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決定力不足の謎

■ ガーナ戦の敗因はホントに決定力不足なのか?

ガーナ戦で、日本代表が”あわやゴール”という決定的なチャンスを作ったのは、

  ・前半3分に巻がDFラインの裏に抜け出たシーン
  ・後半10分に佐藤寿人のパスを受けた山岸がシュートしたシーン

の2回だけだった。

数え切れないほどの決定機を作っていて、それでも得点を奪えずに試合に敗れたとしたら、敗因を”決定力不足”と表現してもいいが、ガーナ戦のように、決定機の数が数えるほど(2回)しかなかった試合に対して、”決定力不足”を敗因にするのは、いかがなものだろうか?

-悪い例-

スポーツニッポン(ガーナ戦の翌日の記事から)

積極的プレーも また決定力不足露呈





と思っていたら、MRKさんが、この疑問をストレートに表現していたので、そのまま引用する。

敗因を「決定力不足」で終わらせるのはやめよう。
0ー0で試合を終えることも珍しくないサッカーでは、
ほぼ全ての敗因を「決定力不足」と言うことができる。

敗因における「決定力不足」は
死因における「心不全」のようなもので、
問題となるのは結果ではなくそこに至る過程である。

敗因を「決定力不足」で片付ける人は、
なぜ自分たちが負けたのか分かろうとしないバカか、
本当の敗因を理解しつつそれを悟られたくないため、
あえてメディアの目をそらそうとするしたたか者だ。



参考元はてな版「サポティスタ」


■ 永遠の課題「決定力」

サポーターに日本代表の課題を挙げてもらうと、一番に来るのが、「決定力不足」という答えだろう。メディアもそういう論調である。確かに決定機を確実に決められるようになれば、日本代表は世界でも十分に戦えるだろう。

前述のガーナ戦も、前半3分に巻が決定機を確実に決めていれば試合の流れはずいぶんと変わっていただろうし、後半10分の山岸のシュートがネットを揺らしていたとしたら、少なくとも、引き分け以上の試合に持ち込めていたかもしれない。

ただ、それは、かなわない夢物語でしかない。

■ 決定機は全て決まるものだという錯覚

「ゴール前でキーパーをかわして無人のゴールにシュートをしたにもかかわらず、シュートが枠から外れてゴールにならなかった」というシーンがあったとしたら、それは論外だが、決定機が全てゴールに結びつくものではないということを、まずは、認識しなければならない。(シュートが枠にいかないのは、その選手個人の資質の問題になるが、相手側も得点を入れさせまいと必至で対応してくる。決定機をつかんでも、相手キーパーに好セーブをされるかもしれないし、DFにシュートブロックされるかもしれない。)




以下のデータは、J1で20節終了時の各チームの決定機の数と得点数である。

  ガンバ大阪 143回 (50点)
  川崎フロンターレ 128回 (51点)
  清水エスパルス 118回 (37点)
  横浜Fマリノス 116回 (31点)
  浦和レッズ 110回 (41点)
  大分トリニータ 97回 (34点)
  鹿島アントラーズ 95回 (34点)
  ヴァンフォーレ甲府 91回 (24点)
  アビスパ福岡 91回 (19点)
  ジェフ千葉 87回 (39点)
  京都サンガ 88回 (30点)
  アルビレックス新潟 85回 (27点)
  ジュビロ磐田 85回 (33点)
  名古屋グランパス 79回 (31点)
  サンフレッチェ広島 79回 (27点)
  FC東京 77回 (34点)
  大宮アルディージャ 65回 (26点)
  セレッソ大阪 62回 (22点)

”決定力不足”の印象とはほど遠い感じもするガンバ大阪ですら、決定機を生かしている確率は35%弱である。(実際には、ミドルシュートとか、決定機とは数えられていない場面で得点が決まることもあるので、実際のパーセンテージは、もっと低いだろう。)

拮抗した相手との対戦したとき、僅差で敗れると、必ず、「あのシュートが決まっていれば・・・」というシーンがある。したがって、試合を振り返ったとき、ほぼ全ての試合の敗因を「決定力不足」で片付けることが出来る。ただ、それは違うんじゃないの、といいたい。

■ 決定力不足を解消するには・・・

決定力不足を解消する有効な手段はない。だから、決定力不足を課題に挙げること自体がナンセンスだといえる。ただ、FWの場合は、調子がいい/悪いがあって、調子のいい選手はゴールが大きく見えるものらしいので、選手の調子を加味して、選手起用を行うのもひとつの手段ではあるが、根本的な解決にはならない。日本代表が決定力不足を解消するには、ある日突然、ロナウドのような選手が現れるのを待つしかないのが現状かもしれない。

■ 得点力不足を解消するには・・・

決定力不足と得点力不足はイコールではない。決定力不足を解消するのは難しいが、得点力不足を解消する手段はないことも無い。

 トルシエ・ジャパン

→ 決定機を多く作ることで、得点力不足を解消しようとした。

 ジーコ・ジャパン

→ シュート練習を多く行うことで、ミドルシュートへの積極性を植えつけた。

■ ”決定力不足”という言葉にごまかされるな

「決定力不足」を敗因に挙げるのはやめよう。”決定力不足”は簡単に解決する問題ではない。問題の本質が、もっと別の部分にあることを、理解しよう。

敗因を「決定力不足」で片付ける人について、MRKさんは、”なぜ自分たちが負けたのか分かろうとしないバカか、本当の敗因を理解しつつそれを悟られたくないため、あえてメディアの目をそらそうとするしたたか者だ”と述べられているが、これに加えて、”試合レポートで、決定力不足というフレーズを使うマスコミは、真剣に試合を見ようとしていない、怠け者だ”ということを付け加えたい。

補足①

「このチームは、慢性的な決定力不足だ」というような表現をするのは、ちょっとおかしいのではないかと思う。ただ、個々の選手を評価して、「この選手は決定力がある」とか、「この選手は決定力がない」と表現するのはありだと思う。

補足②

「決定力のあるストライカーが育たないのは、日本人の国民性に問題があるからだ。」という極論を言う人がいるが、これも、どうかなと思う。

補足③

難しいのは、”技術のある選手”がイコール”決定力がある選手”ではないということ。中村俊輔や小野伸二はテクニックは抜群だが、決定力があるわけではない。

補足④

日本代表だけの問題のように思われるが、フランス代表も、スペイン代表も、韓国代表も、長い間、”決定力不足”に苦しんでいる。

補足⑤

決定力のある選手・・・三浦知良、佐藤寿人、大黒将志、
決定力のない選手・・・柳沢敦、平本一樹、

この違いは、何だろうか?




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