが逆風の中で戦ったWBCの日本代表チームは、全力で”ヤキュウ”の素晴らしさを示した。

サッカー界では、スター選手の海外移籍を”挑戦”もしくは”進出”と呼び、野球界では、”流出”と呼ぶ。発展途上のサッカー界と、深い歴史のある野球界とでは状況や立場がかなり違うが、これまではメジャーリーガーとなった選手は、日本のプロ野球に貢献する機会がほとんど何もなかった。NPBとMLB、その垣根を取り払う意味でも、イチローと大塚の貢献は計り知れない。メジャーに進出した選手に対して浴びせられるプロ野球OBの心ない言葉も、これからは聞かれなくなるだろう。日本プロ野球界は、今日この日、新しいステージに突入したといえる。

それにしても松坂大輔。彼の魅力は、人よりスピードボールが投げられるとか、鋭い変化球が投げられるとか、そんなことではない。チームの全てを背負って、ビッグゲームに登板して、「松坂で負けたらしょうがないや」と思わせるものを持っている。

確かに本調子ではなかった。(開幕前なので、全開でも困るけど・・・。)球数制限もあったし、いきなり先頭打者に抜けたスライダーをホームランされて、それ以後はスライダーが投げられなくなってしまった。点差があったといっても、つわものが揃った気の抜けないキューバの主軸相手。そんな中で、ストレート一本で相手をねじ伏せる迫力のピッチングを見せた。シドニー予選で、シドニー五輪で、アテネ予選で、アテネ五輪で、彼は、国際舞台を経験するたびに、大きな選手になっていく。

チームを世界一に導く投手が世界一の投手だとしたら、松坂大輔は今日、名実ともに世界一の投手となった。




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[J1] 気になる4人

3節を終えて、好スタートを切ったチームと、そうでないチームとの差が徐々に表れてきている。ここでは、気になる4選手をピックアップする。


☆☆☆家長昭博(G大阪)☆☆☆

チームでは、まさかの左サイドバックでの起用が続くが、アイディアとしては非常に面白い。もともとはトップ下の選手で、昨シーズンは左のウイングバックで起用されたが、開幕直前にサイドバックにコンバートされた。ポジショニングやディフェンスにはまだまだ改善の余地があるが、サイドアタッカーとしての将来を嘱望される家長が、サイドバックとして起用できるのなら、日本サッカーにとって大きな財産となる。興味深いチャレンジとなる。


☆☆☆小野伸二(浦和)☆☆☆

3試合を終わったが、これはちょっと重傷だなと思う。とにかく、彼らしさがほとんど出ていない。基本のポジションは1トップ下だが、ほとんどの時間で消えていて、存在感は希薄。今の状態であれば、田中達也が復帰したときに外されるのは、小野伸二となるだろう。サカダイの福田とのインタビューからも分かるように、相当に病んでいることがうかがえる。帰国後、最もらしさを発揮したのは日本代表のインド戦だが、そのときは周りに駒となれる選手が揃っていて、自然にボールが小野に集まってきたが、攻撃にタレントの揃うレッズでは、そうはいかない。ワールドカップを控えて、苦難の時期を迎えている。


☆☆☆市川大祐(清水)☆☆☆

開幕から快進撃を見せているエスパルスで、復調の兆しを見せる右サイドバック。右サイドハーフに位置する兵働が空けたスペースに、オーバーラップしていってクロスを上げるシーンが数多くあり、サイド攻撃重視の攻撃サッカーのキーマンとなっている。フィジカル的にはまだまだ万全ではなく、クロスの精度には不満が残るものの、久しぶりに充実のシーズンを過ごせそうだ。ただ、個人的には、今のエスパルスは攻撃時に右の市川にかかる比重が大きいので、藤本と兵働の位置を変えて、兵働を左サイドに張らせてもう一つ左サイドに基点を作り、藤本をフリーポジションにして自由にプレーさせた方が、攻撃力がアップするのではないかと思う。


☆☆☆斉藤大介(京都)☆☆☆

開幕から3試合を終えて一番驚かされた選手が、斉藤大介。失点が多く、ネガティブな話題が多い京都だが、チーム状況は関係なく光り輝いている。持ち過ぎることなくシンプルに繋ぐこともできるし、ここぞのスペースにやわらかいスルーパスを出すこともできるし、強烈で正確なミドルシュートも放つことのできる、中盤の万能プレーヤー。今、一番プレーしているところを見たい選手だ。




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ジェフ千葉が苦しんでいる。

ジェフ千葉がホームの福アリで、アビスパ福岡と対戦。かつては、J1残留を争った両チームも、現在のJでの立場はかなりの差がついてしまっているが、この試合では、アビスパの奮闘と、ジェフの
結果は2対2であったが、内容では、アビスパが優っていた。

ジェフは、メンバー表を見る限りストヤノフと斉藤の2バックの布陣だが、実際には、阿部が右センターバックに入る普通の3バック。ハースが怪我のため、巻の1トップ。

東欧遠征とJ開幕後の2試合の様子から、ジェフのチーム状態がそんなに良くないことは予想していたが、それにしても良くなかった。オシム・ジェフが、ホームでこれほど内容のないサッカーをするのは、初めてではないかと思えるくらい最低の出来だった。

原因は、まずは阿部の起用法にあるだろう。ボランチが本職の阿部がセンターバックに起用したのは、DFの結城や水本らに信頼感がないためだろうけど、せっかくの阿部の才能がもったいない。トップ下のクルプニと羽生は、ほとんどボールに絡めず途中交代だった。

全体的に低調だったジェフの中で、光ったのはFWの巻とMFの水野。巻はホントに年々成長を見せており、ターゲットマンとして誰かをドイツに連れて行くとしたら、巻が一番手の候補だろう。ポストプレーも正確で、ヘディングで同点のゴールを決めるなど、センターフォワードとして十分なプレーを見せた。そして、北京五輪代表候補の水野も印象的なプレーを見せた。右サイドで何度も切れのあるプレーを見せたが、素晴らしいのは、右足の精度の高さ。キャプテンの阿部を差し置いて、全ての右足でのセットプレーを蹴っていて、精度は抜群。この試合では、右のウイングバックであったが、トップ下に置いても面白いと思う。

一方の福岡は、いい試合を見せたと思う。左サイドのアレックスは、Jのサイドバックでもっとも攻撃的で、もっともエキサイティングなプレーヤーだろう。九州にゆかりのある選手を集めてチームを作っている点も好感をもてるが、早く全国区のスター選手が現われればなと思う。最後の最後で、ゴールキーパーのミスから失点を喫したが、この試合を見る限り、勝利は近いと思う。

それにしても、最近のJ2から上がってくるチームのレベルの高さには驚かされる。新潟、川崎、大宮、甲府、京都、福岡と、全てのチームが組織的で機能的なサッカーを見せており、J1でも十分にやっていけるところを見せている。J1のチームだと、下位に低迷したチームはすぐに監督を交代させて事態の収拾をはかりドツボにはまっていくが、J2だと試合数が多いことや、メディアからプレッシャーが比較的弱いことがあるから、じっくりと、監督を信頼してチーム作りを任せることができるからであろうか。




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FC東京×清水 ニュースター 俊輔2世の誕生

アウェーでFC東京と対戦した清水エスパルスは、藤本の左CKをチョ・ジェジンが頭で合わせて先制。この1点を守り切って開幕3連勝とした。

スコアは1対0だったが、内容はそれ以上の差があった。天皇杯を制して勢いに乗る清水と、試行錯誤のFC東京。チーム力の差がそのまま表れた。

清水のシステムは、4-2-3-1。素早いプレスでボールを奪うと、サイドに展開して、クロスを上げるパターン。それがチームに徹底されていて、見ていてすがすがしい限り。トップ3を目指すためには、クロスの精度とフィニッシュの精度を上げる必要があるが、現時点では、選手の個性を存分に引き出している。

新生エスパルスの象徴が、10番の藤本。中村俊輔2世の異名は伊達ではなく、ボールのもち方やトラップの仕方が中村俊輔に似ていて、中盤でボールを受けても、まずボールを取られない。枝村(杉山)と伊東のセントラル・ミッドフィールダーが、ガンガン上がってシュートシーンに絡む清水のスタイルを維持するためには、藤本のキープ力が重要なファクターとなっているが、その役目を十二分にこなしている。非凡なのは攻撃力だけでない。俊輔以上に運動量があって、守備でもチームに貢献することができる。大学サッカーのスーパースターだったそうだが、こんな選手がアマチュアに眠っているとは驚きだ。もう1ランク上の存在となるには、ぜひともドリブル突破の技術を磨いてほしい。小野伸二が浦和レッズでプレーしていて、中村俊輔がセルティックでプレーしている、その一番の理由が、自らドリブルで局面を打開できる力をもっているか否かなのだから。

素晴らしかったのは、藤本だけではない。この試合のマン・オブ・ザ・マッチは、だれがどう見ても、ボランチの伊東であった。試合途中で枝村が負傷退場しても、清水のスタイルが崩れなかったのは、伊東の頑張りにほかならない。ジーコ監督が、誰の視察に味の素スタジアムに来ていたのか分からないが、(今野?茂庭?徳永?市川?)この試合の伊東のパフォーマンスを見れば、代表に召集したくなっても不思議ではない。

一方のFC東京は、やりたいサッカーが見えてこなかった。チームを新たに作っている過程であるのは間違いないが、そのサッカーがいつ完成するのか、この監督にれだけの能力があるのか、現時点では不透明。せっかくのタレントがまったく生かされていないのは残念だ。




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[野球W杯] 韓国戦展望

昨日、WBCで韓国代表に敗れて準決勝進出が厳しい状況となった、野球の日本代表チームについての感想を書いたところ、こういうことになってしまって、朝から、とんでもないアクセス数になっています。で、書き逃げのほったらかしにはできないので、今日だけは、勝手に”ベースボールコラム トータルベースボール”に変更させていただきます。

さて、リアルタイムで試合は見れませんでしたが、今日のアメリカ対メキシコの試合を録画で途中から見ました。野球は、いいピッチャーが投げるとそうは簡単に点は取られないし、変な審判がいると、せっかくの好ゲームも、しらけた展開になってしまうものだと改めて思いました。

日韓W杯を思い起こすまでもなく、審判はそのさじ加減一つで試合の優勢をコントロールすることが可能です。今回のWBCは、自国の試合を自国の審判が判定するという、とんでもない構成であったことが大きな原因ですが、(日本であれば、地域の小学生の大会であっても、自チームの試合で、自チームの関係者が審判をすることはありえないでしょう。)金につられてとんでも判定を行ってしまうネクスト・モレノや愛国心のために理性を失ってしまうネクスト・ボブとなりうる輩はそれでも、まだ多く存在するでしょう。どの競技にかかわらず、頭の痛い問題ですね。

さて、注目の韓国戦ですが、この試合は日本野球界にとってその真価を問われる、大切な大切な一戦となるでしょう。ベストメンバーが揃わなかったにせよ、同じアジアのチーム相手に、短期間で3度続けて破れるようなことがあってはならないものです。

先発は、上原でしょう。問題はその後の継投。WBCのここまでの試合では、先発の3人はいずれも好投を見せていて不安はない。(松坂大輔クンは若干不安だけど・・・。)2番手以降のPが本来の実力を発揮できずにいることがこれまでの最大の誤算で、清水、杉内、藤川の3人は使いづらい状態。明日の韓国戦は、2番手の投手の起用と出来が勝敗のポイントでしょう。

打線は、ストッパーとなっている福留を外すのは当然ですが、その代わりには、是非、和田一浩選手を使ってほしい。体調不良があるにせよ、ここまでの和田の起用方法は、不可解この上ない。和田の怖さを、日本で一番知っているのは、王監督、あなたでしょう?(日本に帰ってきて和田が打てなかったら、あんたのせいだよ。ついでに、スンヨプなんか、星野を当てておけば、かすりもしないのにね。)

起爆剤は、3番イチロー。最もチャンスで期待のできる選手を、トップバッターにおいておくのはもったいないでしょう。東京での韓国戦でも最後の最後にイチローに打順が回ってきたように、あさっての韓国戦でも、終盤にこのスーパースターがバッターボックスに入るとき、その打席は必ず、試合のハイライトシーンとなることでしょう。

ここまでくると、もう信じるほかない。みんなで、日本代表のメンバーの底力を信じましょう。




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[野球W杯] WBCに感じる率直な思い

”悔いが残る戦い”というほかない。WBC(ワールドベースボールクラシック)の日本代表は、韓国に敗れて、準決勝進出の可能性がほとんどなくなった。

オールプロフェッショナルのスター選手を集めて挑んだ大会で、隣国の韓国に連敗というのは屈辱的なことだが、日本プロ野球界の構造はきっとこれからも変わらないだろう。シドニー五輪で韓国に敗れても、アテネ五輪でオーストラリアに敗れても何も変わらなかったように。王貞治という人物が凡庸な監督だということは、普段パシフィックリーグの試合を見ているファンにはよく知られていることだが、何の議論もなくいつの間にか、ネームバリューがあるからといって代表監督という重役を任せた野球界のトップのお偉方には、将来の野球界に対してのビジョンは何もなく、次は野村克也、その次は星野仙一とメディア受けする監督を、順番に送り込んでくるだろう。

とはいったものの、この結果を選手や監督の責任だけに押し付けるのはフェアではないだろう。代表の試合でも空席の目立つスタンド、相手の好守に(高みの気持ちから)軽々しく歓声を上げる生ぬるい空気、野球の日本代表を取り巻くサポート体制は、全てにおいて未熟だったといわざる得ない。

かといって、”野球の実力でも韓国に追い抜かれてしまった”とか、”日本の野球のレベルは思ったほど高くなかった”とかいうつもりはない。ボクは、ライオンズのファンなので、正直に言って、松坂大輔や和田一浩が試合に出場していないのなら、日本代表の試合結果よりも、ライオンズのオープン戦の試合結果の方がずっと気になる。もし、許や張やカブレラが母国の代表として試合に出場していれば、全力でサポートするし、日本代表相手の試合でも活躍してほしいと願う。

代表の試合は確かに注目度も高いし大切なものだが、それ以上に、レギュラーシーズンの方が大切だ。メジャーでもトップスターのイチロー以外の日本人メジャーリーガーが、シーズンに悪影響が出るのを恐れて出場を辞退したのは、理解できる気がする。

世界中のほとんどのサポーターは、毎週末に行われるひいきチームの試合を楽しみにして、週を過ごす(Not 代表試合)。そういう観点から言うと、今の日本代表に対して浴びせられる、”ドイツワールドカップでグループリーグ敗退に終わったら日本サッカーはおしまいだ”的な論調には、大いに疑問を感じる。

トリノ五輪のあと、メダル獲得が期待されながら、思ったような成績を残せなかった選手に対して、「バンクーバーでは是非メダルを・・・。」という声が聞かれたが、幸いにして、野球もサッカーもそんな過酷な状況ではない。大舞台(注目される試合)だけ勝手に期待して、勝手に失望するのは、もうやめにしよう。そんな見方じゃつまんない。




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北京世代のニューフェイス 豊田・谷口・枝村

今シーズンのJリーグの見所の一つは、北京五輪の代表候補選手の成長過程を見守っていくことである。おそらく、ワールドカップが終わるとすぐに、本格的な五輪代表チームの活動が始まるだろうが、今回のチームはタレント集団という呼び声が高い。そんななかで、個人的に期待をしている選手を取り上げる。

まずは、名古屋の豊田陽平。185cmの長身だが、ポストプレーだけでなく裏に抜けるスピードも兼ね備える逸材。昨シーズン、チームで20試合に出場して4得点を挙げ、今シーズンの開幕戦でも途中出場でゴールを挙げているが、開幕戦のゴールは強さと巧さを見せつけたファインゴールだった。五輪代表には、ヘラクレス所属の平山という大エースがいるが、この選手は切り札として、できればアジア予選では温存しておきたい。そうなると、平山の代わりに前線で体をはれる選手が不可欠で、今のところ、豊田が第一候補。コンスタントに、クラブでスタメン出場出来るようになれば、面白いと思う。

次は、川崎の谷口博之。梶山、本田、水野、家長と中盤にはすでにクラブで主力級の活躍をしていて、メディアに取り上げられる回数の多いスター候補選手もいるが、五輪代表チームの中盤の要は、おそらく谷口になるだろう。182cmの大柄で昨シーズン5得点を挙げているが、持ち味は当たりの強さを生かした守備力とバランス感覚で、開幕から攻撃陣が爆発している川崎を影で支える存在である。今野が、ユース代表や五輪代表で活躍を続けて、Jでトップクラスのボランチとなったように、谷口もマスコミにクローズアップされていけばいくほど、実力を伸ばしていくことになるだろう。

最後が、清水の枝村。昨シーズンの後半に、いきなりレギュラーに抜擢されて、天皇杯準優勝になった立役者のひとり。ほとんど無名の選手だったが、攻撃的なセンスは目を見張るものがあり、相棒の伊東(=非常に攻撃能力の高いボランチ)に守備を任せて、自由に上がっていってチャンスに絡む姿は頼もしい限り。現代的なセンターハーフといった感じのプレースタイルで、健太エスパルスの象徴だ。

今シーズンは、センターバックで存在感を発揮する選手の台頭を期待したい。




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日本代表 ジーコの後任監督は誰?

日本サッカー協会の川淵三郎会長は14日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会後に退任する日本代表のジーコ監督の後任について、技術委員会に人選を本格的にスタートさせるよう命じたことを明らかにした。
 川淵会長は技術委員会の田嶋幸三委員長に対し「きょう人選の準備をするよう指示を出した」と述べた。当面は技術委員会に人選を任せる方針という。会長自身は「動かなければいけないときに動く。4月後半ごろからでいい」と話した。

そろそろ、時期監督の話が出てくるころかと思っていたので、ようやくといったところだ。おそらく、日本サッカー協会としては、日本人の監督にやらせたいだろうから、これからマスコミに目ぼしい人物の名前(岡田?西野?山本?)をリークして、世間の反応をうかがってくると思うが、まだ、日本人で代表監督を任せられる人材はいないと思う。

よって、外国人監督になると思うが、こんな人になってほしいというのを挙げると、次の3点。

 ① 日本(日本人)のことをあまり知らない人。
 ② 世界の舞台で戦って、勝利した経験のある人。
 ③ 厳格な人。

といろいろ考えて、ボクの第一希望は、元アルゼンチン監督のビエルサ氏。世界でも指折りの戦術マニアで、日韓ワールドカップとアテネ五輪のアルゼンチン代表監督。ジーコとは対照的な人物を起用するのが、(刺激を与える意味でも)面白いと思う。問題は大のマスコミ嫌いなことだが、そういう人物を相手に日本のマスコミがどう対応するのか興味深い。

そのほかの候補では、アーセナルのベンゲルもいいとは思うが、やや旬を過ぎていて、ここ数年で指導者の限界を示してきているのが不安な要素。

とにかく、次期監督は重要なので、慎重に選んでほしい。




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サンガの現在と未来

Jリーグが開幕して2試合。その中で、連敗スタートとなったのは京都パープルサンガとセレッソ大阪。中でもサンガは、1対4、2対7といずれも完敗。同じ昇格組みのアビスパとヴァンフォーレが健闘しているのとは対照的だ。

今シーズンの開幕前も、”今年のサンガは厳しい戦いになるだろう”と予想していたが、思っていた以上に苦労している。昨シーズン、J2で優勝してJ1への切符を獲得したあと、このオフにサンガはほとんど新戦力の補強をしなかった。これは、金銭的な問題ではないと思う。オフに目立った補強を行わなかったチームは、一般的には「消極的なチーム」と思われてしまうが、サンガに関しては、そうではないと思う。一昨年のオフにJ1昇格に失敗した後、若返りを図り、星や加藤といったJ2で活躍していた若手を引き抜いて、戦力化に成功している。サンガには、初めてJ1に昇格したときに他チームを戦力外になったベテラン選手をかき集めてシーズンに臨んで、開幕17連敗を喫した経験がある。その過ちを繰り返さないために、J1昇格後も見据えて、昨シーズンのJ2を戦ってきた。

J1昇格クラブの選択肢は、大きく分けて、次のどちらかである。

 ① J2で戦って培ってきたものをベースに、J1でも戦う。
 ② とりあえず、J1経験者を集めてまったく違うチームで戦う。

サンガは①のパターン。将来を見据えるなら、その考え方は全く間違っていない。もし、次節も大敗するようなことがあれば、柱谷監督の解任話が出てくると思うが、それだけはなんとしても避けてほしい。柱谷監督をやめさせたところで何も問題は解決はしない。組織的な戦いができていないから失点を重ねているのではなく、個の力で及ばずに、失点を喫しているからだ。(川崎戦の2点目は、中村のスーパーミドル、3点目と4点目はジュニーニョの個人技。)

苦しい戦いが続くが、光るプレーもたくさんある。今シーズンは、我慢して若い選手を起用して試合に臨んで、勝ち点を重ねていって残留を果たす、という戦法しかないだろう。そして、見事残留を果たすことができれば、かけがえのない成果が得られるだろう。もし、今、柱谷監督を解任したとしたら、一昨シーズンと昨シーズンと合わせて1年半かけて築いてきたものが、またなくなってしまう。




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湘南×東京V ラモスのヴェルディ

湘南ベルマーレと東京ヴェルディの試合は、土曜日の午後1時からのキックオフ。2時からは、浦和レッズとジュビロ磐田の試合を見たいと思っていたので、湘南ベルマーレと東京ヴェルディの試合は、前半だけしか見れなかったが、それにしても面白い試合だったので、是非感想を書きたいと思う。

開幕戦で徳島に4対1で快勝し、ACLでも韓国チーム相手になかなかの試合を行ったというヴェルディ。ラモス監督になって、生まれ変わった新生ヴェルディの試合を見るのは初めて。一方のベルマーレは開幕戦で柏と対戦して、終了間際にファビオのゴールで追いついてドロー。ともにいいムードでの対戦となった。

試合展開は、アウェーながらヴェルディがボールを支配。新外国人選手を除いて、みんなそれなりにネームバリューのある選手で、格上感がある。

特に目立つのは、FWの平本。もともと、スピードがありガムシャラなドリブルが持ち味の選手でJ1の中でも際立つ個性をもつ選手だが、やはりJ2レベルではその能力は抜けている。対面したDFに与える恐怖心は相当のものだっただろう。フィニッシュの精度に課題のある選手だが、J2でやや余裕を持ってプレーすることで、ストライカーとして一皮抜けるかもしれない。2トップの相方のバジーリオも、平本の特徴を十分理解しており、なかなかいいコンビネーションを見せていた。

平本を中心に攻撃を仕掛けるバッチリ決まったのが、前半の32分。中盤でヴェルディの金澤からファール気味のコンタクトでボールを奪うと、カウンターアタック発動。フリーでボールをもった佐藤悠介がドリブルを開始。その佐藤から左サイドに流れたファビオに素晴らしいスルーパスが通ると、ファビオがボールコントロールからシュート。そのシュートは、GKの水原の好セーブにはじかれるが、つめていた横山が、無人のゴールに押し込んで先制した。J1でもめったにお目にかかれないような、パーフェクトな速攻だった。

この試合のヴェルディの中盤は、大橋正博、金澤慎、大野敏隆、アナイウソンの4人。いずれもテクニックある選手で、往年のヴェルディ川崎を思い起こさせるパス回しを見せ、ラモスサッカーのカラーを垣間見せたが、その中盤に対して、試合途中にベルマーレは、ニヴァウドの1ボランチで、左サイドハーフに佐藤悠介、右サイドハーフに加藤望、トップ下にアジエルというダイヤモンドに変更して対応。守備が安定するとともに、売りの両サイドバックの攻撃参加をうながす意味でも、効果的だった。

試合を支配していたヴェルディ。なかなか点は入らなかったが、シーズンを通して、大橋のセットプレーのキックの精度の高さと、大野のパスセンスは重要な武器となりそうだが、10番のアナイウソンは、たいした選手には見えなかった。特に、簡単にはたくべきシーンで無駄にボールをキープして、チームのテンポを乱していたように思う。そして、金澤もDMFを一人でこなすのは、能力的にやや、きついような気がする。守備の安定を考えると、より守備の強いボランチをおくのがチームとしてはベターではないかと思う。

後半も、終了間際に坂本の個人技から横山がゴール。(ずっと、昨シーズン、レッズに所属していた横山だと思っていた。プレースタイルとシルエットが良く似ているが、まったくの別人ですね。)試合は、ベルマーレが2対0で勝利。降格組みの柏と東京から2試合で勝ち点4ゲットしたベルマーレは、序盤の台風の目になりそう。ヴェルディも、試合の内容自体は悪くなかった。ただ、近年の昇格チームを見ていると、シーズンを通して、20ゴール程度上げる力を持つストライカーが不可欠で、バジーリオと平本一樹が、そういう存在になれるかどうかは、まだまだ未知数だ。

それにしても、前半は、攻守の切り替えも早く、両チームともいい内容のサッカーだった。残念ながら(?)レッズ×ジュビロよりも断然面白い試合だった。




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浦和×磐田 4バックのジュビロ

Jリーグ第2節のレッズ-ジュビロ戦。ジュビロは鈴木、田中、金、服部の4バック。レッズは、開幕戦と同じスタメンでスタート。ジュビロが4バックでスタートするのは、あまり記憶にない。

立ち上がりは、アウェーのジュビロがペースを握る。ほどんど攻撃には参加しなくてマイポジションを守る4バックに、中盤は両サイドハーフに西と村井というウインガーを置いていて、ワントップで広大なスペースを走り回るカレンの姿は、レアル・マドリードと対戦したときのアーセナルのような雰囲気だった。

一方のレッズは、前節のガンバ戦と同じ問題を抱えていた。小野とポンテの位置が中途半端で、中盤の鈴木と長谷部の前に広大なスペースがあり、そこをジュビロに使われて劣勢の展開になった。今週のサカダイの記事の中で、開幕戦では小野に対して、ブッフバルト監督から、「中盤でスペースを空けないようにするために、あまり動きすぎるな」という指示が出ていたようだが、それにしても・・・。

そんなレッズの中で、一人気を吐いていたのが、左サイドの三都主。対面したのが、サイドバックが不慣れな鈴木秀人だったこともあり、左サイドでボールを持ったら、常に勝負を仕掛けて、サイドを突破する。

三都主の奮闘から、徐々にレッズペースになるが、その流れを決定付けたのが、ワシントンのプレー。トラップから、左足で放ったシュートはポストに当たってゴールラインを割ってしまったが、ジュビロの4バックに与えた、脅威は相当のものだったはず。

先制点は、レッズ。長谷部のパーフェクトクロスから、トゥーリオがヘディングシュート。彼らしい、ダイナミックなゴールがネットに突き刺さって、リードを奪った。追加点は、三都主のフリーキック。前半は2対0で終了した。

後半から、ジュビロは、田中に代えて茶野を起用する(その意図は不明。)しかしながら、追加点を奪ったのはレッズのポンテ。ワシントンが頭ですらして、茶野と川口がお見合いしたのを拾ったポンテが、キーパーをかわして無人のゴールへ。終了直前に、ショートコーナーから、名波のクロスを茶野がドフリーで合わせて1点を返したが、体勢に影響はなし。3対1で、レッズが勝利した。

この試合のポイントは、非常に分かりやすかった。

1つ目は、前半25分くらいに、小野と長谷部のポジションを替えたこと。このポジションチェンジで、レッズの中盤に落ち着きが生まれた。ポンテと小野が並ぶと、前線の3人でドリブルでボールを運べるのがポンテだけなので、ポンテが相手に狙われてポンテの持ち味が消えてしまうことが多かったのだが、長谷部が前に上がったことで、相手DFが長谷部もケアする必要が出てきて、マークが分散した。1列下がった小野は、フェイエノールト培った経験を生かして、簡単にボールはたくところと、キープするところの判断が的確で、ほぼノーミスでゲームを組み立てた。やはり、この小野はこのポジションでこそ生きる。今後は、長谷部が前で、小野が後ろの布陣でいくことになるだろう。

2つ目は、ジュビロの4バックシステム。確かに前半のはじめは、スペースをつぶして、レッズの攻撃を封じており、また失点シーンもセットプレーと凡ミス絡みで、守備に関してはある程度は成功していたと思う、右サイドバックの鈴木秀人を除くと。三都主にいいようにやられていた前半途中で、(山本監督の得意の)修正を行う必要があったのではないか?鈴木秀人はスピードもあって優秀なDFであるが、ほとんど経験のないポジション(ルーキーイヤーに経験があるらしい)で起用するのは無理がある。ずっと3バックを採用していたのチームに、いきなり4バックをするというのは奇抜で面白いアイディアだったが、うまくいっていないのなら、早めに本来のシステムに戻してもよかった。

選手起用では、トップ下の名波と右アウトサイドの西の起用も、個人的には疑問に思った。1トップ下は、スピードがあって運動量が豊富な選手でないと務まらないのは良く知られていることだが、今の名波にその役割を与えるのは酷である。成岡の起用がベターだったと思う。そして、西と太田の起用法に関してはプレシーズンから一貫して西を優先しているが、今の西の状態はホントにひどい(特に守備面。あれだけ、三都主にやられているのに、西はほとんど鈴木のサポートに来ていない・・・。)素直に、太田を使えばいいのに。

試合全体を見るとレッズは及第点。良くない序盤の展開を修正して、快勝できたので、次につながる試合だったと思う。今後、問題になりそうなのは、相馬の使い方。最後に出てきて素晴らしいドリブル突破を見せた相馬を、ずっとサブで置いておくと、ゴネそうだ。

一方のジュビロは、課題山積というか、試合をするごとに課題が増えている。攻撃面では、怪我の前田遼一を待つしかないのかもしれない。




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ACL 改めて問われる存在意義

今期のACL(アジアチャンピオンズリーグ)が、ひっそりと開幕した。日本から出場するのは、ガンバ大阪(2005年J王者)と東京ヴェルディ(2005年天皇杯王者)だが、初戦は、ガンバがアウェーで全北現代と対戦して2対3で敗戦。ヴェルディもホームで蔚山現代と対戦して0対2で敗戦した。日本勢は、今年も最悪のスタートとなった。

それにしても、UEFAチャンピオンズリーグが行われていることを知っている人は多いだろうけど、ACLが行われていることを知っている人はどの程度いるのだろうか。これだけ放送網が発達した世の中となっているにもかかわらず、試合放送がないとは、いったいどうしたものだろうか。(これに関しては、独占放送権をもつテレ朝が全面的に悪いのだが。)

ACLの問題点は数多くあるが、今回は次の2つを取り上げたい。

1つ目は、Jリーグのクラブにとっては、アジアのクラブと対戦しても、得られるメリットが少ない。例えば、ガンバ大阪というクラブにとっては、全北現代や蔚山現代と対戦するより、浦和レッズやセレッソ大阪と対戦するほうが、観客も入るし、注目もされる。本家CLの最大の魅力は、普段対戦することのない夢のカードが実現することであるが、ACLには、そんな心躍るカードは浮かんでこない。この点を、どうにかしない限り、ACLの未来は果てしなく暗いだろう。

2つ目は、各国のリーグでサッカー環境が違いすぎること。Jリーグは、J1が18チームとJ2が13チーム、Kリーグは1部のみ13チーム、Cリーグは1部12チーム、2部15チームであり、各国バラバラで、移籍のルールや運営方法もまちまちで、ヨーロッパのような同じ土俵で争わない限り、不公平感はぬぐえない。(チーム数が少なければ、いい選手が1つのチームに集まって強くなるのは当たり前。)

個人的な意見としては、今のACLには苦労して勝ち抜いてとしても、たいしたメリットはないが、やっぱりJのチームには勝ち抜いてほしいという思いはある。そのためには、日本サッカー協会が全力でサポートする必要があるが、ガンバはACLの前の試合がJ開幕戦でライバルのレッズ戦で、ACLをはさんで、次の試合の対戦相手が、大阪ダービーのセレッソという過酷極まりない日程。とてもじゃないがACLで勝ってほしいというメッセージは伝わってこない。

出場資格に関しても、前年の天皇杯王者に出場権を与えるというやり方には、疑問が残る。すんなり、前年度のJ1の1位と2位のチームに出場権を与えるやり方が、みんな納得する方法だと思うので、早期に改善をしてほしいと思う。




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チェルシーとモウリーニョ

世界中が注目したバルセロナ×チェルシーの頂上決戦は、結局、トータルスコアは3対2で、バルセロナの勝利。バルセロナが準決勝に進出した。

UEFAのお偉いさんも、チェルシーサポーター以外のイングランド人も、ベンゲルも、ファーガソンも、原博美も、バルサの勝利を願っていただろうけど、ボクは、チェルシーの方が好きなので、非常に残念に思う。ということで、チェルシー側に立って振り返る。

世界でもっとも魅力的なサッカーをするチームと、世界でもっとも組織的でリアリスティックなサッカーをする(といわれている)両チームの対戦は、今年も見所が多かった。

バルサもチェルシーも、基本フォーメーションは4-3-3。(フランスワールドカップで、オランダ代表やフランス代表が採用したことがきっかけで、世界中に広がった4-2-3-1だけど、いつの間にか、古臭いシステムになってしまった。その代わりに、今のトレンドが、4-3-3システムである。)ただし、見かけ上は同じ4-3-3であっても、チェルシーが中央にCFを置いて両サイドにウイングを並べる典型的な3トップなのに対して、バルサの3トップはエトー、ロナウジーニョ、メッシという万能タイプの3人を並べた流動的な3トップである。

まったくの余談になるが、日本代表がアメリカと対戦した試合は、システム上は3-6-1であったが、これを、3-4-3だとジーコが(強引に)宣言して試合に臨んでいれば、(小野と小笠原の意識が前方に引っ張られて)二人が中途半端なポジションでうろうろすることなく、もっと攻撃的で、内容のあるサッカーが出来たと思う。かつて、横浜FCの進藤監督が4バックのときに、両サイドバックをMF登録にして攻撃的な意識をもつように仕向けたことがあったし、最近では、オシム監督も、2バック(実質4バック)を宣言している。スタートのポジションは、あってないようなもので、日本人はシステムにこだわりすぎているといわれるが、ボクは、かなり重要なものだと思う。

そして、中盤も、バルサが1ボランチに二人の攻撃的MFを置く攻勢なのに対して、チェルシーは、3人のセントラルMFを並べる、プレミア独特のスタイルが基本である。(ただし、この試合は点を与えなければ準々決勝進出進出の決まるバルサは、シャビがいないためやや守備的なダブルボランチで、逆に得点を取る必要のあるチェルシーはトップ下にグジョンセンを置く攻撃的なスタイルでしたが・・・。)

さて、試合の方は、後半33分のロナウジーニョのスーパーゴールでバルサが先制点を奪って、勝利を決定付けた。金の力に任せて選手を買いあさったアブラモビッチとモウリーニョのコンビ(悪)が、一人の天才(善)に打ち負かされるというサッカー界にとっては理想的な展開だったが、その論調には異論を唱えたい。

その理由として、

 1、チェルシーの組織的なカウンターは芸術の域にある。強過ぎるから、面白くないサッカーと決め付けるのは、危険だ。
 2、レアル・マドリードやACミラン、インテルの方が、選手をかき集めている。チェルシーは、これまで、分かりやすいワールドクラスのタレント(ジダン、フィーゴ、ロナウド等など)を獲得したことはほとんどない。
 

お金を持っているチームは、時としてネームバリューのある選手を獲得したがって、選手がチームに合うのか合わないのかも考慮もしない(ように見える)が、チェルシーが獲得する選手は、ワールドクラス一歩手前の選手が多く、納得させられる補強が多い。今シーズンの補強の目玉のエッシェンが出場できなかったのが痛かったが、来シーズンに向けて、どんな選手を補強して、どのようにチームに溶け込ませるのか、非常に興味深い。




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横浜FCはどこに行くのか・・・。

横浜FCの足達勇輔監督が電撃解任された。開幕戦で昇格組の愛媛FCに0―1で完敗したが、成績不振が原因で、開幕して1試合を終えた段階で監督が交代するのは異例中の異例で、もちろんJリーグ史上最短。解任理由について坂本寿夫副社長は「1試合だけを見ての判断ではない。昨季、今年のキャンプなども総合的に考えて、このままではJ1昇格が難しいと判断した」と語っているが、当然、こんなコメントだけでは、誰も納得しないだろう。

三浦知良、城彰二、山口素弘という、加茂JAPANを支えた3人の元日本代表選手をかかえて、ネームバリューと話題性は十分であるが、いかんせん結果がついて来ない。この現状を打破するための足達監督解任だが、開幕戦直後の三浦知良選手の「負け癖を払拭しなければ。誰かが責任を取るようにしないと、何も変わらない」という発言が、大きく影響しているというのは否定できない。

ボクは、子供のころから、カズがずっと好きだったので、あまりいいたくないが、今のカズが純粋な戦力として、横浜FCに必要だとは思えない。もともと、若いころからスピードのある選手ではなかったが、近年の体力面での衰えは目を覆うばかり。タフなJ2で、レギュラーとして試合に出続けるだけの、力が残っているとは思えない。

新監督は、アジアの大砲・高木琢也。指導者として、そんなに期待している人材ではないが、それにしても、この状況で監督に就任するのは得策でないことは、誰が見ても明らかで、ギャンブルとしか思えない。新監督が、デキル監督であるか、そうでないか(単なる飾り物なのか)を判断するには、就任して初戦の試合でカズをスタメンで起用するかどうかで、はかれると思う。スパッとカズを斬るようであれば、大いに期待できるが、その可能性はほとんどないだろう。

将来のカズ全権監督の布石という噂も上っているが、当たり前だが、横浜FCは三浦知良のものではない。横浜FCは、フリューゲルス消滅という不幸な出来事から立ち上がった、フリエサポータ-の思いがこもった特別なクラブであることを忘れないでほしい。




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週末のJリーグ  

ガンバ大阪×浦和レッズと、FC東京×大分トリニータの試合以外のゲームの感想です。

■■■柏レイソル×湘南ベルマーレ■■■

カレカが雄叫びを上げて、J1昇格を決めたあの試合からもう11年たった。あの日以来ずっと守ってきたJ1の地位を失って、再スタートとなった柏レイソルが、J2開幕戦で湘南と対戦したこの試合。

相変わらずの熱いサポーターと、素晴らしいスタジアムで、黄色のユニフォームが躍動するかと思われたが、印象に残るサッカーを見せたのは、ベルマーレだった。左利きのMFアジエル(元浦和レッズ)に、加藤望、佐藤悠介という癖のある選手が揃った中盤は、非常に魅力的で、そこに、須田と尾亦の両サイドバックが絡んでくる。この二人は、名良橋と岩本を思い起こさせる、ガンガン上がるベルマーレカラーを告ぐ存在で、かみ合えばJ1昇格争いに食い込んできそうな勢いを感じた。これからが楽しみなチームだ。

■■■横浜Fマリノス×京都サンガ■■■

マリノスのサッカーは明らかに変わった。プレシーズンの横浜FC戦でもその兆候は見られたが、やはりマルケスの加入は大きい。素晴らしいサッカーを見せて、2003年に完全優勝を果たしたが、そのときのキープレーヤーのマルキーニョス(現清水)を放出して代わりにアン・ジョンファンが入ってからは、前線と中盤を繋ぐプレーヤーがいなくなって、前後分断サッカーとなっていたが、昨シーズンとはまったく別のチームになっている。J1の順位予想をもう一度やり直すとしたら、今度はマリノスを1位にするかもしれない、それくらい隙の無いチームになったと思う。右センターバックに入って、自由にオーバーラップすることが認められている松田のプレーも楽しみだ。サンガは、ボランチの斉藤が素晴らしかった。ネームバリューはないけど、サンガはいい選手がたくさんいて、いいところまでいけそうな予感がする。




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大分×FC東京 開幕戦は快勝スタート 

ガーロ監督が就任して、注目のFC東京がホームで大分トリニータと対戦して、2006年のスタートを切った。

FC東京のシステムは、4-1-2-2-1。徳永、茂庭、増嶋、鈴木の4バックで、中盤は下がり目に伊野波、前目に今野と梶山で、フォワードはササがトップで、下がり目にリチェーリとルーカス。対するトリニータは3-5-2で高松とオズマールの2トップでスタート。

開始4分に先制したのは、FC東京で、カウンターから左サイドに流れたリチェーリが中央にグラウンダーのクロスを送ると、ササが右足アウトサイドでうまく合わせた。さらに、前半27分に、今野のスルーパスを受けたリチェリーリが、飛び出したキーパーをかわしてシュートを決めて、追加点となった。対する大分は、左サイドの根本を基点に何度か、シュートチャンスを迎えるも、決定機はほとんど無く、そのまま、2対0でFC東京が勝利した。

FC東京は、怪我のジャーンの代わりに増嶋、移籍した加地の代わりに右サイドバックに徳永、ボランチの底にルーキーの伊野波、不動の左サイドバックの金沢に代えて鈴木を起用するなどフレッシュなメンバー構成だった。

まだまだ未完成であるが、FC東京の攻撃は、なかなか見ごたえがあった。昨シーズンと大きく変わったのは、

 ① 両サイドバックの攻撃参加
 ② 中盤の構成
 ③ 下がり目のルーカス

昨シーズンのサイドバックの加地と金沢も攻撃に持ち味のある選手だが、今シーズンの徳永と鈴木はそれ以上。特に、左サイドバックにコンバートされた鈴木規郎はガーロ体勢の目玉の一つで、加地と金沢がタイミングを計って周囲に生かされながら前にスペースがあれば上がっていくのに対して、徳永と鈴木は自分で運んで、サイドを突破できるのが魅力。

中盤の構成に関しては、基本は中盤は下がり目に伊野波で、前目に今野と梶山の二人を配置しているが、非常に流動的。目立つのは、今野。行動範囲が広がってより自由に動くことが出来るので、今野の良さがさらに発揮されていて、チームの心臓。伊野波は、前評判どおり運動量も多く、堅実なつなぎで間違いなく即戦力である。期待の梶山は、この試合ではいまひとつだったが、チームにフィットして本来の実力を発揮するようになれば、恐ろしく魅力的な中盤になるだろう。

この試合でキーポイントになっていたのは、下がり目に入ったルーカス。過去2年は1トップに出場することが多かったが、もともとストライカーというよりはチャンスメーカータイプの選手なので、下がり目の位置の方が持ち味を発揮することが出来る。(決定力が無いのがねえ・・・。)昨シーズンは、シーズン途中にササが加入した後、ルーカスとの共存を図ったがうまくいかずに終わったが、この試合では、ササの持ち味も、ルーカスの持ち味もでていた。つなぎでも守備面でも貢献度が高く、この試合のMon of The Matchだった。

DFラインでは、茂庭の存在感が増していて、今シーズンは相当な活躍をするのではないかと思う。外国人枠の問題で、ササ、ルーカス、リチューリ、ジャーンの4人のうち1人ははずれることになるが、茂庭が増嶋を率いてこの試合のようなパフォーマンスを見せることが出来るのなら、ジャーンを外すという選択肢も有りかもしれない。

今日の2点がいずれもカウンターで取ったゴールだったように、チームカラーの堅守速攻のカラーはまだ色濃く残っている。これに、ガーロ監督の求める繋ぐサッカーがミックスされれば、非常に面白いサッカーとなると思う。同じようなフォーメーションで、FC東京以上にタレントを揃えながらツマンナイサッカーしか出来ないプレミアのこのチームの試合を見た後だけに、余計に新鮮に感じた。




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vs ニューカスル 途中出場も途中交代・・・

ボルトンの中田は、アウェーのニューカッスル戦ではベンチスタート。先週日曜日に、フルハム戦を戦って、中一日で日本代表の試合をこなした、疲労を考慮してのベンチスタートか。

さて、アラダイス監督としてはこの試合で中田を使うつもりは無かったと思うが、オコチャの怪我ということもあり、前半17分からの途中出場でいきなり出番が回ってきた。ポジションは、中盤の前目の位置。
押され気味の展開の中、ボルトンは中田が入ってリズムをつかむと、中田のクロスからノーランが決定機を迎えるも、シュートはポスト。

その後は、ニューカッスルの一方的な展開。34分にソラーノの直接FKで先制すると、ロスタイムにはシアラーのヘディングシュートで追加点。後半25分にも、セットプレーからアメオビのゴールで突き放す。ボルトンは、72分にデービスが押し込んで1点を返すが焼け石に水。ニューカッスルが3対1で完勝した。

一言で言うと、この試合はセンターフォワードの差に尽きる。ニューカッスルのセンターフォワードのシアラーは、前線で基点となりつつも、重要な場面では必ずシュートの打てる位置にいて、相手DFの脅威となっているが、ボルトンのセンターフォワードのデービスは、すぐに右サイドに流れてしまう癖があるので、前線でターゲットになれない。当然、プレーヤーとしてのキャパはシアラーとは比較にならないが、それでも、CFが必要な位置にいないと、チームとしてどう攻撃するのかぼやけてしまう。(デービスは、今シーズンほぼフル出場をしていて、3点だけ・・・。)サブには、世界的クラスのCFのボルゲッティ(メキシコ代表)がいるにもかかわらずデービスを優遇している理由は、デービスの強さと献身的なプレーを評価してのことだと思われるが、あまりにもひどすぎる。

この試合の中田は、前半17分に途中出場したものの、チームが大敗して敗色濃厚となった後半30分に途中交代。なんとも、不完全な試合になってしまった。モヤモヤした試合だったので、このへんで。





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G大阪×浦和 新しい黄金カード

J1開幕戦。ガンバ大阪×浦和レッズの新黄金カードでスタート。

ガンバは4バック。加地、シジクレイ、山口、家長の4バックということで宮本はベンチスタート。(「ドイツ遠征帰りで、体力だけでなく精神的にも疲れているだろう」という西野監督の配慮のようだが、逆にスタメンから外された方が、精神的にきついような気もするが、そんなことはお構いなし。あくまで今年も、シジクレイ中心のDFラインを構成するようだ。)レッズは、予想通りの3-4-2-1の布陣。ワシントンのワントップで、ポンテと小野のトップ下。

立ち上がり、いきなり先制したのは、レッズ。前半2分に、右サイドの山田の完璧なクロスから、ワシントンのヘディングシュートであっさり先制する。ガンバのDFラインのマークミスで、ワシントンはノーマークだった。

先制を許したガンバは、その後、マグノアウベス、フェルナンジーニョ、二川のトライアングルを中心に反撃。10分辺りから、レッズのプレスの位置が下がって、中盤にボールをもてるようになると、裏のラインにスルーパスが出るようになり、何度かチャンスを作るようになる。

徐々に試合を支配するようになったガンバは、後半22分、加地の移籍後初ゴールで同点に追いつく。結局、痛み分けの引き分けに終わった。

まずは、レッズ側から。Jリーグ復帰初戦となった、小野伸二だったが、いまひとつの出来だった。レッズの攻撃が、カウンター主体となったこともあり、ポンテが基点となった。小野は、フェイエノールトでもそうであったが、周りがボールを集めてくれるといいプレーができるが、ボールが集まらないとすぐに消えてしまう。この試合では、長谷部がボランチで、小野がトップ下であったが、今日の感じであれば、逆にした方がスムーズに行くと思う。

レッズの攻撃は、早い時間に先制したこともあり、カウンター主体になって、物足りない内容だった。確かにうまい選手が揃っているが、攻撃に迫力は無く、ワシントン頼みの攻撃に見えた。(ワシントンが下がってからは、得点の可能性が低くなった)選手が多く代わったので、シーズン序盤は苦戦するかもしれない。本領発揮するのは、田中達也が戻ってきて、2トップになってからかもしれない。(そうなると、4バックに変更?)

一方のガンバは、右サイドの加地が効果的で、非常に良かった。昨シーズンは左サイド主体の攻撃だったが、ワイドアタックは、今シーズンのガンバの見所のひとつ。フェルナンジーニョは精彩を欠いたが、マグノ・アウベスは今シーズン、ゴールを量産しそうな感じだ。

全体的にはホームのガンバが攻勢で、内容的には勝っていた。ACLが迫ってきているのに、先週のゼロックスは出来が良くなかったので心配していたが、予選リーグ初戦は問題なさそうだ。

さて、気になったのは、ギドの後半途中にワシントンを下げた采配と、西野監督の家長を左サイドバックで使った采配だったけど、リーグを面白くするためにも、少しくらいはそういう采配も必要かなと思う。




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日本代表 三都主論

先日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で露呈したのが、左サイドの三都主アレサンドロの守備の不安。本職は左ウイングで、清水時代に左サイドバックを経験したことはあるが、基本的には攻撃の選手。2003年のパラグアイ戦を前に、(代表限定で)サイドバックにコンバートされて、以来ずっと左サイドの先発を任されている。先日のアメリカ戦に続く不出来で、「三都主イラネ」の声が大きいが・・・。

はじめに、三都主のプレースタイルの特徴をまとめる。

三都主のストロングポイントは、

 ① 高精度のクロス(特に、アーリークロス)

三都主のクロスの精度の高さが、日本ではトップクラスであることは、疑いようも無い事実で、実際にこれまで何度となく三都主のクロスからゴールが生まれている。(印象的なのは、アジアカップのバーレーン戦のロスタイムでの中澤の同点ゴールのアシストと、2004年のイングランド戦の小野の同点ゴールのアシスト。)ドフリーになったときには平凡なクロスが上がることが多いが、相手DFを目の前にしたときに、ちょっとした相手の隙を突いてアーリークロスを上げたときに、いいクロスが入ってきてゴールにつながることが多い。

 ② フィードの正確さ(つなぎのうまさ)

ボール扱いのうまさには定評があるので、相手にプレスをかけられたときに苦しい状況でボールをもっても、なんとかマイボールで繋ぐことができる。(ただし、無理に繋ごうとして、パスミスになってピンチになることも多い。)

 ③ 突破力

サイドでボールをもったときに自ら仕掛けていって突破するプレースタイルが、最大の魅力。(最近は、滅多に見られないが・・・。)


 ④ 左足のプレースキック

左足のプレースキッカーとしては、かなり優秀な部類。中村俊輔がいないときは、キッカーを担当する。(俊輔不在のときは必要。)

 ⑤ カバーリング能力

意外と日本代表では、決定的なピンチをいくつも防いでいる。身体能力の高さと、サッカーセンスが要因?


一方、ウイークポイントは、

 ① 守備能力(守備の基本ができていない?)

相手と対峙したときに、簡単にキックフェイントに引っかかってしまうことが多々ある。また、相手をペナルティに侵入させないように相手をブロックするといった基本的なプレーができない。(印象的なのは、2003年のコンフェデのフランス戦のゴブのゴールシーン。)

 ② フィジカル(プレーの軽さ)

フィジカル面で問題を抱えるため、体を張って相手をブロックしてボールをキープしたり、DFすることができない。

 ③ 状況判断の悪さ

攻撃的なマインドを持った選手のため、仕方ない面もあるが、左サイドバックとしては、致命的なものがある。


はじめに、三都主を少し擁護すると、アメリカ戦でも、ボスニア戦でも、左サイドの三都主の位置から崩されて決定的なクロスを上げられることが目立ったが、その原因は、確かに三都主の守備能力の欠如も大きいが、それだけではない。システム上の問題でサイドの人数が、相手の2枚に対して三都主一人が対応することが多かったこともあげられる。もともと、相手のシステムの4-2-3-1はサイドに人数を多く置いて、サイドからクロスを上げて攻撃を行うことを重視した戦法である。これが、アジアレベルの相手であれば、サイドからクロスをあげられても中で跳ね返せるので問題ないのが、トップに強力な選手がいるチームと戦うときは、中で合わされると得点シーンにつながってしまうため、クロス自体をあげないようにケアする必要も出てくる。(クロスを上げないようにしなければならないという意識は、一度中で合わされた後は顕著になる。)すると、センターバック(特に中澤)が外に引っ張り出されてしまってさらに中央があいてしまうという、悪循環に陥ってしまう。それが、アメリカ戦であり、ボスニア戦の後半であった。

この対策としては、以下のような点があげられる。

 (1)3バック(5バック)にする。
 (2)中盤の構成を代えて、三都主をサポートする。
 (3)三都主を外して代わりの選手を入れる。

(1)に関しては、あまり賛成できない。3バックにすると守備が安定するのはこれまでの経緯から確かだが、結局は攻撃的なMFを一人外しているので後ろ向きの布陣になってしまう。日本の持ち味である、中盤の人数を減らして、日本らしいサッカーが出来ないようであれば、魅力は半減する。

(2)に関しては、これから再考する必要があるだろう。今のダイヤモンドの布陣では、中田英と福西がボランチだが、二人とも前に行きたがりの選手であるため、三都主をサポートするようなシーンはほとんどなかった。(あれだけ左サイドでやられていたら、もう少し気を使ってフォローにいっても良かったのではないか?)左ボランチに中田浩二を起用すると、気の利いたプレーをしてくれるかもしれないが、とにかく、いろいろ試してみる必要がある。

(3)に関しては、世界的に見ても左サイドバック(ウイング)は、最も人材難のポジションで、日本でも優秀な選手は少ない。そんな中で候補は、村井、中田浩二、三浦アツとなるが、決め手はない。DF能力に関しては、三都主より上であるが、攻撃面では物足りないところも多い。結局はジーコの考え方次第で、守備には目をつぶって三都主の攻撃力を期待して使い続けるのか、見限ってしまうのか。


最後に、個人的には、ここまできたら、三都主と心中して使い続けるのがベターなのではないかと思う。そういうサッカーでずっとジーコ監督はやってきたのだし、直前になって変更して失敗したら、やっぱり悔いが残るしね。それにしても、日本のどこかにサイドバックの逸材はいないものなのかなぁ・・・。




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世界各地で国際親善試合

国際Aマッチデーということで、世界各地で国際親善試合が行われた。注目の試合結果の感想です。(試合は見ていないので、あしからず。)

一番のビッグカードは、イタリア×ドイツ(フィレンツェ)。だけど、よもやの大差がついた。ドイツは、カーンを除くとほぼベストの布陣なのに対して、イタリアはトッティを欠いた状況。それにもかかわらず、1対4で完敗したドイツはやっぱり重症だ。ポーランド、コスタリカ、エクアドルという激甘のグループに入れざる得なかったことからは、ベッケンバウアーのクリンスマン・ドイツ代表への信頼の無さがうかがえるが、状況はさらに悪くなっている。もし、チームの心臓のバラックを失うことがあれば、グループ予選で消えても不思議ではない。

アメリカや日本であれば、自国開催のワールドカップで決勝トーナメントの初戦で敗退しても許容範囲であるが、強豪・ドイツだとそうはいかない。最低でもベスト4に進まないと、国民は納得しないだろう。2002年の悪夢がよみがえるが・・・。攻撃陣は、バラック、クローゼ、ポドルスキーといい選手が揃っているのに。

対するイタリアだが、トーニとジラルディーノとトッティのトライアングルは強烈で、優勝候補の一角といわれても不思議ではないと思うが、どうも、ボクにはイタリアが優勝する絵が浮かばない。過去何度も期待を裏切り続けているからなのか。

次は、ポルトガルとサウジアラビアの試合について。結果はポルトガルが3対0で快勝したが、やっぱり最近のポルトガルは、いいチームだと思う。DF、MF、FWと各ポジションにタレントを揃えていて、個人的には、欧州最高のチームだと思う。これまでは、攻撃陣にタレントが多く出ていたが、カルバーリョやアンドラーデの台頭で、非常にバランスが良くなった。本大会でも期待大。

アルゼンチン対クロアチアは、3対2でクロアチアが勝利。アルゼンチンは、メッシ、クレスポ、テベスの3トップに、トップ下リケルメということで、ほぼベストの布陣だが、逆転負け。やはり、今回のアルゼンチン代表は、小粒な感じが強い。当然、リケルメ、メッシ、クレスポ、テベスは世界でも指折りの選手だが、ライバルのブラジル(ロナウド、カカ、アドリアーノ、ロビーニョ、ロナウジーニョ)と比べると、1段格が落ちることは否めない。リケルメがスタメンに定着してからは、かつてのアルゼンチン代表で見せた、ショートパス主体のらしいサッカーも見せるようになったが、迫力不足の感がある。ユース世代では無敵なのに対して、残念ながら、フル代表ではなかなか成果が出ない。ドイツ大会では優勝候補ではないと思う。

最後に、オランダは、エクアドルに1対0で勝利。この試合では、ニステルローイが欠場で、メールディンク、カイト、ロベンの3トップだったようだが、本大会では、ロッベンとニステルの出来次第だと思う。逆に言うと、この二人が、超人的な活躍をしない限り、上位進出は難しいと思う。AZのメンバー中心のDFラインも、不安が残る。

ただ、この時期の親善試合はそれほど大きな意味はなく、コンディションもモチベーションも各国でまちまちであるので、結果は参考資料にしかならないと思う。一つだけ、クロアチアがアルゼンチンに勝って、慢心してくれれば、日本はやりやすいだろうなと思う。




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ボスニアヘルツェゴビナ戦 魂の同点ゴール②

やっぱり、フルメンバーが揃っての代表試合となると、いろいろと、いいたいことが多くなるので、昨日の続きで、今回はQ&A形式で。

■2対2のドローに終わったけど大丈夫?

今年最初のフルメンバーでの試合あること、国内組がJの開幕直前でコンディションが上がっていない状況であること、全員揃って練習したのが一日だけだったこと、ドイツという中立国での対戦だったが雰囲気は完全にアウェーの状態であったこと、雨(雪)でピッチのコンディションが良くなかったこと、等を考えると、内容も結果もまずまずだったと思う。ボスニアはなかなかいいチームだったし、妥当な結果といえる。大丈夫なんじゃないですか。

■4バックの中央は宮本で問題ないの?

現状では、中澤と宮本のコンビがベストだと思われる。高さと強さに欠ける宮本は、世界相手ではアキレス腱になる可能性もあるが、フィードの正確さでは、宮本以上のDFが現状いないので、攻撃の基点となりうる宮本は、日本のシュートパス主体のサッカーには不可欠だと考える。ただし、日本がリードしていて、相手がパワープレーをはじめたときに宮本では不安が残る。そういうときに、ジーコが宮本outの決断ができるかは、ポイントの一つになってくると思う。

■中盤の構成は、中村、中田、福西、小笠原で決まり?

中村と中田が別格の存在であることは、昨日の試合でも示された。この二人のレギュラーは確実。バランスのいい福西は中田との相性もよく、3番目の椅子は確保したように思える。問題は、4人目の争いで、小野、中田浩二、稲本、松井、長谷部、小笠原らが候補で、激しいバトルが続いていくだろう。

■結局、ドイツ・ワールドカップで、予選グループを突破できるの?

ボクの予想は、ブラジルの突破確率は95%で、日本とオーストラリアが50%で並んで、戦力の劣るクロアチアが5%程度と見る。でも、ドイツW杯はまだまだ先なので、そんな先のことは考えても仕方ないので、まずはJリーグを愉しみましょう。




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ボスニアヘルツェゴビナ戦 魂の同点ゴール①

今年最初のフルメンバーが揃っての代表ゲーム。会場は予選のブラジル戦を行うドイツのヴェストファーレン・シュタディオン。注目のスタメンは、中盤はコンフェデ2005と同じ中田、福西、中村、小笠原の4人。2トップは高原と久保。

相手のボスニアは、HSVのバルバレスが中心。バルバレスは、ブンデスリーガの得点王の過去があるが、近年はFWというよりはトップ下(1.5列目)でプレーする。188cmと高さはあるか、繊細なボールタッチと意外性のあるプレーが魅力の選手。プルソ(クロアチア)やビドゥカ(オーストラリア)とはまったくタイプが異なる。もしかしたら肉弾戦を挑んでくる二人よりも宮本と中澤はやりにくいかもしれない。

前半は、日本のペース。やはり、ボールを持てる選手が複数いる日本が中盤を制する。目立ったのは、中田英。コンディションは、最近のボルトンの試合を見ていて問題ないことは分かっていたが、ボルトンでプレーしているときより中田にボールが集まるので、やりやすそうだし、楽しそうにプレーしている。それにしても、ここ最近の中田のロングボールの精度の高さは、驚き。この年になって、ここまでキックの精度が上がる選手は珍しいと思う。福西とのコンビだが、引き気味なのはむしろ中田の方で、最終ラインに入って、組み立てを行うこともしばしば。これなら、小野-中田の攻撃的なダブルボランチでも問題なさそうだが。

2トップで先発の高原は、久々にいいプレーを見せた。ブンデスでも、出場機会が増えていたが、なかなか結果が出せず、また内容も良くなかったので不安視していたが、運動量もあり、ポストプレーも良かった。先制ゴールはその高原で、中村のコーナーからヘディングで叩き込んだ。

そして後半。ボスニアが、同点に追いつこうと前がかりになって攻めてくる。前半は、カウンターでしか攻撃チャンスがなかったが、サイドを基点に、センタリングのチャンスが増えてくる。同点ゴールは、後半11分のPKでのミシモヴィッチのゴール。バルバレスを倒したとして中澤のファイルを取られたが、これは完全にシミュレーション。一流の主審であれば、バルバレスにイエローカードが出されるところだが、今日のレフェリーは一流ではなかったようで、日本にとっては不運であった。

このミスジャンジを境に、試合はボスニアのペースになる。日本も、中村のフリーキックから高原のヘディングシュートであわやの場面もあったが、両サイドをワイドに使う、ボスニアの攻撃に防戦一方の時間が続いた。ジーコが、小野と稲本を投入して修正を図ろうとした後半22分に、ボスニアがフリーキックから、スパヒッチが決めて勝ち越す。

日本は、柳沢、大黒を投入して、局面打開を図るも、運動量が落ちてしまい、1対2で敗戦かと思われたが、ロスタイム、最後のプレーで中村からのクロスに、中田英が執念で押し込んで、同点ゴール。試合は、2対2の引き分けで終わった。




日本の選手で、一番良かったと思うのは、当然、中田英寿。最後のゴールがなくてもMan of the Matchは確実だった。”困ったときは、ヒデが何とかしてくれる”という、ジョホールバルから続いていた日本サッカーの神話がよみがえり、この試合は今後に大きな影響を与える一戦になりそうだ。

高原も良かった。相方の久保が、ブレーキだったのに対して、精力的な動きを見せた。これで、第1フォワードは高原で決まりかなと思う。久保は、この選手の持ち味とはいえ、良かっり悪かったりで不安定でエ-スを任せるには不安がある。

いまひとつ物足りなかったのは、中村俊輔。セルティックでは不動のレギュラーだが、ここ3試合は怪我のためスタメンを外れていて、長時間プレーしたのは、ほぼ1ヶ月ぶり。復帰戦で2アシストはさすがだが、どうもポジションが下がりすぎで、いい位置でボールを持てていなかった。もともと、ボールを持ちたがりの選手だが、もっとゲームメークはボランチの中田(小野)に任せて、チャンスメーカー&フィニッシャに徹したほうがいいと思う。

小笠原は、正直、あまり良くなかったと思う。4-2-2-2の攻撃的MFは、アントラーズでいつもやっているポジションだが、プレーの意図が不明確で、ボールを自分に集めてほしいのか、囮で使ってほしいのか。前線に飛び出したいのかはっきりしない。ジーコの信頼は厚いが、この位置には、是非、ドリブルで前を向いて仕掛けられる選手(長谷部 or 松井)を置いてほしい。そうすれば、攻撃のバリエーションが増えると思う。小笠原の守備意識の低さは論外。

ボランチ争いの福西、小野、稲本の3人だが、福西は、なかなか良かったと思う。セットプレーでの高さは貴重。小野と稲本に関しては、この試合では攻守ともいまひとつだったが、その原因は試合の流れがボスニアに傾いていた時間帯に起用されたことであり、福西とは条件が違っていたので単純には比較できないが、アピール不足だったことは否めない。

DFラインは、やや不安定。両サイドは、攻撃面では持ち味を発揮したが、守備ではやはり不満が残る。アジアレベルであれば、三都主の裏のスペースのカバーは、中澤と宮本で十分対応できるが、世界と戦うときはそうはいかずに、執拗に狙われていた。そうはいっても、三都主のフィードの正確さやアーリークロスは魅力的であり、簡単に外すこともできない。これからの調整が必要となる。

試合全体を通しての感想。国内組は、シーズン開幕の直前ということもあり、コンディションがいまひとつで、後半に攻め込まれた要因となった。J開幕間近の欧州遠征ということで、ボクがJのチームの監督ならぶちきれるところで、日程には疑問が残るが、いい相手と、いいスタジアムで戦えて非常に有意義だったように思う。

最後に、この試合を見て、次の二つのことを考えた。ボスニアとクロアニアが似たチームかというと、そんなことは分からないけど、欧州の中堅チームは高さと強さがあってサイド攻撃主体のチームが多い。そういう相手に攻め込まれる時間帯に、中澤が消されたときに、宮本一人で相手のクロスを跳ね返せるかは疑問で、松田やトゥーリオを試しておく必要があるな、という思いを強くした。もう一つ、1点を追う場面で、2トップの高原と久保に代えて、大黒と柳沢に代えたが、この交代によって、パワープレーが出来なくなって、攻撃が手詰まりになった。本戦では必ずパワープレーが必要な時間が来るが、このときに、大黒と柳沢を目掛けて、ロングボールを蹴ったところで、チャンスになるとは考えにくい。ぜひとも、平山の選考をお願いしたい。

これまでの3年間は、選手の立場に立って、(主力の)選手にやさしい選考を行ってきたジーコだが、集大成の残り期間では、鬼となってジーコファミリーでもポジションがだぶつく選手やコンディション不良の選手は、斬り捨てるという、冷徹な選考を行う必要があると思う。ワールドカップは短期間で、長丁場の予選とは違う。メンバー選考は、柔軟にお願いしたい。




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